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著作権フリー


ヨミ: チョサクケンフリー
掲示板をミル!
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著作権フリーとは、混種である。日本語で「copyright」を意味する“著作権”と、英語で「自由」「無料」を意味する"free"からなる。

「この作品は著作権フリーです」という言葉は、以下のように複数の意味で使われる。

  1. 作品に関わる著作権の保護期間が満了している→著作権切れパブリックドメインの作品
  2. 作品に関わる著作権が破棄されている→パブリックドメインの作品
  3. 法律によって著作権保護の対とならない(日本公文書の一部など)
  4. 著作者が、著作権を保有したまま、利用者に一定の範囲で利用許諾を出している

1番~3番の意味で使われることは少なく、4番の意味で使われることがどである。本項ではに4番について説明する。


概要


作者が「この作品は著作権フリーです」と宣言した場合、それは「この作品を自由に利用していいよ」という意味である。

そこで「自由に利用する」とは具体的にどういうことなのか、というと……それが作品によって全然違ったりする。


各作品の利用条件の差


「著作権フリー」が宣言されていても、利用に際して条件が付く場合がある。以下に例を挙げる。

なお、このような条件が付くということは、作者著作権を行使しているということに他ならない(つまり、著作権消失しているパブリックドメインの状態とは異なる)。

また、「作者名を明記すること」が利用条件として書かれていることも多いが、氏名表示権(著作者人格権)は著作権とは別に保護される権利なので、たとえ作者本人が「作者名は書かなくていいよ」と言っていても、利用者は作者の名前を明記しておくほうが難である。


各作品の許諾範囲の差


「著作権フリー」と宣言されていても、利用に際して許諾範囲が制限されている場合がある。以下に例を挙げる。

これらの意味は曖昧なこともあるので注意が必要である。たとえば商用利用が制限されている場合、「チャリティイベントで使うのはよいのか?」「広告収入があるニコニコ動画で使うのはよいのか?」などの疑問が沸くかもしれない。そういうときは自分で判断するのではなく、作者に問い合わせて確認するほうがよい。

なお、このような制限が付いている「著作権フリー」の"フリー"は、フリーコンテントやフリーソフトウェアなどで言う"フリー"とは異なる(フリーコンテントやフリーソフトウェアの「フリー」は、利用に際して条件を付けることは可だが再配布や変を制限してはいけない、というもの)。


できるだけ確認する


上で説明したような利用条件や許諾範囲などが規約に書かれていることもあるが、作者が「この作品は著作権フリーです」の一言だけで説明していて、条件や制限などが書かれていないことも多い。

そういうとき、「利用条件も利用制限もないんだな、パブリックドメインとして好き勝手に使おう」と先走った判断をすると、後から作者に「利用後に一言お礼を言うのは常識でしょ」とか「エロサイトでの利用はダメです」とか文句を言われる可性もある(実際に事例もいくつかある)。よって、利用条件や利用制限が明記されていない場合、利用者は作者著作権を侵しないために、事前作者本人に「利用条件」や「許諾範囲」などを確認する必要がある。


問題点とその解決


上述のように、「著作権フリー」と一口に言っても、そこには色々な利用条件や許諾範囲の制限が付いたり、または付かなかったりする。そして、どんな条件や制限が付くのかは作者によってバラバラである。

つまり、"「著作権フリー」という言葉の意味が人によって全然違う"……これが「著作権フリー」の最大の問題点である。

この問題の解決策の一つとして、作者が既存の汎用的なライセンス(利用許諾書)から好きなものを選び、自分の作品にそのライセンスを適用する、という方法がある。近年ではこのような例も増えてきている。

ライセンスの例:GNU GPLクリエイティブ・コモンズライセンスニコニ・コモンズの利用許諾など)

既存のライセンスを流用することで、作者には「1から利用規約を書く手間がける」というメリットが、利用者には「利用条件や許諾範囲が明確になり、著作権の恐れが少なくなる」というメリットが生まれる。


関連項目



外部リンク



最終更新日: 19/02/03 05:59
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