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米澤穂信


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米澤穂信(よねざわ ほのぶ)とは、日本ミステリー作家称は「よねぽ」。


概要


大学在学中に個人小説サイト汎夢殿[外部]」を開設し作品を発表(現在は当時の作品を読むことは出来ない)。北村薫の『六の宮の君』を読んでミステリー作家を志す。

大学卒業後、2001年に『氷菓』で第5回角川学園小説大賞のミステリーホラー部門奨励賞を受賞。当時、ミステリ人気に便乗して角川スニーカー文庫が展開した「スニーカーミステリ楽部」の第1弾として刊行され、デビューを果たす。

が、ライトノベルと児童文学小説を取り違えているとしか思えない初版本の装丁のせいもあってか、「地味ながら良作」という評価は受けたものの売り上げは芳しくなかった。続いて刊行された〈古典部〉シリーズの続編『愚者のエンドロール』では高野の表イラストがついてようやくライトノベルらしくなったが、売れ行きは伸びず、スニーカーからは本が出せなくなる。

しかし捨てる神あれば拾う神あり笠井潔の推薦を受け、東京創元社に拾われて2004年に『さよなら妖精』を刊行。これが「このミステリーがすごい!」で20位にランクインし、青春ミステリの書き手として注を浴びる。このことで一度は打ち切りになった〈古典部〉シリーズも、2005年に単行本として『クドリャフカの順番』が刊行され復活を果たした。

以降、〈古典部〉シリーズ〈小市民〉シリーズなど「日常の謎」系の青春ミステリを中心に作品を発表し、「このミス」でも毎作品のように上位にランクインするなど、人気作家として活躍している。

2010年には『インシテミル』が映画化され映画の出来はさておき文庫版がベストセラーに。
2011年、『折れた竜骨』で第64日本推理作家協会賞を受賞。本格ミステリ大賞山本周五郎賞にもノミネートされたが惜しくも落選した(本格ミステリ大賞では受賞作に2票差の次点だった)。
2012年には〈古典部〉シリーズが『氷菓』のタイトル京都アニメーションからアニメ化
2014年、『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞、第151直木賞補。
さらに『満願』は、早川書房ミステリ読みたい!』、文藝春秋週刊文春ミステリーベスト10』、宝島社このミステリーがすごい!』の年末ミステリーランキングにおいて1位に選ばれ、三冠を制覇。史上初の快挙を達成した。
2015年王とサーカス』でまたもや上記ランキング3つを制覇。二年連続の三冠を達成するというという前人未到の大快挙を果たす。

ファンの間では料理好きとしても知られており、ブログに載せたジャージャー麺がおいしそうでしたと言われた際に「あんなものは基礎です」と答えるお茶な一面も。

また、苦い結末を迎える著作が多いのに対し、取材の記者イベントで会ったファンからは非常に上品なしゃべり方で優しそうな人物だと評されることも多い。

ゲーマーとしても知られており、作品にもゲーム由来の人名やシューティングゲームネタにしたSSを書いたりもしている。特に、タクティクスオウガの大ファンであり同じくミステリ作家宮部みゆきと共に、開発者である松野泰己氏と対談をしている。

コーヒーイブプロフェンを用しており、Twitterではもっぱらそれらのネタが多い。

2014年結婚ニュースが流れたが、本人からの言及はなかった。
しかし、2015年インタビュー記事でさらりと妻の存在に触れており公式結婚明らかになった。
(とはいえ、2014年の時点で某氏がツイートで「あらためておめでとうございます」と発言していたためほとんど周知の事実となってはいたのだが)

時期は未定だが文芸から悪女を題材にした長編の刊行を予定している。


作品リスト


  1. 〈古典部〉シリーズ
    1. 氷菓2001年角川スニーカー文庫2006年角川文庫
    2. 愚者のエンドロール (2002年角川スニーカー文庫2007年角川文庫
    3. クドリャフカの順番 (2005年角川書店2008年角川文庫
    4. 遠まわりする雛2007年角川書店2010年角川文庫
    5. ふたりの距離の概算 (2010年角川書店2012年角川文庫
    6. いまさらといわれても (2016年KADOKAWA2019年角川文庫
       
