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隠れ特性とは、ゲーム「ポケットモンスターブラック・ホワイト」より登場したシステムの1つである。
それまではポケモンごとに(1匹の例外を除き)最大2種類までしか設定されていなかった「特性」の、3種類目として第五世代で新たに追加されたもの。
隠れ特性を持ったポケモンは通常の方法では入手することができない。入手方法については以下を参照のこと。
五世代では最初はポケモンドリームワールドが主な入手方法であったため、「夢特性」と呼ばれる事も多い。
なお、現在の入手法は「夢」が一切関係ないものがほとんどだが、プレイヤーの間ではどちらの呼び方も使われている。
なお、あくまで「通常の入手方法では出現しない」だけのただの3種類目なので、"隠れ"特性だからと言って既存の特性と同時に2つの特性を持ったりするような事は無い。
隠れ特性は殆どのポケモンに設定されているが、専用特性を持つ伝説ポケモン(レシラムなど)・通常特性が「ふゆう」のみのポケモン(ロトムなど)・その特性がないと成り立たない専用特性を持っているポケモン(ポワルンなど)、などには設定されていない事が多い。
設定された特性は様々で、驚異的なパワーアップをしたものからまるっきり役にたたなそうなものまで色々ある。前者の代表例としては伝説ポケモンの専用特性を獲得したキュウコン(ロコン)やニョロトノ、後者の例としては「やるき」と「ふみん(隠れ特性)」の効果が被っているデリバードが挙げられる。
なお、マルチスケイル(カイリューなど)や、アナライズ(スターミーなど)といった、通常はどのポケモンでも持っていない、隠れ特性限定の特性も存在する。
▲隠れ特性は一定の条件で遺伝する事が分かっている。
第五世代では「♀側が隠れ特性持ちである」「相手がメタモンでない」の2つが条件。
相手はメタモンでさえなければいいので、同タマゴグループの違う種のポケモンでも良い。
条件を満たすと50~60%の確率で隠れ特性を持ったタマゴが生まれる。
ちなみに隠れ特性メタモンを親にしても隠れ特性持ちが生まれる事はない。
♂個体しか入手できない種族は隠れ特性持ち個体を増やすことが出来ない。
第六世代からは「♀側が隠れ特性持ちである」か「隠れ特性持ち個体とメタモンを掛け合わせる」のどちらかが条件となった。
このため、隠れ特性持ち♂でもメタモンを相手にすれば一定確率で隠れ特性持ちの個体が生まれる。
これによりバシャーモナイト持ちで配布されたかそくアチャモなど、♂個体しか入手できない種族でも隠れ特性持ちを孵化で増やせるようになった。
また、第六世代ではあかいいとを使うことで個体値遺伝が楽になったため、メタモンの出てくるフレンドサファリの価値が激増している。
2V以上が確定で出る上に草むらで普通に遭遇するよりも出現率が高いため、ORAS発売後もなお第六世代で最も効率の良い高個体値メタモン収集の手段となっている。
第七世代では特性関係の仕様は変わっていない。前述の通り仲間呼び出しで4V以上が確定になるようになり、メタモンも野生で出現するため4Vメタモンを量産できるようになったが、1体捕まえるだけでもそれなりに時間がかかる。
第八世代でも同様。メタモンは☆5レイドで4V確定であり、第七世代よりは楽。また、ポケモンのステータスはレイドが発生した時点で固定化されるため、レイド後ホストがレポートせずにリセットすることで同じ個体を何体でも量産可能となっている。