7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
明治16年、日本鉄道の手により上野駅~熊谷駅間が開業したことに端を発する。同区間は埼玉県初の鉄道路線であり、また、日本で始めての私設鉄道(私鉄)による路線でもあった。1906年(明治39年)に国に買収され、国有化された。
ラインカラーは■オレンジ。
路線名としては大宮駅~高崎駅間の路線であるが、ほとんどすべての列車が大宮駅から東北本線(宇都宮線)に乗り入れて東京駅まで運行されるか、上野東京ラインまたは湘南新宿ラインに乗り入れて東海道線に直通する。そのため、東京駅~高崎駅間を通しで高崎線と呼ぶのが一般的である。大宮駅~東京駅間の駅では「宇都宮線・高崎線」と案内されている。一部は両毛線前橋駅・上越線新前橋駅発着の電車もある。
また、上野駅-東京駅間列車線分断以前は高崎駅から東海道本線の富士駅まで直通する普通列車が存在し、前述の分断により廃止された。だが、2015年3月14日の東北縦貫線(上野東京ライン)復活開業により東海道線への直通運転が復活した。
中距離路線のためE231系1000番台、E233系3000番台などの近郊型車両が使用される。2014年3月14日までは211系も運行されていた。他にも八高線の気動車が倉賀野駅から高崎駅まで乗り入れる。
利用状況としては、南部における東京都内への通勤需要が多い。朝夕時間帯には鴻巣駅~大宮駅間無停車の通勤快速が運転されるほか、通勤時間帯を若干外した新特急、夜間のホームライナー等も運転されている。また、大宮方面から埼玉県北への通勤・通学需要もみられ、朝時間帯には逆方向の旅客需要も多いのが特徴である。
上り方面では鴻巣駅を境として、旅客需要の段差が発生する。下り方面では、熊谷駅と本庄駅が、同様の段差となっている(高等学校が所在しているため)。
籠原駅以北は10両編成、20分ヘッドに運転本数が減少する。これは、岡部駅以北のホームが15両編成に対応していないこと(深谷駅は15両編成に対応している)と、同駅に車両基地が置かれているためであるが、深谷市を中心に、本数増、増結の要望も発せられている。
湘南新宿ラインの赤羽駅以南は湘南新宿ラインの項を参照。高崎駅以北に乗り入れる電車については両毛線の項を参照。特急「水上」「草津」の高崎駅以北については上越線・吾妻線の項を参照。特急「あかぎ・スワローあかぎ」の高崎駅以北については上越線・両毛線の項を参照。