ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫


ヨミ: フウライノシレンスリーカラクリヤシキノネムリヒメ
掲示板をミル!
104カキコ!

からくり屋敷の おひいさま
待ち人来ずして ん中
三年ねむぅて となる
十年ねむぅて となる
ねむぅて となる
 千年ねむぅて 何となろ……?

 

不思議のダンジョン 風来のシレン3~からくり屋敷の眠り姫~とは、チュンソフトにより開発された風来のシレンシリーズタイトルのひとつである。

関連動画タグとしては『風来のシレン3』が付けられている。タグ検索風来のシレン3[動]


概要


風来のシレン3は、Wii用のゲームソフトとして2008年6月5日SEGAから発売された。
後に細部を調整したPSP版の『風来のシレン3 ポータブル』が2010年1月28日スパイクから発売されている。
PSP版はシレンシリーズ初のPSハードでの作品である。

ナンバリングタイトルだけあって今までにない試みが多く取り入れられており、シレンシリーズではしく長大なストーリーとなっており、それに伴ってキャラクターリアルな等身の3Dで描かれ、ストーリーの要所にはムービーシーンが挿入されるなど見た部分も大きく変化している。
システム上もレベル継続や操作キャラクターの切り替えなど、これまでにないシステムを多く導入しており
全体的にローグライクよりもRPGに近い作品となっている。
しかし、シリアスストーリーへの路線変更が、シリーズ恒例のほのぼの・何でもアリギャグ等の部分を削ってしまい、それ以上に、RPG的な部分がローグライクシステムとうまくマッチしなかったことで様々な問題がある。
その結果、特にクリア前のストーリー部分については、ファンからの評価はかなり悪いものとなってしまった。
また、多くの量販店で投げ売りされたり、反動WINアスカの価格上昇を招いたりと散々な結果となった。

そのため、システム的に3系列と言える作品はないが、続編の風来のシレン4では多くの反省点が生かされている。

また、風来のシレン3については、どの出版社からも攻略本が発売されておらず、代わりに公式攻略サイト(有料)が開されていた。(現在サービスが終了している)


ストーリー


砂漠での冒険から1年。久し振りに都に出たシレンは、叔父であるセンセーと再会する。
センセーシレンに奇妙な形の鍵を見せ、その謂れをる。
これは伝説のからくり屋敷の鍵。
大な財宝が眠るというが、もその姿すら見たことがないというからくり屋敷――
その鍵が手元にあると聞き、シレンの中の来人の血が騒ぎ出す。
こうしてシレンとコッパは、センセーと共にからくり屋敷が隠されているというホウライ山の麓、オオツツキ村を訪れた。
これから始まる冒険が、地が鳴動する一大事の発端となることも知らずに……。


登場人物


シレン

染み主人公。本作では21歳。
ストーリー重視の本作でも、やっぱり喋らない主人公。今回は基本的に無口
ただしSFC版であったように一部の選択肢台詞形式になっている。
今回のストーリーではシレンの両親や祖先についてのエピソードられる。
従来の+の装備の他に、今作では二刀流も可

コッパ

こっちもお染み、シレン相棒イタチ。シレンが喋らないため、仲間連れでない時はストーリー進行担当。
調子者で口の減らない、なかなかイイ性格をしている。
本作ではツンデレな一面を垣間見せたり、タヌキになったりする。タヌキコッパのかわいさはガチ

センセー

シレン叔父)で、幼い頃に剣術を教えてもらった師匠。十数年ぶりにシレンと再会する。
手な格好でいい加減な性格の飲んだくれ浪人だが、の腕は一流。
独自のポリシーがあるらしく、は使わず二刀流で戦う。
意外にも神話や伝承に造詣が深く、ストーリー後半では解説役。
敵が口にした断片的な情報から相を見破る推理キバヤシ名探偵さながらで、
その異常なまでの察しの良さが本作の「電波シナリオ」という評価の一因になっている気がしなくもない。

アスカ

コッパとはアスカ見参以来、シレンとは2以来の再会となる来の女剣士。24歳の乙女
もう大人ということで、ござる口調は卒業したらしい。この事実は一部のファンを深く悲しませた。
パーティ常識担当、しっかり者。
二刀流はできないが、特殊な両手用武器を多く使える。もちろん装備も可

