ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


PC-6601


ヨミ: ピーシーロクロクマルイチ
掲示板をミル!
16カキコ!

PC-6601とは、日本電気ホームエレクトロニクスが発売していたパーソナルコンピュータである。通称「ろくろく」。
後継機種としてPC-6601SRがある。こちらは専用のテレビつきディスプレイセットで「テレビパソコンMr.PC」という名称で呼ばれ、広告では「六本木パソコン」というキャッチコピーもあわせて使われていた。


概要



PC-6601


PC-6601は1983年11月21日に発売された8bitパソコン。同年7月に発売されたPC-6001mkの上位機種である。3.5インチフロッピーディスクドライブを内蔵し、添付のフロッピーディスク日本語ワープロ、表計算、ゲームといったアプリケーションソフトを収録した。
これにより、買ってすぐ使えるということを大きくアピールして、PC-6001から始まっていた「ソフトウェアプレーヤー」的な思想をさらに一歩進めることとなった。

PC-6001mkからの機向上点は、上記のほかには、漢字と、音声合成若干強化された程度であり、画像表示等は同じである。

漢字については、本体内蔵の漢字ROMには変更がなく、学習漢字α文字数しかなかったが、添付の日本語ワープロソフトでは、フロッピーディスク側に文字フォントを持たせることで(当時の8bitパソコン向けワープロソフトではそれほどしい手法ではなかった)、JIS第一準の漢字をすべて使用できるようになった。
さらに、オプションとしてJIS第一準の漢字すべてを収録した拡漢字ROMカートリッジを用意し、これをBASICと添付の日本語ワープロソフトどちらでも使用できるようにした。

音声合成については、PC-6001mkの持つ機に加え、音音階と音長を定できるようになった。つまり「歌う」ことができるようになったわけである。
たったこれだけの違いではあるが、ただしゃべらせるよりは格段にできることが増えたのは間違いない。音階は不正確で、長く歌うことができない(1行ごとに文字列を音声合成LSIに渡すデータに変換するための時間がかかる)が、それでもその機を生かし、当時FM大阪ラジオ番組「カモン・コンピュート」でDJ歌手を務めた。


PC-6601SR


PC-6601SR1984年11月20日に発売された8bitパソコン。同時に発表されたPC-6001mkSRと、フロッピーディスクドライブの有以外、機はほとんど同等である。

PC-6001mkSRと本機は、先述のテレビ付きディスプレイと組み合わせた場合にテレビ映像ビデオ映像パソコン画面のスーパーインポーズが可になっているが、本機はさらに左記の組み合わせの際にテレビ番組の予約ができ(録画ができるわけではない)、またキーボードワイレスでも利用可になっている。このあたりには、すでに「パソコンテレビ」としてスーパーインポーズなどの強映像話題になっていた、シャープX1シリーズへの対抗意識があったとも言われている。

Mr.PC」という名称と、「六本木パソコン」のキャッチフレーズは、初心者層とともに、今までパソコンへの興味の薄かった層へのアピールも狙っていたものと考えられる。しかし、初心者層にはMSXという強ライバルがあり、またそれ以外の層への浸透はなかなか難しかったようで、販売面では成功したとは言いがたい。

この後、パソコンソフトウェアプレーヤーにするべく、標準でアプリケーションソフトバンドルするという考え方は、日本電気グループパソコンではしばらく鳴りを潜める。
PC-88VAPC-8801MCなどを経て、98Multi CanBe、98MATE ValueStarで大々的に復活するのは、10年近くも後の話である。


ニコニコ動画におけるPC-6601


PC-6601の発売当時、今で言うパソコンは「マイコン」と呼ばれることのほうが多かった。当時はコンピュータといえば汎用機のような大ラック筐体サイズが標準的なイメージであり、机や冷蔵庫サイズワークステーションなどを「ミニコン」と呼ぶほどだった。卓上サイズコンピュータは更に小さいという事で、MicroなComputer、略して「マイコン」である。

更に、当時はまだコンピュータを個人が持つこと自体がしかったため、自分のコンピュータ(MyComputer)という意味合いもあった。この考え方は、個人用途のパソコン(PersonalなComputer)、つまり現在一般的に呼ばれる「パソコン」に繋がる。

今のWindowsのような共通のOSはなく(そもそもそんな多機で汎用的なOSは乗せられないほど性が低かった)、各メーカーはさまざまなマイコンリリースしていた。メーカー差別化のため、独自の機を追加したものも少なくない。

その中でも、PC-6001mk音声合成、そしてPC-6601で追加された歌う機は、他に類を見ない際立った特徴となり、他機種のユーザーにも強い印を残した。
しかしニコニコ動画では、β時代にもすでにPC-6001/PC-6601関連の動画投稿されてはいたものの、ゲームソフトプレイ動画が中心であり、レトロゲーム動画の一カテゴリという状態が長く続いた。

ところが、2007年9月Vocaloid2(初音ミク)がニコニコ内で流行ると、とにかくっぽいものを発する装置やプログラムで歌を歌わせる人たちが急速に増加し、その流れに乗って、PC-6601を歌わせた動画投稿されるようになった。 


■sm1059599[ニコ動]

(この動画を皮切りに、9月中に5件以上、10月にも10件以上の投稿がある)

さらに10月には、「PC-6601が歌うタイニーゼビウス」が話題となり、VOCALOIDによるカバー版が作られるなどして、おっさんホイホイとしての立場を確立した。

■sm1254646[ニコ動]

(ただしこの楽曲は2005年同人CDとして発表されたものであり、ニコニコ動画が初出ではない)

これ以降、「80年代PCを動かしてみた」動画が増えたような気がする。


プログラム配信


当時のプログラムカセットテープに保存する方法が一般的だったので、当時の一般的なパソコンにはプログラムを音データに変換する機がついている。投稿された動画の中には、この機を使い動画プログラムを配信しているものもある。この音は人が聞くと「ピーガガガガ・・・」といったノイズとして聞こえる。聞くときは音量に注意。


関連動画


プログラム配信をしている動画の一つ
■sm2008329[ニコ動]

PC-6601が出演したラジオ番組
■sm16727463[ニコ動]
■sm16728018[ニコ動]


関連項目



最終更新日: 12/11/26 23:16
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