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長野久義(ちょうの ひさよし、1984年12月6日-)とは、佐賀県出身(資料によっては福岡県とも)のプロ野球選手(外野手)である。現在は広島東洋カープに所属。
広島東洋カープ #5 | |
---|---|
長野久義 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 佐賀県三養基郡基山町 |
生年月日 | 1984年12月6日 |
身長 体重 |
180cm 85kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2009年ドラフト1位 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
WBC | 2013年 |
プロ野球選手テンプレート |
甲子園出場経験は無いが、日本大学進学後に頭角を現し、東都大学野球で2年連続首位打者とベストナインをとり、大学4年時には主将を務めた。
俊足・巧打・強肩の三拍子揃った選手として、2006年のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズから4位指名されたが、読売ジャイアンツ入団を希望して拒否し、社会人のホンダ(Honda)硬式野球部に進む。
2007年のJABA東京スポニチ大会でベスト4入りに貢献し、2008年のドラフト会議では千葉ロッテマリーンズに2位指名されたが、読売ジャイアンツ入団を希望する意志は固く、入団拒否を申し入れた。
2009年の都市対抗野球では、チームを13年ぶりの優勝に導く活躍を見せ、同年のドラフト会議で念願の読売ジャイアンツからの1位指名されて入団した。
2010年は開幕スタメンこそ逃したものの、亀井義行や高橋由伸の不振もありすぐにスタメンの座をつかむ。守備位置は松本哲也がスタメンの時はライト、それ以外の時はセンターを中心に守った。9月にスランプで1度降格した以外は1軍で活躍し、最終的に1年目にして規定打席に到達、打率.288、19本塁打をマークし文句なしの新人王に輝いた。
2011年は開幕スタメンに名を連ね、7月14日には第75代目の4番打者として出場する。阪神タイガースのマット・マートンと首位打者を競い、最終的には打率.316、17本塁打で首位打者を獲得。二年目でのタイトル受賞は長嶋茂雄以来52年ぶりである。
2012年は3番から1番に代わり、ヒットを量産し続け、坂本勇人と共に最多安打を獲得。3年目にして優勝に貢献した。
2013年、WBC日本代表に選出される。背番号34。しかしWBCでは深刻な打撃不振に陥り、レギュラーシーズンが開幕した後もしばらく打撃不振に悩まされた。後半戦に復調。
2014年も序盤は調子が上がらず、下位打線で出場することも多くなった。7月には復調したが、8月21日の試合で右膝を負傷。欠場と続けるも9月2日の広島東洋カープ戦ではスタメン復帰。その後は好調を維持し、9月の月間打率が.333を記録するなど優勝へのラストスパートへ貢献した。
2015年は130試合に出場したが、キャリアワーストの打率.251、109安打だった。
2016年からは選手会長を務める。6月から1ヶ月は4番を務めた。4月14日の東京ヤクルトスワローズ戦で通算100本塁打、8月14日のヤクルト戦で通算1000本安打を達成。この年は全試合に出場し、打率.283と前年よりは良くなったが、本塁打と打点が下がった。
2017年は開幕を一軍で迎えるが、膝の状態の悪さから打撃不振に陥る。5月28日の広島東洋カープ戦で通算1000試合出場を達成。
2018年は夏場に背筋痛で二週間離脱したこともあり116試合の出場に留まったが、打率.290、13本塁打、52打点と打撃が復調した。
2019年1月7日に、広島東洋カープからFA移籍してきた丸佳浩の人的補償として、広島に移籍することが発表された。背番号は5。丸が移籍したことで9も空いていたが、野間峻祥に付けて欲しいという理由で5を選択した。開幕を一軍で迎えたが、打撃で結果を残せなかった。72試合の出場に留まり、打率.250、5本塁打、20打点だった。
2020年は開幕当初は代打中心だったが、打撃好調で8月から主にレフトのレギュラーに定着し、主に3番で起用された。9月22日の読売ジャイアンツ戦で全12球団からの本塁打を、10月31日の中日ドラゴンズ戦で通算150本塁打を達成。規定打席には届かなかったものの、95試合で打率.285、10本塁打、42打点と前年より大きく成績を改善した。同年限りで石原慶幸が引退したため、チーム最年長となる。
▲ホームベースからかなり離れて打席に立つのが特徴。右方向にも長打が打て、2010年には12盗塁を記録するなど足も速い。
守備は強肩ではあるものの、2010年にセ・リーグ外野手最多失策を記録。しかしその守備も2011年からゴールデングラブ賞を獲得するようになり、改善されてきた。2013年にはライトゴロを3回記録している。
▲長野久義といえば2度のドラフト指名に対する入団拒否がどうしてもクローズアップされ、三度の飯より巨人のことが好きだと勝手にレッテルを貼られたり、自身が発言したわけでもないのに北海道日本ハムファイターズを「12球団一入りたくないチーム」と言ったと流布される等している。
※ファイターズのスカウトが長野が電話番号を変更したことに気づかず、勝手に着信拒否されたと思い込み、それが長野の怒りを買ってしまったという話もある。
