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MotoGP


ヨミ: モトジーピー
掲示板をミル!
41カキコ!

[画像][外部]

MotoGPとは、バイクロードレース世界選手権の略称である。2001年までの旧称はWGPだった。

PS4などで同名のゲームが発売されているが、この記事ではその点に触れない。
 


概要


MotoGPは、アスファルトで舗装された路面で行われる短距離バイクレースプロトタイプレース専用車両)で行うものでありオートバイレースは「アスファルトで舗装された路面を走る競技」と、「土などの未舗装路面を走る競技」と、「アスファルトで舗装された路面と土などの未舗装路面の両方を走る競技」の3つに大別される。

アスファルトで舗装された路面を走る競技・・・MotoGP、スーパーバイク世界選手権[外部]鈴鹿8耐[外部]など

土などの未舗装路面を走る競技・・・モトクロス[外部]ダートトラック[外部]トライアル[外部]

舗装路面と未舗装路面の両方を走る競技・・・スーパーモタード


アスファルトで舗装された路面を走る競技」のことをロードレース(road race)とかロード(road)と呼ぶのだが、この競技が最も高い人気を持っている。

アスファルトで舗装された路面を走る競技」は、レース距離によって短距離レースと長距離レースに分類できる。

距離・・・MotoGP、スーパーバイク世界選手権[外部](どちらも45分ぐらいで終わる)

距離・・・鈴鹿8耐[外部]ル・マン24時間耐久レース・オートバイ版[外部]
 
、四輪レースでいえばF1に相当する。

3月から11月まで世界各地を転戦し、全19戦が開催される。ヨーロッパ10ヶ東南アジア2ヶ、中近東と北東アジアオセアニアでそれぞれ1ヶずつ、全15ヶで全19戦の予定である(記事[外部]2021年の当初の予定は、ヨーロッパ9ヶ東南アジア2ヶ、中近東と北東アジアオセアニアと北と南でそれぞれ1ヶずつ、全16ヶで19戦を行い、そしてあと1戦をどこかので開催して全20戦にするものだった(記事[外部]

重量級のMotoGPクラス、中量級のMoto2クラス、軽量級のMoto3クラスが存在し、それぞれに世界選手権がかけられている。

四輪レースにおけるF1F2F3の各クラスにそれぞれ似ているが、F2F3があくまでサポートイベントローカルイベントなのに対して、Moto2Moto3も同等の世界選手権という扱いになっており、それぞれのクラスで最優秀のライダーは全てワールドチャンピオンとして記録される。もちろん、その格式においては重量級のMotoGPクラスチャンピオンが最も重いのは言うまでもない。

レースの結果が大半マシンの性で決まってしまうと言われる現代のモータースポーツの中で、に頼りにくい・マシンライダーが全身で操るなどの理由によって、いまだにライダーの個人的技量がレースの結果を大きく左右しうカテゴリーであり、世界的にはF1に次ぐ人気を獲得している。
 


クラス区分


MotoGPは、エンジンの排気量により、次の3クラスに分類されている。
 

MotoGP

最大排気量クラス英語ではプレミアクラス(the premier class)と呼ばれるので、それを和訳した言葉である最高峰クラスという名で呼ぶ人が多い。4ストローク1000ccエンジンを積んだプロトタイプマシンレース専用車両)を使用する。

2001年までは2ストローク500ccエンジンを使って争われていた。2ストエンジン環境負荷が高いので、止されることになった。

2002年から2006年までは4ストローク990ccエンジンが使用されていた。なぜ990ccという中途半端な数字かというと、4スト1000ccにするとレーススーパーバイク運営から「に多い4スト1000ccエンジンを流用するつもりだ。そういうことしていいのはスーパーバイクだけだ。許さない!」と猛抗議される恐れがあったためである。抗議や訴訟を恐れるため、わざと990ccという中途半端な排気量にした。

4ストローク990ccエンジンでは最高速度が上昇しすぎて危険であるという理由で、2007年から4ストローク800ccに減らされた。

しかし、諸々の事情により2012年より「8001000cc」という規定になり、ほとんどのチーム4ストローク1000ccエンジンを使用することになった。

このときは世界的な不気で、MotoGPも参戦台数の少なさに苦しんでいた。参戦台数を増やすため、「クレーミング・ルールチームCRT)」が設定され、4ストローク1000ccエンジン改造による参加が認められた。CRTという参戦形式を作るとレーススーパーバイク運営から猛抗議がくるかもしれない、とMotoGP運営ドルナは身構えていたが、特に抗議はやってこなかった。なお、CRT2012年2013年のみ存在しただけで、2013年をもって止されている。