からくり屋敷の少女

ホウライ山の魔物たちを従える美少女。からくり屋敷の番人のような存在に見えるが……?
シレンを以前から知っているような素振りを見せ、1000年の間待っていたと話す。


本作の特徴



根幹部分


ストーリー主導のゲーム展開

今回は較的狭い範囲の伝承が多かったシレンにおいて、日本神話など実在の複数の伝説モデルにした
かなり大規模なストーリーになっており、規模自体は最大であるが、それ故にシリーズ世界観から若干浮いている。
また、ストーリー自体もシステム側の都合なのか急展開が多く、終盤にセンセー(一部アスカ)が異常に察しがいい推理を行う(キバヤシ化)場合もあったりもする。
おそらく、急展開ではない本来予定していた通りのストーリー普通RPGで作れば高い評価を受けたと思われるだけにこちらも惜しい。

問題なのはストーリーそのものよりストーリー導になったことによるシステムへの影で、全体的にRPG要素に引きずられてローグライクに必要な「多くのアイテムランダムで落ちているダンジョンを死んだらやり直し」という部分が上手くいっておらず、システム面の多くの問題の元となった可性が高い点である。
詳しくは後述するがこれを最も徴する点として、今までのシリーズではダンジョンで倒れると外に放り出されたり、宿屋で覚めるシーンがあるのだが、3ではダンジョンで倒れるとそのままタイトル画面に戻ってしまう。
要するに失敗すると『死ぬ』のであり、3で潜ってるのは不思議のダンジョンではないと考えることもできる。
また、クリア後のストーリーエンディングでの描写が一部撤回されている(直接矛盾はしていない)こと、シリーズ恒例の良い意味でアホくさいノリが復活すること、クリア後のレベルリセットダンジョン較的良く出来ていることからも、ストーリーというものとシレン的要素のすり合わせがうまくいかなかったことが伺える。

レベル継続

不思議のダンジョンでは、1回の冒険ごとにレベルリセットされるのがお約束。が、本作では基本的にレベル継続、一部のダンジョンのみ突入時にレベル1になる(ダンジョンを出れば元のレベルに戻る)仕様になっている。

不思議のダンジョンシリーズ全体として見ればトルネコ3ポケダンという前例はあったが、シレンシリーズではこれは初の試み。
トルネコ3べるとレベル自体は体感的に今までのシレンと同じぐらい普通に上昇する。
当然ながらレベルリセット制とはゲームバランスが大きく異なり、「簡単なダンジョンを何周もして経験値を稼げる」ことも可だが、「逃げプレイで進めてきたためレベルが足りずボスに勝てない」といった状況も発生し得る。
本作のボスには状態異常効や飛び道具効などのを持つものも多いため、ある程度レベルは欲しい。

自分のレベルして極端に弱い敵を倒した場合得られる経験値は通常より少なくなり、最終的には1になる。
また、レベルの他にちからの最大値を上昇させた場合も上昇分が引き継がれる。最大値が下がって8未満になった場合は8に戻る。

レベル継続ということは当然、ストーリー上で後に突入するダンジョンほど出現する敵も強い。
対処するにはレベルだけでなく、鍛えた装備が不可欠である。
よって、ストーリー途中でメイン装備を失った場合の痛手は従来作とべても非常に大きいものの、今回は脈があるため装備の修正値と必要最小限のアイテムならリカバリーは容易である。
ただ、一部のイベント中は前のストーリーダンジョンに入れないため、変なところで装備を失うと悲惨なことになる場合がある。
また、ダンジョンのあいまあいまにストーリーを挟むため、多くのダンジョンレベル継続に合わせて細切れで、出現アイテムも範囲が狭いなどの関係で再訪する価値が低くなっている点、アイテムをやりくりしながら全体の戦略を練るというローグライク根本的な楽しみの一つがなくなっているのも問題となっている。

レベルリセット式のダンジョンについては、従来通りのプレイ感覚となっている点でも惜しい。

パーティプレイ

今までのシレンにも仲間になってくれるNPCは存在したが、今回はシレンアスカセンセーの3人全員プレイヤーが操作することになる。
仲間の移動や行動AIに任せることができ、作戦や心得を細かく設定可になっている他、緊急時は全員操作も可になっている。

