ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


青函トンネル


ヨミ: セイカントンネル
掲示板をミル!
42カキコ!

青函トンネルとは、本州北海道を結ぶ世界一の長さを誇る海底トンネルである。青函隧道とも。


概要


本州北海道を結ぶトンネル現在北海道新幹線貨物列車が運用中。トンネルの前後にもいくつもトンネルが存在する。

青函トンネルの全長は53.85km(この為、青函トンネルには『ゾーン539』なる称が付けられた。が、ほとんど定着していない。)でうち海底23.30kmで陸上部のほうが長い。殉職者34名。

安全性に関しては、防火対策に特にを入れており、火気厳禁。当然禁煙であり、ライターの持ち込みも不可である。煙を出すと火災警報器がなるため、ディーゼル機関車気動車の自走行は禁止される他、自動車を貨物輸送する際も、燃料は必ず抜かなければならない(なおED79形牽引で、ノースレインボーエクスプレスことキハ183系が臨時列車として走行した実績は存在する)。


翻弄された歴史


青函トンネルは在来線新幹線との間で翻弄された歴史をたどっている。

明治時代より本州北海道の間に位置する津軽海峡では船による連絡(以下、青函連絡船と記述)が行われていたが、1954年台風15号による青函連絡船洞爺丸の遭難事故(洞爺丸事故)によりトンネル構想が具体化、1964年より掘削が開始された。
掘削開始時は東海道新幹線が開業したばかりとあって在来線の運行を予定していた為、青函トンネルの総延長は36.4kmだった。

しかし、東海道新幹線が大成功を収めたため、全新幹線網でつなぐ整備新幹線計画が発足。

これによって青函トンネルも新幹線用のトンネルとする事となった為、勾配やカーブを抑えるために総延長が53.85kmへと大幅に延長されている。

海底の工事は困難を極めていたが、それでも新幹線の運行を夢見て掘削は続いていた。

しかし、国鉄の財政難から整備新幹線計画が凍結されてしまった。こうして青函トンネルは「埋没費用にしてしまおう」とか「きのこ栽培地か石油の貯蔵庫にしよう」とか「昭和三大馬鹿」(その建設経費のあまりの巨額さに当時の大蔵の官僚は、戦艦大和の建造、伊勢湾の干拓事業と青函トンネル建設工事をして『昭和の三大馬鹿定』と揶揄した)とか言われたい放題を言われてしまった。とにかく新幹線が来なかったが、それでも建設は続いた。

トンネル完成したが新幹線が来ないため、やむを得ず一時しのぎとして在来線を繋いで運用を開始する事となり、1988年3月13日海峡線として暫定的に青函トンネルの運用を開始、同日をもって青函連絡船はその歴史に幕を閉じる事となった。

ところが、予想外の事態が発生する、それは貨物列車の盛況であった。日本、特に北海道から東北合は荒故に船はに左右されやすく、中でも津軽海峡はその際たる場所であった。

北海道からは農産物が、本州からは雑誌等が輸送されることになり、青函トンネルの貨物列車列車の倍の本数を抱えることになったのである。貨物列車の盛況は想定外であり、これが北海道新幹線の足かせになってしまったのである。


北海道新幹線の開業


現在北海道新幹線新青森駅新函館北斗駅間の工事が了し、青函トンネルは前述の通り新幹線在来線との共用となった。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構現在保有しておりJR北海道は線路使用料を払う形で使用している。

一方で、貨物列車の安全性の問題から速度在来線時代と同様の140キロに制限されてしまっており、トンネル本来のを発揮できていない。

北海道新幹線は上下合わせて26本であるが、貨物列車51本の本数を抱えており、貨物列車にどいてもらうのは困難なのである。


送電線


北海道本州を繋ぐ送電網の一部として、青函トンネルを利用しての送電網の強化がおこなわれる。

2014年4月から北海道本州間連系設備工事が開始。送電量は30万kWで稼動は2019年3月予定。完成すれば北斗変換所から今別変換所の123kmの直流幹線となり、北本連系設備が全体で90万kWに増強される。


海底駅


青函トンネルはその長さから非常時に備える形で青森県側と北海道側の二ヶ所に定点を設けており、それぞれ「竜飛海底駅」「吉岡海底駅」と命名されている。

共に見学者は見学出来るであったが、吉岡海底駅北海道新幹線の資材基地とする為に2006年8月27日の臨時特急の運転終了をもって長期休止となっている。
また、竜飛海底駅2013年11月10日をもって休止となり、最終的に竜飛海底駅吉岡海底駅2014年3月止された。現在は当初の計画通り、「竜飛定点」「吉岡定点」として保線基地および非常時の避難所として使用される。

この海底の非常避難所としての利用は、在来線時代は1度もかったが、止から僅か1年後の2015年4月3日に初めてその機を全うした。
新幹線化となる際に不要とされた2だが、スピードアップだけでなく、万が一の安全対策が今後も必要であることをまざまざと見せ付ける事例となった。 


関連動画



■sm403619[ニコ動]

■sm464098[ニコ動]


関連商品


■azB00005QWQU
■azB000THOY6U


関連項目



最終更新日: 19/09/01 21:55
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