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Vやねん!タイガース (日刊スポーツグラフ)


掲示板をミル!
381カキコ!

Vやねん!(ぶいやねん!)とは日本野球史上に残るネタ逆転劇であり、阪神ファン最大のトラウマである。


概要


元ネタ「Vやねん!タイガース」という、日刊スポーツ出版で2008年9月3日に発売された、阪神タイガース優勝を祝うはずだった本である。

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そしてこの本は、プロ野球史上最大の負けフラグとして、今もなおんネタにされている。


リーグ戦


2008年阪神タイガース先から好調を保ち続け、一時期は2位13ゲームを付けて独走。レギュラーシーズン優勝はほぼ間違いないと思われていた。それを受けて日刊スポーツ出版社が9月の頭に発売したのがこの本である。

しかし、後半戦になると2位読売ジャイアンツが破の勢いで接近。逆に首位の阪神先発が長いイニング持たないこと、好調だった新井貴浩が疲労折の影で戦線離脱したことでほど打線が繋がらなくなったことなどで失速。場以降は1位キープしているもののマジック→消滅を繰り返し、巨人に直接対決で大きく負け越すなどじわじわとその差を詰められていた。また、この本が発売された時点で巨人には5ゲームまで詰め寄られていたマジック24は点していたものの既に3度消滅済み)ため、ファンは「(『Vやねん!~』の発売は)見切り発過ぎでは?」と不安をつのらせた。

そして10月3日の東京ヤクルトスワローズ戦[動]で、5点リードをひっくり返されての敗戦を喫し、ついに巨人が同率の首位に並びかける。一旦単独首位に戻ったものの、10月8日の直接対決で敗北首位陥落と同時に巨人マジック2が点した。その2日後、10月10日の横浜ベイスターズ戦[動]巨人ヤクルトに勝ち、阪神横浜に敗れたため巨人レギュラーシーズン優勝が確定。13ゲーム差をひっくり返した巨人は11.5ゲーム差をひっくり返した96年の逆転劇「メークドラマ」になぞらえて「メークレジェンド」を残す。同時にひっくり返された阪神は「歴史的V逸」として名を残すことになった。後に残ったのは本商品の存在、および微妙な気まずさだけである。


クライマックスシリーズ


しかし「メークドラマ」達成時と違い、今のプロ野球にはクライマックスシリーズ(以下:CS)があることから、阪神ファンCSでの逆転日本シリーズ進出(2007年中日ドラゴンズが好例)に期待を掛けた。

CS1stステージ中日との勝負は第3戦までもつれこんだ。0対0で迎えた9回表、この回から登板した阪神の守護藤川球児タイロン・ウッズに痛恨の被弾。これが決勝点となり阪神は0-2(第1戦に続く完封負け)で敗北。同時にCS敗退が決定した。藤川岡田彰布監督(当時)が絶対の信頼を寄せるストッパーであり、ペナント終盤では同点の時(セーブが付かない時)でも8回・9回から藤川登板するケースが多かった(更に言えばCS第2戦においても、4点リードがあったにもかかわらず藤川登板した)が、ここ一番でそれがアダとなる形となってしまった。

かくして巨人リベンジする機会すら与えられないまま、阪神2008年シーズンは閉幕。そして岡田監督はこのV逸の責任を取って逃げるように辞任した


その後


「絶対的守護が打たれて敗北」「全くかみ合わない打線」「結局V逸」「MAKE(まけ)レジェンド」とあって、この日の2ちゃんねる実況や各所のブログ掲示板お祭り騒ぎだった。そして事あるごとに本商品をネタとして宣伝・投下された。本商品の表をこのV逸後から「何がVやねん!タイガース」や「Vやねん!タイガース」と変された画像が出回り、物笑いの種となった。

またこれ以降、ネット上では野球に限らず「縁起物を出した結果、かえって悪い結果を招いた」ケース(下記参照)や、「前半は圧倒的な強さで独走するも、徐々に失速して最終的に逆転負け」という展開になったケースを、本書にちなんで「Vやねん!」と揶揄することがある。他にも、表に書かれていたフレーズ「(胴上げ待ったなし!も汎用性が高くしばしばネタにされる。

