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EX-ARM エクスアーム
掲示板をﾐﾙ!EX-ARM エクスアームとは、原作：Hirock・絵：古味慎也による漫画作品である。
概要
2015年2月より集英社「グランドジャンプ」にて連載が開始。2016年11月よりジャンプ＋でも配信され、コミックスは全14巻が刊行。また2019年8月から2020年2月まで集英社「グランドジャンプむちゃ」にて新章「EX-ARM EXA エクスアーム エクサ」が連載された。コミックスは全2巻。
テレビアニメについては後述。
なおタイトル表記は空白あり・空白なしとばらつきがあるが、ここでは公式サイトの表記に従うことにする。
▲ストーリー
▲2014年、機械嫌いの高校生・夏目アキラは自分を変えたいと思い一歩を踏み出す。が、トラックに轢かれる──。
そして2030年東京港湾部、未知の兵器『EX-ARM』取引現場に潜入した警察・上園美波とアンドロイド・アルマのコンビを『EX-ARM』No.08を装備した敵が襲う。彼女たちは起死回生を賭け、敵から奪った『EX-ARM』No.00を起動させるが…!?
登場人物
- 夏目アキラ（声：斉藤壮馬）
主人公。2014年に事故に遭い、2030年に未知の兵器「EX-ARM No.00」という脳だけの姿になって目覚める。自身の記憶と身体を取り戻すため、EX-ARM対策課に協力する。 - 上園美波（声：小松未可子）
EX-ARM対策課所属の女性。真っ直ぐな性格。高い操縦技術を持つ。 - アルマ（声：鬼頭明里）
美波と行動を共にする、入谷重工によって作られた女性型アンドロイド。クールな性格。 - 士牙（声：浪川大輔）
国防軍出身のEX-ARM対策課課長。アキラを全人類の敵と告げる。 - 鹿王院千景（声：上坂すみれ）
EX-ARM対策課の主任。華族の末裔で警察のキャリア。忠実に現場の指揮を執る。 - アリサ姫神（声：石川由依）
EX-ARM対策課のエンジニア。カリフォルニア大出身。マイペースな性格。 - キムラ（声：八代拓）
EX-ARM対策課のメンバー。近藤と行動を共にする。 - 近藤（声：左座翔丸）
EX-ARM対策課のメンバー。元傭兵。狙撃に秀でている。アキラを馬鹿にしていたが、徐々にメンバーとして認める。 - ソーマ（声：小林ゆう）
ある富豪が連れているアンドロイド。美波の弟に姿が似る。 - ユグドラジル（声：富田美憂）
ユグと呼ばれる実用型量子コンピュータ。少女型の姿を与えられている。 - 宗像香織（声：新井里美）
夏目柊一の彼女だった人物。後に入谷重工のCEOになる。 - 夏目柊一（声：遊佐浩二）
アキラの弟。後に彼に似た人物が登場するが…。 - スルーハンド（声：黒田崇矢）
物を透過できる能力を持つEX-ARMを所持する。アキラが最初に戦う人物。 - エルミラ（声：和氣あず未）
モラウという人物に仕えるメイドの姿をしたセクサロイド。アルマと戦闘を繰り広げる。
テレビアニメ
放送局・配信サイト
| 放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 放送時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| TOKYO MX | 2021年1月10日 | 日曜 | 25:05～ | |
| サンテレビ | 25:30～ | |||
| BSフジ | 2021年1月12日 | 火曜 | 24:00～ |
| 配信サイト | 配信開始日 | 曜日 | 配信時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Amazon Prime Video | 2021年1月10日 | 水曜 | 25:35～ | 見放題独占配信 |
| バンダイチャンネル | 2021年2月1日 | 月曜 | 12:00～ |
スタッフ
- 監督：木村好克
- シリーズ構成：トミー・モートン
- 助監督：木下辰悟
- アクション監督：大内貴仁
- 3Dキャラクターデザイン：おちいしーたか、広田晴香、大貴
- 2Dキャラクターデザイン：田村幸
- 色彩設計：おちいしーたか
- 音楽：木村 創 a.k.a. FIQTIV
- 音響監督：大室正勝
- 美術監督：金志連
- 撮影監督：富坂遼
- 編集：竹下大治
- アニメーション制作：ビジュアルフライト
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| BATTLE 001 | 禁断の兵器 | トミー・モートン | 熊谷仁志 | 木下晨悟 | Shin.H |
| BATTLE 002 | 審判の日 | 株式会社ラディアス | |||
