ひとりだけの爆弾処理班生放送

ヒトリダケノバクダンショリハン

1.1千文字の記事

掲示板へ

記事編集

ひとりだけの爆弾処理班とは、爆弾に覆われた地球において只一人の爆弾処理班の生き残り「生主・助さん」のことである。

一人なのに班なの？という野暮な質問はしてはいけない。

ひとりだけの爆弾処理班とは、爆弾に覆われた地球において只一人の爆弾処理班の生き残り「生主・助さん」のことである。

一人なのに班なの？という野暮な質問はしてはいけない。禁則事項です。

-あらすじ-

西暦20XX年、地球は爆弾の炎に包まれた。だが、人類は死に絶えてはいなかった。爆弾魔がすべてを支配する世界となった名古屋の大地で、一人だけの爆弾処理班、爆弾解除術伝承者・スケさんが爆弾を相手に拳を振るう。爆弾解除術を共に修行したホモォ達の遺志を継ぎ、様々な場所に散りばめられた爆弾を処理するため、スケさんは今日も爆弾を解除してゆく。

突如現れた謎の爆弾魔によって文明と人々の秩序が失われ、水と食料といった残された資源をめぐって争いが繰り返されるという最終戦争後の20XX年が舞台。爆弾魔が支配する弱肉強食の世界に現れた、伝説の爆弾処理班"パワーユニバーノーツ"のたった一人の生き残り・スケさんの爆弾解除を描くコメディアクションである。

『週刊少年ホモォ』（靭帯断絶社）2010年41号から2015年35号に連載。2000年代の『週刊少年ホモォ』を代表する作品の一つであり、漫画家・ゴメ・ゴメスと漫画原作者・ヤスヤスオの最大のヒット作にして代表作である。

単行本は2010年から2015年にかけてホモォコミック全27巻が発売されたほか、愛蔵版、文庫版（それぞれ全15巻）が刊行されている。2010年にはホモォ書店からパラパラ漫画形式で全12巻が出版されたほか、2012年には男根の神秘社より完全版全14巻が刊行された。本作品の「前史」を扱う作品『二人だけの爆弾処理班』に関わっている男根社からは、2013年よりフルカラー化したマスターエディション♂が発売されたが、刊行は4巻までで頓挫。同社からは、付録としてスケさんの靭帯のフィギュアをつけた編集版全24巻も発売されている。累計発行部数は6000万部、全世界では1億部。

たった一人だけという宿命的な物語の他に、スケさんの使う爆弾処理術により爆弾の信管や本体が破裂する描写、「あえ～」「せやけど～」「あざす～」などといった爆弾の断末魔、スケさんが爆弾に対して「お前はもう解除されている」と死を告げる台詞や、「信管を突く」といった表現などが人気を博し一大ブームを巻き起こした。