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融合召喚


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融合召喚とは、遊戯王OCGにおける召喚方法の一つである。


概要


元々原作遊戯王」でも登場した召喚方法であり、その名の通り「融合魔法カードによってモンスター融合させる。
ルール上は全て「融合」という呼称で統一されているが、カードモチーフとしては、純モンスター同士が融合した「有翼幻獣キマイラ」や「青眼の究極竜」、機械ロボット合体である「サイバー・エンド・ドラゴン」、戦士が乗る「ドラゴンに乗るワイバーン」や「究極竜騎士」など、さまざまなバリエーションがある。

また、「融合カードに依らない特殊融合として「XYZドラゴンキャノン」などが存在する。


原作とのルールの差異


元々の遊戯王現実カードより漫画が先行しているため、ルールには大きな差異がある。
漫画では、融合召喚されたモンスターは、ソリッドビジョン上で1体として扱われるだけであり、デュエルディスクには元々の融合素材がそのままセットされていた(原作の流れを受け継ぐRでも同様)。そのため、フィールド上のカードカウントする場合は素材のままで数えるし、素材フィールドが埋まってしまうとほかのカードが出せない。そのため、これはデメリットとして働くことが多い。

また、バトルティ編(及びそのルールを受け継いだアニメ乃亜編」)では融合召喚されたモンスターはそのターンに攻撃できないという制約があり正確には融合召喚に限らず特殊召喚されたモンスター全般が同様の攻撃制限を受ける(遊闘236)。しかし、融合モンスター以外には「速攻」のようなカードは存在しないため、この制限を回避できるのは速攻の備わった「ラーの翼神竜」などごく一部のモンスターに限られる(はずなのだが、このルール自体が視されている場面もある)、これを視するための「速攻」という魔法カードまで存在した(Rも同様)。

さらには属性と闇属性融合による属性反発作用で「青眼の究極竜」を弱体化させるなど、OCGではありえないプレイングもあった(上記のように原作における融合召喚はソリッドビジョン上でのみの取り扱いであるため、OCGとは異なりその場で新たな融合を行えるのだと思われる)。

アニメDMでは時期によってルールの扱いが異なるが、GX以降は漫画版も含めて全てOCGに準拠したルールとなった。


OCGにおいて


基本的には、魔法カード融合」によって、決められたモンスターを手札やフィールドから墓地へ送り、融合デッキエクストラデッキ)から融合モンスターを呼び出すという手順で行われる。

しかし、実情としては「融合」以外の融合召喚を行うカードによる融合召喚のほうが実用される場面は多く一応、「融合」専門のサポートもあるので、使いがないわけではない墓地デッキ、相手フィールドなど様々な場所のカード融合素材にできるカード、果ては融合素材すらないのに融合召喚するカードも存在する。
また、融合モンスターではあるが融合素材定がなく、融合召喚ではない独自の召喚方法をもつカードもあり、融合モンスターが、ほかの区分には入らない特殊なモンスターの受け皿として機している面もある。


歴史



第1期-登場(1999年~2000年3月)


そもそもの「融合」が登場したのは1999年3月18日発売の「STARTER BOX」であり、融合召喚の歴史はここから始まっている。また、特殊召喚の歴史として見ても、このカードが初めての特殊召喚を行うカード(有名な「死者蘇生」の登場は同年3月27日発売の「Vol.2」)。
このころの「融合」のテキストは「決められたモンスター2体以上を融合させる。」であり、「融合」による特殊召喚はテキストに詳細を書く個別のルールではなく、ゲームとしての基本ルールとみなされていたのだろう最初の「公式ルール」ではフィールドからし融合できなかったものが、「エキスパートルール」において、テキスト変更なしで手札からも融合とされた。「融合」とはあくまで「融合召喚する」カードであって、それがどういうものかはカード効果をえた基本ルールであったと言える。さすがに第3期でこのテキストは大きく訂(エラッタ)される。

