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自由惑星同盟国歌とは、「銀河英雄伝説」に登場する楽曲である。
「自由の旗、自由の民」が曲名であるが、単に「自由惑星同盟国歌」という方が通りが良いようだ。
文字通り、自由惑星同盟の国歌である。専制政治を敷くゴールデンバウム王朝への抵抗歌。
「勇壮な高揚感にあふれた音楽」とされ、アスターテ会戦戦没者慰霊祭で吹奏・合唱されている。
国歌である以上当然のことながら同盟では人口に膾炙した歌であり、トリューニヒト国防委員長が咄嗟に国歌の吹奏を指示した時にも「統一されたゆたかな旋律」によって歌われた。
また、「グエン・キム・ホア広場事件」でも群衆の中で自然発生的に合唱され、熱狂を高める効果をもたらしている。
▲「友よ、いつの日か、圧政者を打倒し
解放された惑星の上に
自由の旗を樹(た)てよう
吾ら、現在(いま)を戦う、輝く未来のために
吾ら、今日を戦う、実りある明日のために
友よ、謳おう、自由の魂を
友よ、示そう、自由の魂を」
石黒監督版OVAではオリジナルに制作され、曲名は原作からやや変更された「自由の旗、自由の民、レボリューション・オブ・ザ・ハート」ともJASRACでは作品コード 056-3248-0 同盟軍国歌 として登録されている。。帝国軍楽曲「ワルキューレは汝の勇気を愛せり」も作曲した風戸慎介が作曲・編曲を担当した。作詞は第1期、第2期のOPを歌唱した秋吉みちる。
原作に記述されている歌詞と方向性こそ近しいものの、英語をモデルとする自由惑星同盟公用語にあわせた完全英語のオリジナル歌詞となっている。基本的に合唱曲であり、アニメ第一期製作前に行われた九段会館でのイベントにおいて録音されたファン一同の歌唱を使用している。ちなみに「ジーク・カイザー」、「イゼルローン共和政府万歳」などといった掛け声も同様の形(ただし前者は男性のみ)で録音された。
作品内では原作同様の戦没者慰霊祭の他、その直後にジェシカ・エドワーズを包囲した憂国騎士団員がハミングしているのが印象的。このシーンは作中でも屈指の「嫌なシーン」であろう。一方、第86話「八月の新政府」の終盤、イゼルローン共和政府の樹立宣言直後にオリビエ・ポプラン(古川登志夫)とユリアン・ミンツ(佐々木望)の歌唱から同盟国歌の合唱が始まるシーンは、反対に作中屈指の名シーンであるといえる。
いずれにせよ、同盟側・民主共和政体側のテーマソングとして極めて印象的に使用されている。また、歌唱のないインストゥルメンタル版は劇伴としても少なからず使用されている。
▲現在の所、明確な形では存在しない。
あくまで劇伴として井上泰久による「自由惑星同盟」があり、同盟側のシーンでかなり頻繁に使われている。アスターテ会戦後の戦没者慰霊祭でも使われており、歌唱もあるようなのだが、かなりぼかされた斉唱で石黒監督版OVAのようにはっきり聞き取ることはできず、詳細は不明。
しかもアンドリュー・フォークが転換性ヒステリーの発作でぶっ倒れるシーンでも流れる。本当になんでだ。
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