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精神医学は大変だとは、精神医学の大変さを端的に語った言葉である。
「アニメで分かる心療内科」第9話「フェティシズムの治療法は?」にて登場。
下着フェティシズムの人こと下木笛一氏[外部]も精神医学の範疇であるという説明から出てきた。
あすなが真っ白になることから分かるように本当に大変である。
作中でよく出てくる「DSM-Ⅳ」のDSMとは「Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」。日本語で言うと「精神障害の診断と統計マニュアル」となる。アメリカ精神医学会が定期的に発表している。
Ⅳとついているように数年に一度改訂が入る。Ⅳは1994年刊行。現在は2013年発行の5が最新である(5からはアラビア数字に変更となったので誤字ではない)。
なおWHOが発表している「ICD( 国際疾病分類)」にもフェティシズムは掲載されており、以前から医学界ではよく研究される分野のようだ。
精神医学と聞くと難しいことをしているように思えるが、実はこうした身近な分野も含まれている。同作を視聴されている方々はよくおわかりだろう。一方で精神という見えにくい部分を取り扱う事も多く、診断をすることが難しいことも多い(鬱や発達障害を考えればよく分かることだろう)。
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