長野の様に、実力不足や他の目的を理由にした入団拒否ではなく、意中の球団に入りたいという理由で指名を拒否した場合、選手としての絶頂期をプロで迎える事が出来なかったり、指名拒否して次のドラフトを待つ間に腱や靭帯の損傷や骨折するといったプロとしてやっていくことができないアクシデントに見舞われる可能性も秘めている。また入団後に活躍できなかった際にブーイングの対象となりとてつもないプレッシャーに襲われて潰れたりと、入団拒否そのものにもリスクがあると言う事は理解しておくと良いと思われる。
▲球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
巨人 | 応援歌のピコカキコ一覧#29 | 8543 | |
広島 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#99 | 17637 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2010年 | 巨人 | 128 | 459 | 430 | 66 | 124 | 24 | 3 | 19 | 52 | 12 | 2 | 0 | 25 | 2 | 72 | 10 | .288 | .330 |
2011年 | 140 | 578 | 519 | 58 | 163 | 20 | 4 | 17 | 69 | 19 | 3 | 2 | 48 | 6 | 85 | 11 | .316 | .379 | |
2012年 | 144 | 653 | 574 | 84 | 173 | 29 | 2 | 14 | 60 | 20 | 2 | 1 | 75 | 1 | 100 | 5 | .301 | .382 | |
2013年 | 144 | 642 | 590 | 82 | 166 | 21 | 3 | 19 | 65 | 14 | 3 | 0 | 48 | 1 | 101 | 6 | .281 | .336 | |
2014年 | 130 | 523 | 472 | 67 | 140 | 29 | 1 | 13 | 62 | 8 | 4 | 2 | 42 | 3 | 75 | 8 | .297 | .356 | |
2015年 | 130 | 479 | 434 | 49 | 109 | 20 | 3 | 15 | 52 | 3 | 5 | 2 | 34 | 4 | 81 | 12 | .251 | .310 | |
2016年 | 143 | 618 | 576 | 58 | 163 | 28 | 4 | 11 | 42 | 8 | 1 | 3 | 33 | 5 | 78 | 7 | .283 | .326 | |
2017年 | 134 | 516 | 463 | 52 | 121 | 20 | 3 | 16 | 46 | 6 | 1 | 1 | 46 | 5 | 98 | 17 | .261 | .334 | |
2018年 | 116 | 426 | 383 | 49 | 111 | 16 | 0 | 13 | 52 | 3 | 0 | 1 | 41 | 1 | 69 | 5 | .290 | .359 | |
2019年 | 広島 | 72 | 197 | 180 | 13 | 45 | 7 | 1 | 5 | 20 | 0 | 0 | 1 | 15 | 1 | 40 | 11 | .250 | .310 |
2020年 | 95 | 299 | 267 | 30 | 76 | 17 | 1 | 10 | 42 | 1 | 0 | 2 | 29 | 1 | 61 | 5 | .285 | .355 | |
NPB:11年 | 1376 | 5390 | 4888 | 608 | 1392 | 231 | 25 | 152 | 562 | 94 | 21 | 15 | 436 | 30 | 860 | 97 | .285 | .346 |
年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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2010年 | 巨人 | 外野手 | 121 | 211 | 3 | 5 | 0 | .977 |
2011年 | 139 | 262 | 6 | 3 | 1 | .989 | ||
2012年 | 143 | 221 | 9 | 2 | 2 | .991 | ||
2013年 | 142 | 240 | 8 | 2 | 0 | .992 | ||
2014年 | 127 | 200 | 4 | 3 | 1 | .986 | ||
2015年 | 122 | 183 | 2 | 3 | 1 | .984 | ||
2016年 | 141 | 209 | 5 | 1 | 1 | .995 | ||
2017年 | 127 | 180 | 2 | 2 | 0 | 980 | ||
2018年 | 113 | 198 | 1 | 1 | 0 | .985 | ||
2019年 | 広島 | 42 | 56 | 1 | 2 | 0 | .966 | |
2020年 | 67 | 106 | 5 | 2 | 1 | .982 | ||
通算 | 外野手 | 1284 | 2066 | 46 | 26 | 7 | .988 |