  2. さよなら妖精2004年東京創元社2006年、創元推理文庫2016年東京創元社
     
  3. 〈ベルーフ〉シリーズ
    1. 王とサーカス2015年東京創元社2018年、創元推理文庫)
    2. 真実の10メートル手前2015年東京創元社2018年、創元推理文庫)
       
  4. 〈小市民〉シリーズ
    1. 期限定いちごタルト事件 (2004年、創元推理文庫)
    2. 期限定トロピカルパフェ事件 (2006年、創元推理文庫)
    3. 期限定きんとん事件 (2009年、創元推理文庫[上下巻])
       
  5. 〈S&R〉シリーズ
    1. はどこだ (2005年東京創元社2008年、創元推理文庫)
     
  6. ボトルネック (2006年新潮社2009年、新潮文庫)
     
  7. インシテミル2007年文藝春秋2010年、文文庫)
     
  8. たちの祝宴 (2008年新潮社2011年、新潮文庫)
     
  9. 追想五断章 (2009年集英社2012年集英社文庫)
     
  10. 折れた竜骨2010年東京創元社2013年、創元推理文庫[上下巻])
     
  11. リカーシブル2013年新潮社2015年、新潮文庫)
     
  12. 満願 (2014年新潮社2017年、新潮文庫)
     
  13. 本と鍵の季節 (2018年集英社)  

単行本未収録


  1. 〈古典部〉シリーズ
    1. 虎と、あるいは折木奉太郎殺人ムック『米澤穂信と古典部』収録
       
  2. 〈小市民〉シリーズ
    1. 巴里マカロン (「ミステリーズ!」Vol.80
    2. 紐育チーズケーキ (「ミステリーズ!」Vol.86)
    3. 伯林あげぱんの【試食編】【実食編】 (「ミステリーズ!」Vol.92-93
       
  3. 〈甦り課〉シリーズ
    1. 長い (「オールスイリ」2010年11月
    2. い網 (「オール物」2013年11月号)
    3. 重い本 (「オール物」2015年11月号)
    4. (「オール物」2019年6月号)
        
  4. 11人のサト (「まんたんブロード23号~34号連載)
    1. 左利きのLady
    2. 脊髄少女
    3. それが非常識
    4. 爆弾
    5. Back-up you
    6. Blue sky as if drawn picture
    7. 供犠
    8. ロボファ記念館
    9. 予言者(前編)
    10. 予言者(後編)
    11. Red sky as if drawn picture
    12. 11人のサト
       
  5. 館への招待状(インシテミルフリーペーパーに掲載された編)
    1. 殴殺
    2. 刺殺
    3. 撃殺

    4.  
  6. Do you love me? (『ミステリーズ!extraミステリ・フロンティア》特集』2004年
     
  7. 音楽がなければ生きられない (「讀賣新聞夕刊」2007年11月10日
     
  8. 川越にやってください (「ミステリマガジン2008年1月号)
     
  9. 青田買い (「ビッグイシュー日本版」2009年1月15日号)
     
  10. リカーシブル――リブート (『Story Seller Vol.2』2009年4月
     
  11. 辺里探訪 (「小説新潮」2011年1月号)
     
  12. 茄子のよう (「オール物」2011年7月号)
     
  13. 怪盗Xからの挑戦状 (小学館文庫『探偵Xからの挑戦状!3』収録)
     
  14. 山縁起 (「別文藝春秋2012年7月号)
     
  15. ほたるいかの思い出 (「小説新潮」2014年7月号)
     
  16. 竹の子 (「GRANTA JAPAN with 早稲田文学 03」2016年2月

  17. (「ユリイカ2016年7月号)

  18. 千年紀の (「たべるのがおそい Vol.5」2018年4月

  19. 安寿と子王ファーストツアー (「ミステリーズ!」Vol.89

  20. 白木 (「STORY BOX」2018年6月号)

  21. 守株 (「小説新潮」2018年7月号)

  22. 籠 (「文芸カドカワ2019年2-3月号)

書店員米沢穂積シリーズ



作品別「このミス」順位(20位内ランクイン)



映像化・メディアミックス化



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最終更新日: 19/07/21 17:50
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