仲間といっしょに行動する場合は、仲間と同時に攻撃できるように仲間の隣まで敵をおびき寄せたり、一時的に待機させたりといった操作がめられる。

しかし、この「全なプレイヤーキャラである」という点が曲者で、まず仲間が死んでも冒険失敗となってしまうため、3人の仲間を管理しなければならず、また、プレイヤーが狂戦士化すると操作不能のまま仲間を攻撃してしまいそのまま冒険失敗になってしまう。
かといって全員操作は1ターンにかかる時間が多いためテンポが悪い。
AIについてもたしかにNPCAIとしては十分なのだが、通路にができると仲間がついてこなくなってしまったり、作戦によっては背中をちからの回復に使ってしまったりと痒いところに手が届かない部分が多い。

ストーリークリア後は人数を選んでダンジョンに入ることができるようになるが、ストーリー時はパーティプレイを強要されてしまうため、従来のひとり操作を望んでいるプレイヤーにはあまり歓迎されなかった。

ただし、ほぼ全員操作前提のボス戦はタクティルコバット味で、不思議のダンジョンとは別の面さがあり、特定の床に乗るパズル的なボス戦はパーティプレイならではであり、ここはもっと評価されてもいい 。


難易度の選択


イージーノーマルから選ぶことができ、ノーマルでは従来通りダンジョン内で死んだら全てを失った状態でセーブされるが、イージーではセーブされない。つまり死んだらリセットして装備を取り戻すことが可である。イージーを選ぶとセーブデータに【易】の印が付くがとくにデメリットい。
本来死亡時のアイテム消失は「極限状態で全ての手段を惜しまず使用させる」という意味があるのだが、それは従来のストーリーダンジョンのように素潜り前提で持ち込みが救済といったバランスで出来ている場合の話である。
上に書かれている通りシレン3はバランスRPGに近く、後半は前のダンジョンクリアした時のアイテムを持ち込む事が前提(=イージーが前提)となっているため具をロストするとレベルがあっても厳しく、結果的に駄に立て直しの時間だけがかかってしまうため、今まで通りと思ってノーマルを選んで後悔する人も多かったとか。

このようにノーマルは実質ハードとも言える仕様となっているので、これから風来のシレン3を楽しもうと考えている方には、イージーを選択することを強くおすすめする。

後に、風来のシレン4で、タグという倒れても装備が高確率で戻ってくるシステムが登場したが、批判にならなかったことからも、継続前提のバランスに対して全アイテムロストとというルールを押し込んだ結果の産物であると思われる。


新要素



二刀流


を持たずに左右の手で2つの武器を持って2回攻撃が可仕様
シレン及びセンセーが可で、シレンは一時の80%程度の威になるが、センセー二刀流時に一時と同じ100%の性を出すことができる。
そのままでは特殊攻撃への耐性に不安があるが、今作では腕輪が2つ装備可で合成可、また一部のと同じ効果の腕輪があるなどかなり強くなっている。

ローグライクの「武器<<」という則に挑戦したシステムであり、い序盤にお世話になる他、終盤は多少大変なもののひとつの選択肢として使える。
4に継承されなかったのが残念な要素である。


竜脈


一部のダンジョンに存在する特殊な地形で気・鋼・影・熱・知・幻・・土の9種類がある。
脈にアイテムをお供えした後「結界の巻物」を読んで周囲に結界をり、足踏み等でターンを経過させるとさまざまな変化が起こる。
敵味方問わずキャラクターが結界内に入ると結界が壊れるのでモンスターから守る必要がある。
取り出す際はそのまま中に入って結界を割り取ればよい。
結界は4重(9×9)までることができ、大きい程効果が出るのがくなるが、守るのが大変になる。
Wii版では脈があるフロアはフロア構成を保存でき、結界をったまま他のダンジョンに行けばその間も結界内の者は成長を続けるようになる。
また、フロアを簡易倉庫代わりにも使用できたが、PSP版ではできなくなった。
アイテムを供えると回数や+値が増えたり脈に対応する印がつく、強化限界が外れる、結界内に結界の種類に対応した同種のアイテムが出現する、なら増殖する、などの効果がある。


次へ»
最終更新日: 18/11/25 18:08
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