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2S4チュリパン


ヨミ: ニーエスヨンチュリパン
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2S4チュリパンとは、旧ソビエトで開発され、現在ロシアで運用されている自走迫撃砲である。


前史


※そもそもの始まりについては『2A3 コンデンサトール2P』の記事を参照。

 アメリカが開発したいわゆる原子に対抗するため、1950年代にソ連は2種類の自走砲を開発した。一つが個別記事がある『2A3 コンデンサトール2P』。もう一つは自走迫撃砲としては人類史上最大、420mm(……正気の沙汰とは思えない、これ、自走砲なんだぜ?)自走迫撃砲2B1『オカ』。こちらは全な失敗作で1両しか作られなかった。

 アメリカは原子が正気の沙汰ではないとさすがに判断し1960年代に退役させた(その代わりに短距離地対地核ミサイルを配備するようになった)のだが、ソ連はそのまま核弾を発射可自走砲の開発を進めた。この系譜に存在するのが一つはコンデンサトールの後継である『2S7 ピオーン』、もう一つがオカの後継と言うかリベンジとして作られたこのチュリパンである。


概要


 240mm迫撃砲2B8』を搭載する現在配備されているものとしては世界最大の大砲を持つ自走砲。最大10km弱とカノン並みの射程を持ち、130kg(航空爆弾並み!)の弾を標に送り届ける程度の能力を持つ。ロケットブースターを弾頭に引っ付けて飛ばせば射程は18~20kmまでのびる。本当に迫撃砲かこいつは。使える弾種は

……まぁ際条約の関係で化学弾と核弾は使われてないことになっているけどね。

 乗員5名はNBC防護装置に守られて放射能汚染下の戦場でも移動は。だけど弾をにつめる際は乗員は外に出て作業しないといけない。実は大砲を操る要員がチュリパンに乗っている乗員のほかに5人必要でこちらは弾薬運搬と一緒に行動することになっている。NBC防護装置ェ…意味ないじゃん。またクレーン使って弾込め(だって通常弾ですら130kgもあるんだもん……)する関係で発射間隔は1分以上もかかる。そのため連隊単位(4~50両)で行動して一斉発射することで補うのが戦術の基本だそうな。なお、チュリパンを使える要員を育てるには1年もかかるとか。使い勝手悪過ぎないか?

 普通うん千両単位で作られるソビエト/ロシア車両としてはしく400両ぐらいしか作られてない(こんなに使い勝手が悪ければ当然か)のだがいまだに130両ほどが現役らしい。最近ではチェチェン紛争で出撃してスメリチャークを独立運動にぶち込んでいる。

 余談。大体感から想像つくだろうがチュリパンとはチューリップの意味である。当時のソ連中の人はどういうセンスなのか自走砲の名前をつけていた。ピオーン)とかギアツィント(ヒヤシンス)とか。……確かに戦場爆発)咲かすんだけどさ。


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最終更新日: 12/12/06 06:29
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