ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


Me163


ヨミ: コメート
掲示板をミル!
11カキコ!

Me163 コメートとは、第二次大戦ドイツ世界で初めて実用化したロケット戦闘機である。
コメートはドイツ語で「彗星」を意味する。


概要


ロケットを推進とする航空機の開発はリピッシュ博士によって1920年代から始められていた。
メッサーシュミット社と組んだリピッシュ博士1938年に試作ロケット機「DFS194」を開発、後にこの試作機はMe163と名称をめられる。
最初期であるMe163Aは1941年の滑テスト855km/hを記録。
とはいえこの時代で800km/h越えの達成は十分偉業だが、ロケットエンジンを搭載し、機体各部を再設計されたMe163Bはなんと1011km/hという驚異的なスピード叩き出し、高度1万mまでの上昇時間はおよそ3分半と凄まじい性を発揮した。
ドイツ空軍であるBf109最高速度が600km/h台であったことを考えるとその速さがよく分かるだろう。
また、武装も30mm機関を2門装備しており、「の要塞」の異名をとるB-17を数発でバラバラにできたという。まさにの通り魔である。
第二次大戦戦闘機としては速火力が突出しており、その性に驚嘆したドイツ航空省は1941年制式採用した。

さて、驚異的な性が決め手となり制式採用されたMe163であったが、いくつもの重大な欠点を抱えていた。

よく挙げられる欠点として、ロケットの推進剤として使われる「HWK-R1」の危険性がある。
この推進剤は、高濃度の過水素(T液)と、メチルアルコールヒドラジンの混合液(C液)から構成されているのだが、どちらも人体には猛な液体であり、常に爆発の危険性をも持つという、そもそも戦闘機の推進剤には不向きなんじゃないのコレ、と疑問を投げかけたくなるようなシロモノなのだ。
実際「HWK-R1」は人体を溶かすほどの威があり、

「防護を着用していたにもかかわらず、パイロットの右腕は全に溶けていました。左腕と頭は、柔らかいゼリーの塊のように見えました」

                        『ドイツロケット彗星―Me163実験飛行隊、コクピット真実』より

という悲惨な事故を起こしてしまっている。

他にも

など推進剤絡みだけでいくつもの欠点を抱えている。

また、機体側にも問題が多く

運用に苦労した割には戦果が出せず、
戦後連合の調でも性を見るものがあるが実戦向きではない、との評価を受けている。

ソ英でもロケット戦闘機の研究は為されたがどれも試作・実験機止まりであり、結局ロケット戦闘機はMe163の他に実用化されることはなかった。


関連動画



■sm11121687[ニコ動]

■sm10164605[ニコ動]


関連商品


■az4893191543
■az4499226236


関連コミュニティ


■community


関連項目



最終更新日: 14/07/24 20:35
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