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獣耳


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獣耳(けものみみ、けもみみ)とは、萌え要素のひとつ。「ケモ耳(ケモミミ)」「動物」とも。


概要


獣耳:猫耳少女「にゃあにゃあ」 by 月夜海 月夜海(絵師)スレ#544

猫耳ウサ耳など、人キャラクターの頭頂部ないし側頭部にをつける、あるいは元の人間と換えることで動物的な可らしさや少々の野性味などをキャラクターに付加することができる。また、元となる動物イメージからキャラクターの性質を連想させる効果を持つこともある。このほか歩行時・ジャンプ時や感情の起伏などでぴこぴこ動くのも可らしさを引き立てる。モフモフしたい。

獣耳は、キャラクターの頭部から直接生えている場合(亜人、半獣人擬人化タイプ)と、コスプレアクセサリーとして装着される場合がある。よりケモノっぽさを出したり、元の動物イメージを強く出したい場合、肉球尻尾ヒゲなどがオプションとして追加されることもある。特に尻尾がついているケースは多い。逆に、尻尾のついているキャラクターにはだいたい獣耳がついている。これが更に全身の体毛や顔の造形、手足の形状などに及ぶと「獣人」「ケモノ」となり、基本的には別ジャンルとなる。

人ではないもののモチーフを人キャラクターに採り入れるという点で、擬人化とは縁が深い。動物そのものの擬人化や、名称に動物の名前を含むものの擬人化、あるいは元の形状の一部が動物に例えられるものの擬人化などでは、獣耳がデザインとして採用されることがよくみられる。

獣耳の特性として、本来これを持たないキャラクターにも容易に付加することができるというものがある。ニコニコ動画には、一般のキャラクター尻尾を書き加える手書きMADが存在するほか、二次創作イラストなどで同様に一般キャラクターに獣耳をつけたイラストも数多く見られる。


形状・位置・色


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形状は基本的に実在モチーフにしているが、なかには独自のイメージが先行して本来とは異なった形をしている獣耳もある。萌え属性としてのシンボライズ・簡素化や、人キャラクターにより染ませるために変化を遂げた獣耳は、実際の動物とはある程度分けて考えることがめられる。

基本的に、頭頂部付近か側頭部のどちらかからぴょこんと生えている。このどちらから生えているかは元となる動物にある程度左右されるが、個人の好みも含まれる。

獣耳の色・柄は大きく分けて3つのパターンがみられる。キャラクター髪の毛の色に合わせて、よりキャラクターになじませるパターン。元となる動物イメージを優先し、そちらにあわせるパターン。どちらも視してそのほかの色を選択するパターンである。1つと2つは共存することもある。2つ・3つパターンアクセサリーとしての獣耳に多い。


2つ耳・4つ耳


が4つ見えているのは生物として不自然という考えから、特に直接獣耳が生えているキャラクターにおいては、本来の人間の位置が髪の毛などで隠されている場合がある。ゆえに獣耳キャラクターではショートカットは少なく、ショートカットキャラクターでもサイド髪の毛がやや長くなっているなどすることが多い。

一方でその辺りを気にせずに「4つ」になっているキャラクターも一定数存在する。たとえば、『あそびにいくヨ!』(神野オキナ・著)には獣耳キャラクターが多数登場するが、いずれも4つになっている。

人間の有、「2つ」か「4つ」かは個人の好みに左右される。なおアクセサリーとして獣耳を付けている場合はこれはあまり問題とされない。

獣耳の歴史

獣耳というものが萌え要素として本格的に認知され、漫画アニメ・ゲームなどに頻繁に登場するようになったのはここ十数年あまりのことであり、その歴史と呼べるものはあまり長くない。ここでは、獣耳が萌え要素の重要な一画を占めるになるまでの経緯、そのバックボーンなども含めて見ていくこととする。


獣耳先史時代


日本の文化史上において確認できる限りで最初に見られる獣耳は、1827年に初演された歌舞伎五十』に登場する瓦版に、猫耳化け猫が描かれたものであるとされる。1950年代には日本映画において化け猫映画盛を極め、小具として猫耳がよく使われた。

一方、現在ウサ耳人気に大きな影を与えたと考えられるバニーガールは、1960年代のアメリカで誕生した。成人向け娯楽雑誌『PLAYBOY』との連動企画によって運営された高級クラブプレイボーイクラブ」のウェイトレス衣装として考案され、60年代のうちには日本に輸入。その後テレビ番組のアシスタントガールキャバクラなどに広まり、一種のコスプレ衣装として定着。アクセサリーとしての獣耳文化の流のひとつとなったと考えられる。


漫画・アニメ等における獣耳


獣耳の「発祥」

1963年なかよし版「リボン騎士」には猫耳少女の描写があり、日本最古の漫画での猫耳の表現をしたのは手塚治虫だと推測される。

また手塚治虫はこれ以外にも多くの漫画で獣耳の表現を使っている。(例:火の鳥、ブッキラによろしく、物語ブラック・ジャック等)

 1971年日本教育テレビ(現・テレビ朝日)系列で放映されたアメリカTVアニメドラドラ子猫チャカチャカ』(原題 "Josie and the Pussycats")は、ヒョウ柄の猫耳しっぽ舞台衣装ガールズバンド子猫チャカチャカーズ(the Pussycats)が主人公の作品である。このアニメは同名のコミック原作としており、こちらは1963年から出版されている。