以降、融合モンスターは数だけは増えていくのだが、肝心のステータスが何の苦労もなく出せる下級モンスターとほとんど変わらないか少し毛が生えた程度という体たらくであり、効果もなかった(効果モンスター自体が、5月27日の「Vol.3」で初登場、効果を持つ融合モンスターとなると、テキスト欄の都合もあるのか第2期まで待たねばならない)。
さらに、最初期の「公式ルール」では生け贄召喚アドバンス召喚)の概念が存在せず、「青眼の白龍」もノーコストで手札から出せたため、とにかく「青眼の白龍」を出して、魔法モンスターを除去して攻撃すればいいというかなり単調なデュエルでありただし、これは「決闘者の王編」までの原作ルール再現した結果であり、一概にOCGスタッフ責任とは言えない、そのような状況では融合召喚の活躍は難しかったのだろう。
一応「エキスパートルール」の制定で、生け贄召喚が導入されたものの、融合モンスターステータスが貧弱という根本的な問題が解決していなかったため、大きな地位向上とはならなかった。

また、このころの特徴として、原作融合モンスターではなかったモンスター融合モンスター化されたものがいくつか存在した。例としては「炎の剣士」、「バロックス」など。今考えればこの変も悪いことばかりではないが、当時としては原作再現もあったものではない変でむやみに使いにくくされただけであった。
アニメDMでは中途半端にOCGを取り込んだため、手札から融合モンスターを召喚する、通常モンスターテキスト融合素材が書かれているなどの奇妙な場面も存在した。

第1期の後半になると融合素材代用モンスターと呼ばれる、融合素材の代わりにできるモンスターとして、「心眼の女神」などが登場。しかし、当初は「他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない」というテキストがなかったため、代用モンスター2体を素材にしてほとんどの融合モンスターが出せるという、融合の特徴を否定するようなカードになってしまい、後にエラッタされた。

その他、後に禁止カードとなる「デビル・フランケン」などもこのころの登場(詳細は後述)。


第2期-「融合召喚」なんてなかった(2000年4月~2002年4月)


バランスも何もあったものではなかった第1期から大幅なルール訂が行われ、「新エキスパートルール」が成立、ようやくTCGとしての体裁が整えられた時期。複数存在したルールはひとつにまとめられ正確には「新エキスパートルール」と並行して「ジュニアルール」が存在したが、ほとんど普及せずに自然消滅生け贄召喚も受け継がれ、チェーンなどの概念も導入、現在まで続くOCGの基礎はこのときに完成した。この「新エキスパートルール」はいくらかのルール訂・追加を行いながら第5期の終わりまで用いられた。

青眼の究極竜」も第2期で登場。効果こそないが、攻撃4500という強な数値をもつ。
これだけならば出しにくい分攻撃が高いということでよかったのだが、ライフ5000と引き換えに融合デッキモンスターを特殊召喚する「デビル・フランケン」で「青眼の究極竜」を正規融合に依らず出し、「巨大化」で「青眼の究極竜」の攻撃を倍の9000とすることで容易に1ターンキルが行えてしまった(当時は今より規制が緩く、「サンダー・ボルト」、「ハーピィの羽根帚」などの全体除去カードで妨も防げた)。
現在は手札からの効果効化手段もあり、コンボの成功率を高めるための除去カードも禁止・制限定を受けているが、当時は確実にコンボを止める手段が多くなかったため、これも十分に脅威であった。
また、当時のゲーム作品であるDM6では、海馬が高確率でこのコンボを行ってきたという話もある。

融合召喚自体の欠点は、カード消費がしすぎることにある。たとえば、「青眼の究極竜」の場合、「融合」と「青眼の白龍」3枚で合計4枚のカードを消費する必要があり、ほかのことに回せる手札が減ってしまう。また、1枚でも欠ければ融合できないため、4枚うまで待たねばならないのも難点。
ところが、「デビル・フランケン」ならばわずか1枚の手札から簡単に「青眼の究極竜」が出てしまうのである。これが「デビル・フランケン」が強な理由であり、正規の融合召喚が軽視された理由でもある。ただし、もちろんライフ5000のコストは軽くなく、ライフを減らされると効果が使えなくなるため対策が必要など欠点はあった。