| BATTLE 003 | 殺戮の天使 | 西峠裕己彦 | |||
| BATTLE 004 | 勇気 継ぐ者 | ||||
| BATTLE 005 | ときめきデイドリーム！ | ||||
| BATTLE 006 | EX-ARMオークション | 小川敦 | |||
| BATTLE 007 | 炎の舞踏会 | 煙山夏美 | 西峠裕己彦 | ||
| BATTLE 008 | β ～ベータ～ | 下井晋太郎 トミー・モートン |
前澤大樹 | ||
| BATTLE 009 | ”滅び”の救世主 | トミー・モートン | 青木みき | ||
| BATTLE 010 | 原罪の遺伝子 | 煙山夏美 | 西峠裕己彦 | ||
| BATTLE 011 | 人間の証 | 下井晋太郎 トミー・モートン |
前澤大樹 | ||
| BATTLE 012 | 偉大な一歩 | トミー・モートン | 西峠裕己彦 |
主題歌
アニメについて
2018年12月19日にテレビアニメ化企画が発表され、翌年の8月19日に2020年夏の放送が発表された。更に翌年の3月18日にはティザービジュアルが公開、7月に放送されることも明らかになったが、5月28日に新型コロナウイルス感染症の影響を受け放送延期が発表された。この時点でメインスタッフは公開されていなかった。
下のメインビジュアルは延期発表の直前に発表された、古味氏描き下ろしのメインビジュアルである。
8月31日に放送開始時期が決定、同時にスタッフが公開された。そして2021年1月～3月にTOKYO MX等で全12話が放送されたが、内容は以下のようなものであった為、(悪い意味で)大きく注目を集める事になった。
- 作画は主に3Dとなっているがキャラの表情の変化が少ない等出来が悪く、「学生の卒業制作レベル」「MMDの方が出来が良い」と揶揄される事も。
- 主な人物以外は2Dとなっており動きも少なく、3Dの人物が2Dの人物を抱える場面など不自然なシーンが多い。公式プロモーションのサムネイル[外部]からしてこの始末☆であるなお3Dと2Dの人物が混在するのはこのアニメに限った事ではない(「荒野のコトブキ飛行隊」「D4DJ First Mix」等)。。2Dだったキャラが直後のシーンで3Dになることもある。逆もしかり。上の登場人物の内宗像香織は最後まで2Dのままだった。
- 原作は女性の乳首など刺激的なシーンも多いがアニメでは殆どオミットされ、キスシーンすら謎の光で隠されてしまった。
- オープニングは本編の流用の他は3Dモデルが回転するだけで、最後はそれらを雑に集めたような集合絵。エンディングは上記のメインビジュアルがズームアウトするのみ。なおアイキャッチも古味氏描き下ろし。
- 全体的に画面の色調が暗い。最終話のCパートでやっと色鮮やかになるが、奥の女性のレイヤーを手前の男性の前に置いてしまい、女性が小人に見える[外部]というとんでもない図が発生する。
- 原作14巻分を全12話に圧縮している為展開もかなり急だが、そんなものは最早この作画の前では些細な問題である。
監督の木村好克氏やアニメ制作のビジュアルフライト含めメインスタッフはアニメ制作の経験が無く、脚本のトミー・モートン氏に至っては素性が一切不明という有様。これではアニメの出来がこうなるのも必然だったといえよう。声優が豪華なのが物悲しい。この辺に関してはこちらのサイト[外部]が詳しい。
2021年4月現在、DVDやBlu-rayの情報は一切無く、件のアニメは本放送の録画以外ではAmazon Prime Video等の配信サイトで視聴する事が出来る。
斯くして古味氏の師匠である桂正和氏を始め、「テラフォーマーズ」の貴家悠氏・「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博氏・「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の監督の長井龍雪氏から絶賛され、特に「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治氏からはアニメ化を熱望された「EX-ARM エクスアーム」は、クソアニメ愛好家の数年に一度見るか見ないかの屈指のネタと化した。
このアニメが影響したのかは不明だが、アニメ放送中の2月末に、原作の続編「EX-ARM EXA エクスアームエクサ」が第10話にして打ち切りのような最終回を迎えている。
▲関連商品
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最終更新日: 21/04/11 02:34
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