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株式会社エーディーケイ(ADK)とは、かつて存在したゲーム会社である。
1980年、アルファ電子として設立。
1981年に「ジャンピュータ」と呼ばれるアーケードゲームを開発した。実はこれ、史上初となる本格的なコンピューター麻雀ゲームであり、テレビゲームに「麻雀」というジャンルを確立した歴史的な作品である。ちなみに1982年には、これまた業界初となる将棋ゲームを開発している。これらのテーブルゲームで成功を収めたあと、セガやSNK向けにアーケードゲームを開発し、徐々に業務規模を拡大していく。
そして1990年、アルファ電子はあるアーケードシステムを開発する。これこそが後にロングヒットを記録する、「ネオジオ・マルチビデオシステム(MVS)」であった。NEOGEOは、ハードウェアこそSNKが開発していたものの、その中身である基盤の回路設計はADKが担当していたのだ(ちなみに、基盤の開発にはメガドライブを参考にしたらしい)。NEOGEOがもたらした功績については、わざわざ説明するまでも無いだろう。
1993年、社名をADKに変更。当時を知る人の中には、ADKとSNKを混同して考えていた人が結構いたと思われる。確かに、両者の社名は響きが似ていたし、ADKはNEOGEO参入の際にSNKと締結した契約上、NEOGEO以外のハード向けのゲーム開発を禁じられていた(NEOGEOからの移植作は除く)ため、その様に勘違いされても仕方なかったかもしれない。
だが1997年、事件は起きた。ADKが「未来ソフト」というブランドで、プレイステーション向け新作ソフトを発売していた事がバレてしまったのだ。この事がきっかけとなりSNKとの関係が悪化、徐々に仕事が無くなり業績は下がる一方であった。その後、新規で1999年頃携帯電話コンテンツやデジタル万歩計をリリースし再建を図るも、力及ばず2003年に倒産してしまった(まあ主要取引先のSNKもその前に倒・・・ゲフンゲフン)。
現在、ADK作品の版権は新SNK(旧:SNKプレイモア)が所有しており、人気作の続編や移植作がリリースされている。
▲「ADK=忍者」というくらい、ADKのNEOGEO作品には忍者が登場するゲームが多い。
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