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超高層建築物


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大きく立つため意が問われる
神戸関電ビルディング、170m)

超高層建築物とは、建築物を高さで区分する場合、高層建築物よりもさらに高い建築物のことをすが、統一された定義はない。都会好きがよく使う言葉で、近代化、未来徴にもなっている。通称「超高層ビル」、中国語由来の熟で「摩天楼」ともいい、英語では「skyscraper」(スカイスクレーパーscrapeは削ぎ落とす、削る、覆い尽くすという意味)という。


概要


日本において超高層ビルは、100m以上のものをすことが多く、海外skyscraperの定義とほぼ一致している。大都市東京大阪横浜神戸名古屋札幌仙台に集中しているほか、占冠村など一部のリゾートホテルにも見られる。

超高層ビルは地価が高い場所、再開発されている場所に建てられる場合が多い。理由はもちろん、土地が高騰するため、狭い土地に多くの収容を設けようとするからである。なので、ビルが立てられる地区は都会になる場所が多く、結果的にビルが多くある地域は都会の顔とみなされる場合が多い(日本以上に海外ではこれをスカイラインと呼び、重要視している)。だが、観に影されるとして規制をかけるところも多い。その例として京都京都駅南部など例外エリアもある)、熊本松山金沢などがある。海外でもワシントンD.C.観条例だけではないが)、中国の西安、パリなどに例がある。

また、地震が多い土地柄と、航空法による高さ制限、更に居住地が近接しているために日照権問題なども影して、現在日本は、経済規模に対して超高層ビルが非常に少ない。航空法の影を受けている都市エリアとして大阪市キタ(近年は規制緩和で超高層ビルが密集するようになった)や福岡市(緩和によって再開発中)、東京都品川区大崎羽田空港の関係で140mまで)が挙げられる。また、広島市大阪市中之は砂州に位置するため高層ビルに適した地盤となっていない事情があった。

世界に先駆けて最も超高層ビル化が進んだのは、大火によって燼に帰した歴史を持つアメリカ五大沿の大都市シカゴであり、火災に強いまちづくりをし、筋コンクリート造りのビルが流となり、高層化が始まった。また、ニューヨークヨーロッパとの交流拠点として強岩盤であるマンハッタンを中心に発展し、超高層ビルが後の筍の如くそびえ、後にシカゴぐ規模となった。その後は、ニューヨークシカゴを筆頭に、サンフランシスコロサンゼルスシアトル、ヒューストン、ダラス、フィラルフィア、ボストンアトランタ、マイアミ、サンディエゴ、ピッツバーグ、デンバー、デトロイト、ミネアリスなど超高層ビルが何十本も建つ都市が至るところに存在するようになり、路が役のアメリカにとってスカイライン都市の顔、印として重要視されるようになった。アメリカの場合は本社機都心部に移転しないことが多いため、地方中心都市にも高層ビルが建つこともしくない。極端な例で、アイオワデモインは、人口10万程度(都市圏でも60万ほど)にもかかわらず、5本もの超高層ビルが建っている。しかし、アメリカの場合、中心地だけ都会だが、10キロも走れば農地、なんて都市しくない。

カナダも超高層ビル化が著しく、トロントを筆頭に、バンクバー、カルガリー、モントリオールでもかなりの密度で超高層ビルが建っている。特にトロントのダウンタウン世界有数の規模であり、北ではニューヨークシカゴの次に密度が高い。カルガリーなども人口規模から考えると相当な密度である。

中国もこの傾向が顕著で、アメリカを倣った都市計画を行っている。世界一の超高層ビル群を誇る香港を初め、経済成長著しい深セン上海広州、重慶のほか、北京天津、大連、武成都、瀋陽、南杭州、厦門(アモイ)、州などでも超高層ビルが立ち、近年は南、鄭州、長沙、合肥、南寧など内陸の地方都市でも超高層ビル化が進んでいる。超高層ビルの本数は商業ビルにおいてもアメリカに次ぐ多さとなっており、高層住宅を含むと世界で最も多い。

アメリカカナダの北中国世界の超高層ビル事情をリードしているが、近年は経済規模的には日本を下回る韓国台湾シンガポールなどの東アジア東南アジア南アジアにおいても、地盤が安定しているため300mをえるビルの計画がかなりの数で存在しており、それまでの韓国ソウル、プサン、シンガポール台湾台北といった旧NIES諸都市だけでなく、マレーシアクアラルンプールフィリピンのマニラタイバンコクインドネシアジャカルタベトナムハノイ、ホーチミンなどでも、アメリカの大都市に匹敵する超高層ビル群が見られるようになった。マレーシアのペトロナスツインタワー台湾(但し、台湾地震頻発)の台湾101上海上海中心など500mをえる高層ビルがあったり、更に韓国では610mの高層ビル建築中だったりするなど、超高層ビル化は、開発に余地がある分、アメリカを上回っている。南アジアではインドのムンバイに超高層ビル群がある。