なお、全ての元凶となった日刊スポーツ出版社は、巨人優勝が決まるや否や「巨人奇跡の逆転V」という本をいけしゃあしゃあと出版している。


関連動画



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類似の事例


この“Vやねん事件”以降に、日本プロ野球をはじめとするスポーツ界では縁起物を出して逆効果になった事例がいくつも起きている。この事から抜け出せているのは、2013年優勝した東北楽天ゴールデンイーグルスの「楽天 いくぞ初V」(サンケイスポーツ8月5日発売) などごくわずかにとどめられている。


2010年:読売ジャイアンツ


6月24日神宮球場でのヤクルト戦に勝利し、一番乗りでセ・リーグ40勝を達成する。
その翌日、サンケイスポーツが「日本中のG党のみなさま、リーグ4連覇は当確”でございます!!」という序文とともに、66試合終了時点での40勝到達は過去27度、うち26度が優勝なのでV率は96.3%であるというデータを用いて巨人優勝を予見する記事を掲載する。(この「ただ1度きり優勝を逃した例」は前述のVやねんである)
しかし、この年リーグ優勝したのは中日ドラゴンズで、巨人はV逸どころか3位に終わり、CSでは2位阪神を破って第一ステージを突破するものの最終ステージで敗退。これにより、「当確(でございます)」というフレーズなんJにおけるそっ閉じの定番スレッドでよく用いられるようになった。


2011年:東京ヤクルトスワローズ


8月に野手の不振で中日巨人に追いすがられたが、9月に9連勝で優勝を決定的にした。
…と思われた矢先、日刊スポーツ出版社がおめでとうヤクルトスワローズなどという本の発売を決定する。
この後悪夢のように故障者が続出し、最終的に中日優勝を攫われた。この他、公式でも「Vロードキャンペーンっており、関連グッズを積極的に売り出してしまっていた。


2012年:男子サッカーU-23日本代表


ロンドンオリンピック男子サッカーは、予選で金メダル補のスペインを破るなどして、メダル獲得の機運が高まっていた。
そんな中、「週刊サッカーマガジン2012年8月2128日号(ベースボールマガジン社)にメダルだ!メダルだ!メダルだ!などという見出しが出た。当然Vやねんを初めとした前例が数多く残っているため、サポーターが不安がらない訳がない。
案の定、しかもよりによって竹島問題でちょうど険悪ムードにあった韓国に敗れてメダルを逃した。
一方、見出しで大きく取り上げられなかった「なでしこジャパン」こと女子サッカー日本代表は、並み居る強を撃破して初の決勝に進出し、 FIFAランキング1位アメリカにこそ惜敗したものの見事メダルを獲得した。


2012年:広島東洋カープ


序盤こそやや苦しい戦いが続いていたカープだが、交流戦あたりから阪神ヤクルトが不振に陥った隙に3位を奪取、久々に前半戦をAクラスターン。
しかし、8月後半に何を血迷ったのか公式CSスペシャルグッズを発売。
優勝じゃなくてCSなら大丈夫だろう」という意見もあったが、やっぱり駄だった。9月に入ってから打撃が不振に陥り点が取れなくなり、故障者だらけでボロボロなはずのヤクルトに3タテを喰うなどし、結局15年連続のBクラスが確定した。


2012年:京都サンガ


シーズン最終節、J2所属の京都サンガJ1自動昇格圏の2位につけていた。しかし首位甲府との対決は痛恨のドローに終わり、三位の湘南勝利したため順位が逆転。京都は昇格プレーオフにまわることになった。
…はずだったのだがその翌日、京都公式サイトJ1昇格記念特設ページオープンする。「監督からの感謝のたより」にはテキストテキストテキストテキスト」…という文字列で埋められており、どうやら予め用意していた昇格記念ページを誤って更新したものと思われる。
なお、その後京都プレーオフ初戦で有利な条件(京都ホーム90分間で決着がつかなければ京都勝利扱い)に恵まれていたにも関わらず、6位大分に0-4という大敗を喫してプレーオフ々に敗退。J1昇格の夢は潰え、特設ページが正式な形で更新される機会も失われてしまった。


