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爵位


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爵位とは、古代から中世にかけての国家や現代の君主制国家において、貴族や功労者に与えられる階級的な栄誉称号である。


概要


爵位とは、君国家において上下関係を表すとともに封土の有や立場と連動する称号でもあり、によって臣下に与えられ、基本的に血統による世襲で受け継がれる。また、広義の爵位は王爵・爵のように称号も含まれる。あくまで君国家内部の階級であるが、正式な外交関係にある外においても国家体制に関係なく格式として尊重され、爵位に応じた礼を尽くすのが外交儀礼とされる。これは多国家間の式典などでの上座下座にも関係する。

現在日本は立ではあるが、貴族制度及び爵位は第二次大戦後に憲法第14条で止されている。ヨーロッパにおいては立君主制を存続していたり共和制に移行していたりいろいろあるが、貴族制度及び爵位は存続していることが多い。ただし格式として残っているのみで、何らかの特権を受けることは少ない。

戦前日本における爵位は、上位のものから・伯・子・男の順に叙される。これは欧州における爵位に中国古来の五等爵を理矢理当てはめたものである。そのためと同じ発音の言葉が続きわかりにくくなってしまっていたり、五等のに収まりきらず和訳に重複混乱が見られる。欧州における爵位はローマ帝国地方官を発祥としておりフランク王国を経て制度的に発展してきたため大体は似通っているのだが、によって爵位がもっと細かく分かれていたり、逆に少なかったりする場合もある。例えばドイツ神聖ローマ帝国)では王・大公公爵・方伯・辺境伯・宮中伯・伯爵伯・男爵など細かく分かれていたし、ロシアでは大公公爵伯爵程度しかなかった。

また欧州ではハプスブルグオーストリア大公のみアークデューク(英:Archduke, 独:Erzherzog)という特別な爵位を使っている。

によってその爵位の地位も異なる。特にイギリスは自大陸の爵位に異なる名前をつけていることがあり、例えば自と他スコットランドも)の伯爵を Earl と Count として区別している。また、ドイツ圏の侯爵のみ辺境伯(英:Margrave, 独:Markgraf)と呼び、それを他が輸入したにいないこともある辺境伯侯爵(Marquis)と呼び、さらに自侯爵だけを Marquess と呼んで区別している。

他にもイギリスには公爵をさす言葉にプリンス英:Prince, 独:Fürst) とデューク (英:Duke, 独:Herzog) があり、他の欧州にもたいていそれに該当する言葉があるが、その地位はによって逆であったりする。プリンスイギリスフランス西欧圏では独立国家の君(俗にいう王)や王族の子孫にも使われるためデュークよりも上座だが、ドイツデンマーク中欧圏ではプリンスはデュークより下の扱いなので和訳の際には侯爵と訳されることもある。

さらに、現在イギリスにおいて産業的・文化的功労者に授与される一代限りのナイトの称号日本語では勲爵士騎士爵,勲士などと訳す)は、中世騎士階級に準じる意味を持つが、イギリス法律上、世襲可準男爵と同様に貴族として扱われない。しかし大陸では、騎士は爵位ではないものの準男爵と共に貴族として扱うのが一般的である。また、現在イギリスには一代貴族としての男爵も存在しており貴族院に参議することができる。

ちなみに爵位は買うことができる→シーランド公国

他にも枢機卿、教侯・大司教侯、選侯等の称号もあり、中国中世以降拡大・変更された爵位も存在する。また日本古来の階級位(官位)もあるが、ここでいう爵位とは違うので割愛

爵位の敬称

あくまでも英語の例。日本創作翻訳では貴族嬢については「様」や「嬢」とすることが多い。これを上の表のとおりに厳密に訳そうとすると染みがなく違和感のある表現になってしまいかねないので、待遇の差などの雰囲気だけ把握しておこう。

爵位に関する用語

主な爵位を持つ人物



爵位を持つ架空の人物



関連項目



最終更新日: 20/09/18 03:05
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