オーストラリアも人口に反して、高層化が著しい。特にシドニー、メルボルンの二大都市ブリスベンはかなりの超高層ビルが建ち並ぶ。ニュージーランドオークランドも小規模ながら超高層ビル群が見られる。

中東はドバイイメージで、超高層ビルが多いイメージがあるが、その差は両極化している。そもそも、中東オイルマネーが潤沢にあるため、いちいち超高層ビルを立てて開発なんてしなくていい都市と、石油がないから逆に発展の基盤が必要だったドバイやジッダなどの都市に二極化している(クウェートサウジアラビアのリヤドのように、両方ある都市もあるっちゃある)。また、イスラエルテルアビブやトルコイスタンブールも超高層ビルが建ち並ぶ大都市である。

ヨーロッパではフランクフルトベルリンロンドン郊外のドックランズ、パリ郊外のラ・デファンス、ロッテダムミラノなどで見られるが、その多くは戦争で荒した地域や観保護の対外となっている近郊の再開発地区となっており、古くからの町並みとその保存がネックとなっている模様。しかし、近年はパリロンドンイタリアナポリギリシアのアテネでもグロバル社会に対応させるため超高層ビルを作るなど市民の意識に変化が起きている。意外な所ではワルシャワ、スロバキアブラチスラバなど東欧で超高層ビルが発展している。モスクワは再開発が進んだ超高層ビルのエリアがあるが、ロシアのそれ以外の都市はそこまで超高層ビルは存在しない。その他中央アジアではアゼルバイジャンのバクーなどにもみられる。

他には中南都市も高層化が進んでおり、特にブラジルのサンパウロリオデジャネイロの二大巨大都市の発展が著しく、アルゼンチンのブエノスアイレスベネズエラのカラカスも超高層ビルが建ち並ぶ。続いてペルーのリマ、コロンビアのボゴタなどに多い。中ではメキシコティパナマティに超高層ビルが建ち並ぶ。

アフリカでは南アフリカを筆頭に他のでも超高層ビル化が計画されている。しかし、都市中心部のスラム化が深刻化しており、洞化が大問題となっているため、それが超高層ビル発展を妨げている。

なお、2017年現在世界一高いビルはアラブ首長国連邦のドバイにある「ブルジュ・ハリファ」の828mであるが、ジッダで1000メートルえの「キングダムタワー」が2020年以内に開業予定、更に世界中では900m、更には1000m以上の高層ビル建築予定がいっぱいある。なお、ブルジュ・ハリファ以前は、長らくシカゴシアーズタワー(当時、現在はウィリスタワー)が世界一高いビルとして知られていた。

ちなみに、今までは100m以上を超高層ビルとして定義してきたが、世界で超高層ビルと定義される、共通の明確な定義は存在しない。実際、下に挙げるように500フィート以上(だいたい150m)を定義とする例もあり、それぞれのや研究機関によって異なっている。また、200m以上とする場合、300m以上とする場合もある。なお、かつては200フィート以上(だいたい70m以上)が超高層ビルとされてきた。

また2019年8月現在世界で一番超高層ビルが多い都市香港であり355棟(※)という膨大な数のビルがある。続いてニューヨーク(280)、深セン(222)、ドバイ(190)、上海(159)、東京(155)…の順番である。また、北京ソウルトロント、大阪バンコクジャカルタシンガポールシドニー、パナマティなども100本以上の超高層ビルがある。

(注※香港、以下各都市150m以上を基準とした超高層ビルの数、なお100m以上とするempolisの数値によると、香港1400本弱となり、ニューヨークの約2倍である)

更に、超高層建築物は超高層ビルと高層のタワー)・(スクレイプ)を足して自立式建造物と呼ぶ。超高層建築物という括りにすると、電波などのを含み、特に海外では電波観制約の例外となり、このランドマークとする例も多い。世界の有名なではカナダトロントのCNタワーベルリンベルリンテレビ塔東京都墨田区押上の東京スカイツリー上海東方明珠電視モスクワのオスタンキノタワーシドニーのシドニータワーニュージーランドオークランドのスカイタワーなどがあり、世界には800m級のの建設計画もある。また、立つ高さではなくなったがシアトルスペースニードルもかつてはで最も高いランドマークとなっていた。


ニコ百内に単独記事のある超高層建築物一覧


高さ100メートル以上のもののみ。
居住ビルでないものは斜体
数字順→アルファベット順→あいうえお順。カッコ内は所在市区町村名。


日本国内



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最終更新日: 20/01/01 12:43
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