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HTV


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曖昧さ回避


HTVとは、

  1. 広島テレビ略称。 →広島テレビ
  2. 北海道テレビ略称として記載されることもあるが正しくはHTB。 →HTB
  3. 青森県八戸市に存在するケーブルテレビ局の略称。 →八戸テレビ
  4. ニコニコチャンネルゲーム実況天国[外部]」の番組放送時に出るロゴ(Heaven's TV)。
  5. 宇宙航空研究開発機構JAXA)の宇宙ステーション補給機の名称。(HTV:H-II Transfer Vehicle 称「こうのとり」)

ここでは5.について説明する。


宇宙ステーション補給機


国際宇宙ステーションISS)に衣類や食料などの消耗品、各種実験装置などを輸送する軌輸送機
宇宙航空研究開発機構JAXA)が開発し、三菱重工業三菱電機IHIエアロスペース等の大小100数社の企業により製造されている。

人だが、気密区画を持ち、宇宙飛行士が宇宙を着る事く内部に入る事が出来るため、“宇宙船”のカテゴリに入れられる。つまり事実日本初の宇宙船という事になる。技術実機(1号機)は2009年9月11日H-IIBロケット試験機に搭載して打ち上げられ、その後は2015年までに年に1回、計7回打ち上げることが際条約により決まっていたが、ISSの運用期間の延長に伴い、新たに8・9号機の打ち上げが決定した。


主要諸元


HTV


構造


HTVは上記画像の右側から順に推進モジュール(長さ1.27m)、電気モジュール(同1.25m)、貨物区画である補給キャリア非与圧部(同3.5m)と補給キャリア与圧部(同3.14m)という構成になっている。


特徴


ISSに6tまでの物資を輸送する事が出来る。物資を搭載する貨物区画は空気のある与圧部と宇宙空間に曝された非与圧部からなる。
与圧部は消耗品や際標準実験ラックと呼ばれる船内実験装置などを搭載し、非与圧部は搭載した曝露パレット日本実験モジュール「きぼう」の船外実験区画用の実験装置やISSのバッテリなどを収納する。


運用


H-IIBロケットで打ち上げられたHTVはランデブー用のHTV軌に投入され、地上からのISSに接近。その後はGPSレーザーによる誘導でISSまで10mの距離まで移動後停止する。停止後はISSロボットアームで掴まれ、手動で共通結合機構(CBM)というハッチに結合される。
HTVが結合するCBMは本来ISS構造体同士を結合するための機構であり、自動ドッキング機構は持っていないため、このような方法を取る(一番の理由はISS本体の安全。ロシアが多数を占めるランデブー・ドッキング技術の特許に抵触させない為と言う泣ける事情も)。
結合後は与圧部の物資はISS本体からCBMを通って、非与圧部の物資はロボットアームを使って運び出される。その後ゴミや不要品を予圧部に運び込むとISSから離脱。大気圏に再突入して焼却される。


その他


ISSへの物資輸送機はHTVの他にもロシア連邦宇宙局(Roscosmos)のプログレス、欧州宇宙機関(ESA)のATVがある。プログレスは2.6t、ATVは9tまでの物資を運ぶ事が出来るが、ドッキングするのがアンロジナスというロシアモジュールのハッチである。
アンロジナスは自動ドッキング機構を持つ反面、CBMよりずっと径が小さく、際標準実験ラックのような大の荷物を運び込む事が出来ない。
逆にプログレスやATVISSに推進剤を補給する機を持つが、HTVには出来ない。またプログレスやATVISSの軌維持用のブースターの役割も持つが、HTVはドッキング位置の関係でブースターとしては使えない。

現在アメリカではNASAの商業軌輸送サービス(COTS)という計画に基づき、スペースX社とオービタルサイエンシズ社の2社の民間企業がそれぞれドラゴンシグナスという輸送船を運用・開発中である。これらはISSロボットアームを用いてCBMに結合されるという点でHTVに似ているが、ドラゴンには大気圏再突入があり、実験結果を地球に持ち帰る事が出来る。(HTVもHTV-Rの名で人帰還カプセルを搭載することを検討中である。) また、ドラゴンには有人があり、7名までの人員をISSに送り出す事が出来る。


将来


先述した通りHTVは地球への帰還機がない事を除けば実質的な宇宙船であり、日本の将来の有人宇宙船開発のための技術開発の基礎を担っている。HTVの各機モジュール化されており、モジュールの一部を有人帰還カプセルに換装することなどで有人宇宙船に発展させる事が可な設計となっている。


実績



第1回HTVフライト HTV技術実証機(「こうのとり」1号機:HTV1)



第2回HTVフライト 「こうのとり」2号機(HTV2)



第3回HTVフライト 「こうのとり」3号機(HTV3)



第4回HTVフライト 「こうのとり」4号機(HTV4)



第5回HTVフライト 「こうのとり」5号機(HTV5)



第6回HTVフライト 「こうのとり」6号機(HTV6)



宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の受賞歴



愛称



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最終更新日: 18/07/12 15:21
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