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ZWとは、
最強決闘者の決闘は全て必然、ドローカードさえも決闘者が創造する。
全ての光よ、力よ!我が右腕に宿り、希望の道筋を照らせ!シャイニング・ドロー!
主人公である九十九遊馬とアストラルが、合体(エクシーズ・チェンジ)し、ZEXAL(ゼアル)となることで使用できる能力、シャイニング・ドローによって創造されるカード群。基本的に、「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備できる効果を持った効果モンスターであり、装備することで、攻撃力や守備力の上昇のほか、様々な力を発揮する。
見た目の特徴としては、多くが、通常の形態では伝説上の動物などをモデルにした形をとり、変形してホープレイに装備される。
シャイニング・ドローのその場で創造するという性質上、その場の状況に合わせたピンポイントな効果を持つZWも多い。また、その場で都合のいいように新しいカードを創造するためか、一度登場したZWが別のデュエルで再登場する例はほぼ存在しない。
シャイニング・ドローでドローするカードが全てその場で創造されるものなのかははっきりしない。VSトロン戦では創造したと思しき2枚のカードのほかに、元々の遊馬のデッキに入っている「ハーフ・アンブレイク」も存在した。
また、アストラル世界からの帰還以降、新たなZEXALによるシャイニング・ドローで、ZS(ゼアル・サーバス)というカードも創造されている。
漫画版では、ZEXALの設定自体が存在しないため、ZWも登場しない。
ゼアル・ヨコポンやゼアル・シタポンが出る気配は今のところない。
OCGでも、ホープレイに装備できるカードとしてZWは存在するが、さすがにシャイニング・ドローは再現不可能(公式デュエルでは使用できないが、「希望の創造者」でそれらしいことはできる)。
初期のZWはアニメ同様、「CNo.39 希望皇ホープレイ」を装備対象に指定していたが、「COSMO BLAZER」以降に登場したZWは、「希望皇ホープ」と名のついたモンスターを装備対象とするよう指定されている。
▲効果モンスター
星4/光属性/獣族/ATK 1900/DEF 0
自分フィールド上に存在するこのカードは攻撃力1900ポイントアップの装備カードとなり、
自分フィールド上に存在する「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備する事ができる。
装備モンスターと戦闘を行う相手モンスターがカードの効果によって
フィールド上から離れる場合、その効果を無効にする。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」第24話による)
自分のメインフェイズ時、手札のこのカードを攻撃力1900ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上の「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備できる。
装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される。
「ZW-一角獣皇槍」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
(OCG版、「STARTER DECK(2013)」収録のカード【ST13-JP018】による)
皇の鍵の中へと侵入してきた天城カイトとのデュエルで窮地に陥ったアストラルであったが、遊馬が駆けつけ、初めてのエクシーズ・チェンジ・ゼアル。遊馬もカイトも驚きつつもすぐに状況を理解し、デュエルを続行、ドローフェイズのドローでの「シャイニング・ドロー」で創造された。
すぐに召喚されてホープレイへと装備され、ホープレイで「銀河眼の光子竜」へと攻撃、銀河眼の除外効果をこのカードの効果で無効にし、そのまま戦闘を続行して勝利するかと思われたが、カイトは「フォトン・ショック」を発動、互いのプレイヤーが戦闘ダメージを受けることとなり、引き分けに終わった。
このカードを装備したホープレイの攻撃名は「ユニコーン・スラッシュ」。
モチーフになっているのは名前の通りユニコーンであるが、翼の生えた姿など、ペガサスも元になっていると思われる。装備されるとホープレイの身の丈よりも長い槍になる。
OCGでは、フィールドを離れる効果以外でも効果を無効にできるようになった。また、召喚せずとも装備可能になり、装備魔法のような感覚で使用しやすくなった。
単体でもアタッカーとして運用可能な攻撃力や、「No.39 希望皇ホープ」の素材にもなるレベル4、1900という高めの攻撃力上昇値、相手モンスターの効果無効など、ZWの中でも扱いやすいほう。いわゆる手札事故を起こしにくいのも高評価。もちろん、「サイクロン」で破壊されやすいなど、弱点も多いが、レベル4でホープを出すタイプのデッキなら、採用するのも悪くない。
手札の自身を装備カードにする効果というのは実は珍しく、このカード以前には、1999年に登場していた「進化の繭」しか存在しなかった(このカードは2011年登場)。現在でも、一部のZWやこのカードと同期の甲虫装機2体しか存在しない。
効果モンスター
星3/炎属性/鳥獣族/ATK 1100/DEF 0
自分フィールド上に存在するこのカードは攻撃力1100ポイントアップの装備カードとなり、
自分フィールド上に存在する「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備する事ができる。