2015年までは参戦するメーカーが独自のECUソフトウェアを開発していて、その機の充実度がマシン戦闘力を大きく左右していた。そのため、メーカー直営ワークスチームファクトリーチーム)以外のいわゆるサテライトチームファクトリーチームの落ちマシンを貸与されて参戦する)にほとんど優勝チャンスがなくなっていた。高性ECUソフトウェアを使いこなすには大量の技術者が必要で、それを用意できるメーカー直営ワークスチームが圧倒的に有利だった。

2014年催者定の低性なECUソフトウェアを使用するオープンクラスが始まり、2016年には全てのチームオープンクラスに入り催者定のECUソフトウェアワンメイクで使うようになった。

2021年現在ホンダヤマハスズキドゥカティKTMアプリリアの6メーカーが参戦している。当然ながら各メーカー間のしい開発競争が起こっている。バルブニューマチックバルブにしたり、エンジンミッションシーレスミッションにしたり、空力パーツを導入したりと、マシンハイテク化と先鋭化が進んでいる。先ほど述べたECU共通化を始め、ファクトリーチームに属するライダーテスト日数を厳しく制限するなど、催者側はそれらを抑える方向に動いているが、それでも開発が止まらないのはモータースポーツの宿命とも言える。
 

Moto2

4ストローク765ccエンジンの中排気量クラス。詳しくはMoto2の記事を参照
 

Moto3

4ストローク250ccエンジンの軽排気量クラス。詳しくはMoto3の記事を参照
 


マシン


プロトタイプ

MotoGPクラスMoto2クラスMoto3クラスのいずれもプロトタイプレース専用車両レーサーともいう)で争われる。

スーパーバイク世界選手権[外部]スーパースポーツ世界選手権[外部]は、「アスファルトで舗装された路面で行われる短距離バイクレース」という点でMotoGPによく似ているが、使用するマシンであるという点でMotoGPと大きく異なっている。
 

最高速

最高峰クラスのMotoGPクラスマシン4ストローク1000ccエンジンを搭載しており、最高速度は350km/hに達する(資料[外部])。これはF1に匹敵する速度である。

ちなみに、MotoGPがF1に及ばないところはコーナーリングである。F1は四つのタイヤで路面に接していて安定しているので、コーナーリング速度を恐ろしく高めることができる。
 

空力パーツ

かつてのMotoGPは、F1と違って構造的に空力パーツによるダウンフォースを確保しにくく、ほとんどそれに頼ることがなかった。

ところが最高峰のMotoGPクラスにおいて、2015年3月からウイング形状の空力パーツを取り付けてダウンフォースを活かそうとする動きが現れた。2016年6月に安全上の理由もあってウイング形状の空力パーツ取り付けることが全クラスで禁止されたが、2017年8月になって、まるでガンダムエアインテークのようなダクト形状の空力パーツが付いたカウルが出現している。
  

タイヤ

2021年現在は、MotoGPクラスMoto2クラスMoto3クラスのいずれも、催者定のタイヤワンメイクで使用している。

タイヤがMotoGPクラス体に与える影は非常に大きいので、MotoGPクラスにおいて常にタイヤ話題となっている。

2008年までのMotoGPクラスは、複数のタイヤメーカーが競合するコンペ時代で、ミシュランブリヂストンによる二分状態だった。コンペはコンペティション(competition 競争)という意味。コンペ時代は、タイヤメーカーバイクメーカーに対して気を遣うという関係にあり、「バイクメーカーバイクを先に作り、バイクに適合するタイヤタイヤメーカーが作る」という状態だった。

2008年をもってミシュランが撤退し、2009年から2015年までブリヂストンワンメイクになった。2015年をもってブリヂストンが撤退し、2016年以降はミシュランワンメイクになっている。2009年以降をワンメイク時代という。ワンメイク時代は、「タイヤメーカータイヤを先に作り、タイヤに適合するバイクバイクメーカーが作る」という状態になっている。
 


MotoGPクラスに参戦するチーム


2021年シーズンにMotoGPクラスへ参戦するチームを挙げていく。チームの並びは2020年チームラキング順で、チーム内におけるライダーの並びは2020年ライダーランキング順となっている。

ワークスチームとは、バイクメーカーが直々に運営するチームであり、ファクトリーチームと呼ばれることもある。

サテライトチーム衛星のようなチーム)とは、バイクメーカーに直属しない人物が運営するチームであり、インディペンデントチーム独立したチーム)とかプライベートチーム(個人のチーム)とかプライベーターと呼ばれることもある。
 


チーム・スズキ・エクスター
インド市場を席巻する軽自動車メーカーとして名高いスズキワークスチーム2020年は20年ぶりにライダーチャンピオンの栄を手にした。
エクスター[外部]スズキの純正オイルブランド

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最終更新日: 21/03/30 21:04
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