一応、何度でも融合できる「フュージョンゲート」も第2期に登場しており、融合召喚のバリエーションも少し増えてはいるのだが、正規の融合召喚軽視の潮は第3期でも続く。

その他、「突然変異」で利用された「サウザンド・アイズ・サクリファイス」、モンスターの展開を封じる「異の最終戦士」などもこの時期に登場している。また、同じ素材定する「レアメタル・ナイト」と「レアメタルヴァルキリー」は、その特徴に後のE・HEROと通じるものがある(この2枚自体は実用に足るとは言い難いだったが)。


第3期-融合モンスター射出(2002年5月~2004年4月)


このころカードフォーマットが大幅に変更され、テキスト欄が拡、記述できる量が増え、融合モンスターであってもいろいろな効果を持たせられるようになった。このフォーマットは第6期まで使用された。第7期以降はマイナーチェンジを行っているが、基本はこのころに完成している。禁止カードの制度が導入されたのも第3期末期2004年3月1日訂から(制限カード1999年の段階で存在した)。
また、第2期までのテキストにあったゲームとしては不明瞭な用・表現もほぼ排され、「融合」のテキストにはっきりとした召喚方法が書かれたのもこの時期から。

いろいろと有名な「魔導サイエンティスト」、「突然変異」が登場したのもこの時期。どちらも融合モンスターに関する効果だが、融合召喚を行うものではない。

魔導サイエンティスト」は、ライフ1000と引き換えに融合デッキからレベル6以下の融合モンスターを特殊召喚するという効果。呼び出したモンスターには直接攻撃不可、エンドフェイズには融合デッキに戻るという制限があり、「青眼の究極竜」のような高レベルの強モンスターを呼び出せないためにこれくらいでも問題ないと判断されたのだろう。
しかし、ライフさえ続けば制限なしに何度でも融合モンスターを出せるという効果は冷静に考えればとても強であり、「カタパルト・タートル」と組み合わせて1ターンキルを行う【サイエンカタパデッキが流行することとなってしまった。

突然変異」は、自分フィールド上のモンスターを生け贄にげ(リリースし)、そのモンスターと同じレベル融合モンスター融合デッキから特殊召喚するという効果。
融合召喚は特定素材を要するという出しづらさが難点の一つであり、その分だけ強な効果やステータスをもつというモンスターもいたのだが、「突然変異」の場合レベルさえ合えば何でも出せてしまう。そのため、トークンから「サウザンド・アイズ・サクリファイス」を出すなど、いろいろとができた。いきなり猛威をふるった「魔導サイエンティスト」にべると、後の高レベルモンスターの展開手段や強融合モンスターの増加に支えられた面は強いが、強カードであることには変わりない。

融合召喚よりもこの2枚を注しなければならないあたり、当時はまだまだ「融合召喚」の地位はあまり高くなかった。元々の攻撃最大を誇る「F・G・D」、「究極竜騎士」はともにこの時期の登場であり、見るべき点がないわけではないのだろうが、当時は融合素材定が重すぎてほとんど出せないロマンカードに過ぎなかった。

正規融合のお供、「沼地の魔神王」はこの時期の登場。

融合召喚によらない正規の召喚法を持つ融合モンスターの元祖である「XYZドラゴンキャノン」もこのときに登場。原作で同じような立場にあった「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」は第2期で登場していたが、OCGでは非融合モンスター変されていた。


第4期-GX登場(2004年5月~2006年4月)


第3期のパック「混沌を制す者」で登場したカオスの波にのまれながら、遊戯王OCGは第4期に突入。ルールとは関係ないが、このころからパック名が英語表記になっている。

2004年10月からアニメGXが放送開始。
GXでは要登場人物の多くが融合召喚を使用し、特に主人公遊城十代や丸兄弟などは融合召喚が軸。アニメから融合召喚の関連カードも多数登場した。融合召喚の地位が向上したひとつのきっかけにアニメGXの存在があるだろう。


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最終更新日: 19/01/05 15:08
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