アメリカSF作家コードウェイナー・スミス著のSF小説『人類補機構』シリーズの登場人物である、を元に作られた亜人間ク・メルも著名である。作中にはク・メル猫耳であるとの描写はないが、1976年に出版されたシリーズ短編作品『帰らぬク・メルバラッド』邦訳版の挿絵で猫耳キャラクターとして描かれている。

1978年から連載の始まった大島弓子綿の国星』の須和野チビ猫耳として著名である。チビ視点から見た人間模様などを描いたこの作品では擬人化された姿で描かれ、日本初の猫耳主人公漫画として知られている。

獣耳キャラクターの拡がり

1980年代にはいると、鳥山明Dr.スランプ』にて、則巻アラレおよびピー助のアクセサリーとして猫耳帽子が登場。アクセサリーとしての猫耳の認知を拡げた。また1982年に連載が開始された池野の『ときめきトゥナイト』に登場するヒロイン江藤世の母親・椎羅は女という設定であり狼耳である。

この頃から、いわゆるロリコンブームも手伝って猫耳美少女キャラクターが登場するようになる。

1989年永野あかねの『でごめん!』が登場。父親実験の失敗により融合してしまった女子高生白石やよいラブコメを描いた作品。このあたりから猫耳キャラクターが一気に増加していくことになる。翌1990年には、ゲームファイナルファンタジーIII』の職業導師装として猫耳フードが採用された。なおテレビゲームにおいてはそれ以前の1987年、『女神転生』においてネコマタという猫耳悪魔が登場している。

一方これに先立った1987年桜玉吉の『しあわせのかたち』に犬耳キャラクター本田べるのが登場。これがいわゆる「たれ犬耳」の始まりとされる。

1990年代後半にはいると、Leafアダルトゲーム』の柏木アニメ機動戦艦ナデシコ』のホシノ・ルリなど、本来は獣耳キャラクターではないもののキャラづけ・漫画表現として獣耳イメージをもつキャラクターが登場する。そして1998年ゲーマーズ情報誌『フロムゲーマーズ』に「でじこ」が登場。猫耳ブームさきがけとなる。

1990年代には『幽☆遊☆白書』の妖狐蔵馬、『コンなパニック』 の如月まい、『悠久幻想曲』の由羅などといった狐耳キャラクターも登場、猫耳以外の獣耳としての版図を広げた。また『デ・ジ・キャラット』のラ・ビ・アン・ローズうさだ)、『ギャラクシーエンジェル』のミントブラマンシュなど、ウサ耳キャラクターがその人気を獲得していったのもこの頃である。

そして2000年代、「萌え」文化の盛も手伝って、多くの作品に様々な獣耳キャラクターが登場する時代が訪れる。2006年にはメイド喫茶ブームの流れからネコミミカフェが登場するなど、コスプレアクセサリーとしての獣耳も大いに注を集め、獣耳は萌え属性として大きな位置を占めるに至っている。


主な獣耳


獣耳には、メジャーなものからマイナーなものまで様々なバリエーションがある。「キャラクター」には、作中でそういった描写(アクセサリー漫画表現など)がなされたことがあるだけというキャラクターも含む。


猫耳


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獣耳の流にして代表格。ベースの人キャラクターからコスプレアクセサリーとしての猫耳漫画表現・キャラづけとしての猫耳まで、幅広い作品で見ることができる。更にっぽさを追求する場合、尻尾肉球猫目ヒゲなどの属性が追加されることも。「猫耳」の記事も参照。

基本的にはの形をしており、ほぼ正三角形のものからやや先端がったものまで幅が見られる。アクセサリーなどの場合、よりシンボライズしたシンプルな形状になっている事も多い。特にの中にあるふさふさした毛はよく省略される(個人的には重要パーツなのだが)。

色も様々で、髪の毛の色にあわせてあるものや黒猫三毛猫など実在の毛色を連想させる色のものなどがある。

愛玩動物である由来の可らしさ、場合によってはいたずらっぽさや奔放さがキャラクターに加わり、人の毛にはないふさふさもさもさ感、感情などに合わせてぴょこぴょこ動く様などああもうたまらん。

後掲の他の獣耳のうち、特に生物的に近い虎犬耳狼耳狐耳などは形状が似ていることもあり、ぱっと見だけではこれらと区別できないことがある。このようなケースでは、尻尾などの他のパーツで判断したり、キャラクター本人の元となっている動物で判断したりすることになる。特に言及されない場合は最もメジャーなこの猫耳と捉えられることが多い。


犬耳


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同様人間染みの深い生き物であり、獣耳の中ではメジャーな方といえる。といえば「尻尾で感情を表す」というイメージもあってか尻尾と組み合わさっているケースも多い。「犬耳」の記事も参照。

形状は猫耳と同様の場合も多いが、テリアやスパニエル、ブルドッグなど独特の形のを持った品種にあわせた犬耳もある。特に猫耳差別化を図る場合、やや垂れ気味に描かれることも。具体的にはやや「大きめのサイズで側頭部寄りについているタイプ」や「そのものが前方に垂れているタイプ(たれ犬耳)」などが見られる。

犬耳猫耳とはまた違った可らしさを醸し出す。これはそのもののイメージに起因するが、猫耳が奔放なイメージを持つことがあるのに対し犬耳は従順さやさといった印に繋がることがある。


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最終更新日: 19/05/19 00:05
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