装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
その戦闘によって発生する戦闘ダメージを0にし、
攻撃対象になった相手モンスター1体を破壊して
相手ライフに1000ポイントダメージを与える事ができる。
(アニメ版、公式サイト「モンスター・エクシーズを召喚せよ!」 03/26放送 Verによる)
このカードは手札から装備カード扱いとして
自分フィールド上の「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備できる。
この効果によってこのカードを装備したモンスターの攻撃力は1100ポイントアップする。
また、装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
「ZW-不死鳥弩弓」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
(OCG版、「RETURN OF THE DUELIST」収録のカード【REDU-JP003】による)
トロン一家の三男、Ⅲとのデュエル。Ⅲは意を決して永続罠「アンゴルモア」を発動するが、その効果はデュエルを超えて世界をも滅ぼそうとしていた。Ⅲの想像を超える事態に、Ⅲは自らの紋章の力を遊馬に託し、アストラルが復活、エクシーズ・チェンジによってZEXALが現れた。
直後のZEXALのターンのドローでこのカードが創造され、すぐさま召喚、装備された。ホープレイで「No.6 先史遺産-アトランタル」へ攻撃、効果でアトランタルを破壊し、ダメージでデュエルに決着をつけ、世界を救った。
このカードを装備したホープレイの攻撃名は「フェニックス・フィニッシュ」。
OCGでは効果で破壊してダメージを与えるのではなく、戦闘破壊したときにダメージを与えるようになった。
攻撃力の上昇値は1100と、一角獣皇槍に比べて低く、また、レベル3でありホープとかみ合わないこと、効果も破壊したときにダメージを与えるだけなど、一角獣皇槍に比べて扱いにくい。ダメージ量こそそれなりに多いものの、一角獣皇槍の方が攻撃力上昇値が高いため、総合的なダメージ量では、こちらはわずかに200勝るだけなのである。その200のために攻撃力上昇800を犠牲にするのは少々もったいない。
強いてこのカードを優先する状況というのは少ないだろう。
効果モンスター
星5/光属性/戦士族/ATK 1200/DEF 2000
自分フィールド上または手札に存在するこのカードは
攻撃力1200ポイントアップの装備カードとなり、
自分フィールド上に存在する「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている場合、
このカードは魔法&罠カードゾーンのカードを破壊する効果の対象にならない。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを手札に戻す事ができる。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」第67話による)
星5/光属性/獣族/ATK 1200/DEF 2000
自分のメインフェイズ時、手札または自分フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力1200ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
自分フィールド上の「ZW」と名のついたカードは相手のカードの効果では破壊されない。
装備モンスターがカードの効果によって破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
「ZW-雷神猛虎剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
(OCG版、「COSMO BLAZER」収録のカード【CBLZ-JP005】による)
シャークやカイト、ドロワ、トロン一家の兄弟、多くの人々を犠牲にしてきたトロン一家の長、トロンとのWDC決勝戦。トロンの「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」を前に追い詰められた遊馬とアストラルはエクシーズ・チェンジ、ゼアルウラZEXALとなり、ホープレイを降臨させた後、「セブンストア」の効果で3枚ドローする際に「シャイニング・ドロー」の能力を使用して創造した(残りの2枚は「ハーフ・アンブレイク」と「ゼアル・カタパルト」)。
コート・オブ・アームズが装備カードにまでは影響を及ぼせないという欠点をつき、手札のこのカードをホープレイに装備してホープレイを強化、そのままコート・オブ・アームズを攻撃したが、そのさらなる効果によってホープレイが破壊されそうになったため、このカードを身代わりとして手札に戻して破壊を回避、直後のメインフェイズ2にこのカードを再装備した。
その後、「ZW-風神雲龍剣」も一緒に装備してコート・オブ・アームズへ再び攻撃するものの、「爆風紋章」で2枚のZWをまとめて手札に戻され、バトルフェイズを終了されてしまう。しかし、メインフェイズ2に「ゼアル・カタパルト」の効果でこのカードが特殊召喚され、「ZW-獣王獅子武装」のオーバーレイ・ユニットとなった。
また、デュエル終了後にも武器の形態で実体化され、デュエル外で使用された。
このカードを装備したホープレイの攻撃名は「ホープ剣・ライトニングブレード」。
第66話で確認できるテキストでは、「このカードが魔法&罠カードゾーンのカード破壊する」と、「は」と「が」のミスや「を」が抜け落ちているなど、細かなテキストミスが見られたが、翌週の第67話では修正された。