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熊本地震


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曖昧さ回避 この項は同名の名称項があります。便宜的に冒頭で曖昧さ回避を行います。
[画像を見る] この記事にある情報は、編集当時のものであり、暫定的です。
避難情報や交通情報ライフライン情報については各自治体・各社公式HPをご覧下さい。
また、現地の地震情報天気予報についても下記チャンネル公式生放送等で確認して下さい。

熊本地震(くまもじしん)とは、熊本県を中心に九州地方で起こった地震である。

  1. 1889年(明治22年)7月28日に発生した地震マグニチュード6.3。震源地の名称から峰山地震(きんぼうざんじしん)とも。1880年に地震学会が発足してからはじめての都市部を襲った大地震であり、的な写真記録が残っているものとしては最古の地震である。
  2. 2016年平成28年4月14日より熊本県熊本地方を震として発生している地震気象庁による命名は平成28年熊本地震

本項ではに2.の平成28年熊本地震と、熊本県地方大分県西部中部を震として発生した群発地震について扱う。


概要


4月14日21時26分 前震発生。M6.5、最大震度7を観測

2016年4月14日21時26分に前震とみられる地震が発生。震源地熊本県熊本地方熊本市、益町周辺)。マグニチュード6.5、震の深さは11kmと浅く、熊本県町で震度7の非常にしい揺れを観測した。
発生当初はこの地震が本震であるとみられていた。(後述)

九州地方で震度7の揺れを観測したのは、気象庁の観測が始まって以来初めてのことである。
また、全では平成23年東北地方太平洋沖地震東日本大震災)以来の観測であり、平成7年兵庫県南部地震阪神淡路大震災)、平成16年新潟県中越地震新潟県中越大震災)と合わせて4例の観測となった。

熊本市玉名市菊池合志市熊本美里町、大津町、菊陽町、御船町、山都町、氷町、西原村で震度6弱~震度5強を観測。そのほか熊本県の各地や宮崎県の北部山沿い(椎葉村)で震度5弱の揺れを観測した。
その他の地域の震度の詳細はこちらを参照→Yahoo!地震情報[外部]

なお、九州政令指定都市で震度6以上の揺れを観測したのは、平成17年福岡県西方沖地震福岡市)以来のことである。

また、上記の地震で全一稼働している九州電力の「川内原子力発電所」を始め、同電玄海原子力発電所」、四国電力伊方原子力発電所」には異常がなかったと発表されている。

交通状況、および被害等に関する情報に関しては随時変化するため、各鉄道会社・各道路団体・消防庁公式サイトおよび報道機関Webサイトで確認お願いします。

4月16日午前1時25分 本震発生。M7.3、最大震度7を観測(2回目)

4月16日 午前1時25分ごろ、本震とみられていた地震4月14日 21時26分発生、M6.5)よりも規模が大きいマグニチュード7.3兵庫県南部地震と同規模)の地震熊本地方で発生。熊本市などで震度6強を観測。

しかし、前震において震度7を観測した益町と、震度6弱を観測した西原村においては停電によって観測不能の状態に陥っていた。4月20日気象庁が益町と西原村の震度計に残っていたデータを調べた結果、両町村では最大震度7を観測していたことが分かった。これによりでは5例の観測となり、益町は震度7を2回観測したことになった。

ちなみに、両町村における計測震度は益町が6.7西原村が6.6である。(計測震度6.5以上が震度7判定となる)
この「計測震度6.7」という数値は、東日本大震災宮城県栗原で観測された「計測震度6.67」を上回る揺れであり、内で観測された震度7の揺れの中でも最大であることが判明した。

また、震度6弱~震度5弱を観測した地域が熊本県に留まらず九州各県や四国地方にまで及んだ。一時は有明海や八代(東シナ)の沿津波注意報が発されたが、およそ1時間後に解除されている。

九州電力四国電力によると、「川内原発」、「玄海原発」、「伊方原発」についてはいずれも異常はないという。

気象庁は、「4月14日午後9時26分ごろに熊本地方で発生したM6.5の地震は前震、4月16日午前1時25分ごろに熊本地方で発生したM7.3の地震が一連の地震の本震とみられる」と発表。その理由としては、「今回の方が地震の規模が大きく、さらにM6.5の地震による余震の範囲内でM7.3の地震が起きた」ことを挙げた。

この地震について、東京大学地震研究所によると「内陸の活断層で起きる地震としては内最大級」であるという。
また、地理院が震付近の南村にあるGPS観測点を調した結果、南西(熊本市方面)に向かって方向に97センチ、動いていたことが分かった。また、熊本市北区にあるGPS観測点も東北東(合志市、南村方面)に75センチ、動いていたことが判明している。