2012年:テキサス・レンジャーズ


の向こうのVやねん!」とも言われる大リーグでの事例。
2012年レンジャーズは開幕から絶好調で、2位に対し13ゲームと圧倒的な強さで独走、地区優勝は間違いなしと見られていた。
ところが最後の9試合で5ゲーム差を詰め寄られ、さらに「1つ勝てば地区優勝」となる2位オークランド・アスレチックスとの直接対決3連戦でも2連敗、あっという間に同率首位で並ばれてしまう。
そして10月3日シーズン終戦において、レンジャーズは3回に5点を取りセーフティリードを奪ったと思われたが、4回に連打であっさり追いつかれ、なおも二死1・2塁の場面で中堅手ジョシュ・ハミルトンフライを痛恨の落球。そのまま5-12で敗れ、歴史的V逸となった。
その後のボルティモア・オリオールズとのワイルドカードゲームにも敗れ、ポストシーズンにも進めなかった。
そして最終戦フライを落としたジョシュ・ハミルトンは、世界野球歴史に刻まれし人類の特大特別A級最終戦ジョシュ・ハミルトン特別終身名誉死刑と呼ばれることとなった。


2013年:第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表


ついにWBCでも発生。日本の準決勝進出が決まり、後2試合勝てば優勝となった時にデイリースポーツが『侍ジャパンWBC3連覇特集号』という敗北フラグの塊を3月21日に発売することを決定する。もちろん、優勝できなかった場合は発売されない
そんな中迎えた3月18日の準決勝戦、打線からの快音はなく、1-3で敗戦。当然だがWBCの3連覇とはならなかった。試合終了後はTwitterなどで戦犯デイリーなどと言われる。
なお、この事件によって「Vやねん!タイガース」もデイリースポーツの仕業であった(神戸に本社を置くデイリーは過度の阪神への傾向報道で知られておりそう取られても仕方がなかろう)と勘違いしている事実誤認者が見受けられるが、そちらは日刊スポーツ出版社の発行であり、デイリーと日刊は全くの別会社である。


2013年:横浜F・マリノス


2013年シーズンでは、2004年以来の上位争いを展開し、第33節で15位の新潟に引き分けるか勝てば9年ぶりの優勝確定・・・!と言う所まで来ていた。ちなみに前節32節の時点では、横浜Mは勝ち点62広島は勝ち点57もしも横浜Mが2連敗すれば、広島勝ち点1点差で逆転されてしまう位置でもあった。そんな緊迫した状況の中、何と週刊サッカーダイジェスト日本スポーツ企画出版社)が、増刊「Jリーグ横浜マリノス優勝記念号」を12月12日に発売する!と予告を出してしまった。

そんな中迎えた11月30日の第33節新潟戦、新潟に攻め込まれ0-2で敗戦。優勝行方12月8日に行われる最終節となる第34節に持ち越されるも、ACL出場権がかかっていた5位川崎フロンターレに0-1でまさかの敗戦し等々力劇場に。そして広島鹿島アントラーズに2-0で勝利し2連勝した為、勝ち点57からの+6点で勝ち点63とし、横浜M勝ち点1点差で広島に逆転優勝を許す結果となった

なお、横浜M広島は後に第93回天皇杯全日サッカー選手権大会の決勝(2014年元旦)で直接対決するが、この時は2-0で広島を下し、21年ぶりの優勝を果たしている。


2014年:高梨沙羅(ソチオリンピック) 


ソチオリンピック日本代表で、女子スキージャンプ高梨沙羅も残念ながら悪夢フラグからは逃れられなかった。


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最終更新日: 19/09/01 13:43
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