熊本地震(本震)の後に、熊本県阿蘇地方や大分県西部・中部でも群発地震が発生

平成28年熊本地震の本震とみられるM7.3の地震が起こった後、熊本県地方大分県西部中部などを震とする地震が相次いで発生。これによって、熊本県地方大分県中部における自治体被害がより深刻なものとなった。

実は、本震が発生した約30大分県中部を震とする誘発地震M5.7)が同時発生していたことが明らかとなっている。大分県別府市・由布で最大震度6弱を観測したのはこのためである。 → 詳細はこちら[外部]

これらの地震は「別府-原地溝帯」と呼ばれる、活断層が集中する地形の沈み込み地帯で起きている。その中にある「布田川・日奈久断層帯」(熊本県熊本地方)が大規模に動いたことで、地溝帯内にある別の活断層の地震活動が活発化し、中九州地域(熊本県大分県)で群発地震を引き起こす結果となった。


地震データ



前震


発生日時 深さ 規模 最大震度 津波 発震機構
2016年
4月14日
21時26分頃 熊本県熊本地方 11km M6.5 7
熊本県:益町)
6弱
熊本県熊本市東区西区南区
玉名市西原村)
なし 横ずれ断層
22時7分頃 8km M5.8 6弱
熊本県:益町)
なし 横ずれ断層
22時38分頃 11km M5.0 5弱
熊本県
なし 横ずれ断層
2016年
4月15日
0時3分頃 熊本県熊本地方 7km M6.4 6強
熊本県
6弱
熊本県熊本市南区、氷町)
なし 横ずれ断層
1時53分頃 12km M4.8 5弱
熊本県:山都町)
なし 横ずれ断層

地震の規模にべて余震(当時は余震とみられていた)が多い状態になっており、平成16年新潟県中越地震と余震の起こり方が似ているとの見解もあった。
これら一連の地震(最大震度7を含む)が下記の地震の前震であった。

本震

平成28年熊本地震 (大分県中部の誘発地震を含む)

発生日 2016年4月16日 1時25分頃
熊本県熊本地方 / 大分県中部 (※ほぼ同時発生した誘発地震
深さ 12km
規模 マグニチュード7.3 (熊本県熊本地方) / マグニチュード5.7 (大分県中部
震度 7
熊本県:益町、西原村)
6強
熊本県熊本市中央区東区西区菊池合志市大津町、南村、嘉町)
6弱
熊本県熊本市南区北区八代市玉名市、上天草天草美里町、和町、菊陽町、御船町、山都町、氷町)
大分県別府市、由布
津波 なし (地震発生直後には津波注意報の発表あり)
種類 横ずれ断層

大分県中部の誘発地震は本震の約30後に発生。つまり中九州地域(熊本県大分県)では、ほぼ同じ時間に2度大きな揺れに見舞われていたということである。

また、本震発生直後には有明海・八代沿津波注意報が発表されたが、午前2時14分に解除された。


熊本地方を震源とする余震 (最大震度5以上)


発生日時 深さ 規模 最大震度 津波 発震機構
2016年
4月16日
1時44分頃 熊本県熊本地方 15km M5.4 5弱
熊本県熊本市西区北区玉名市
大津町)
なし 横ずれ断層
1時45分頃 11km M5.9 6弱
熊本県熊本市東区合志市、菊陽町)
なし 横ずれ断層
7時23分頃 12km M4.8 5弱
熊本県熊本市東区
なし 横ずれ断層
9時48分頃 16km M5.4 6弱
熊本県菊池
なし 横ずれ断層
16時2分頃 12km M5.4 5弱
熊本県熊本市西区、嘉町)
なし 横ずれ断層
2016年
4月19日
17時52分頃 熊本県熊本地方 10km M5.5 5強
熊本県八代市
なし 横ずれ断層
20時47分頃 11km M5.0 5弱
熊本県八代市、氷町)
なし 横ずれ断層
2016年
6月12日
22時8分頃 熊本県熊本地方 7km M4.3 5弱
熊本県八代市
なし 横ずれ断層

熊本地震の本震によって誘発したとみられる群発地震


熊本県阿蘇地方を震源とする地震 (最大震度5以上)

発生日時 深さ 規模 最大震度 津波 発震機構
2016年
4月16日
3時3分頃 熊本県地方 7km M5.9 5強
熊本県、南村)
なし 横ずれ断層
3時55分頃 11km M5.8 6強
熊本県:産山村
なし 横ずれ断層
2016年
4月18日
20時41分頃 熊本県地方 9km M5.8 5強
熊本県、産山村
大分県竹田
5弱
熊本県:南村、高町)
なし 横ずれ断層

大分県中部を震源とする地震 (最大震度5以上)


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最終更新日: 17/04/16 16:29
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