もっこといふ人物
非常に多彩な男である。
麻雀、雑談、オンカジ、ゲーム配信、飯、釣り、レンタカー車中泊、ブリブリ、ファッション、建築、ハムスター、ヘルメットダンス、喧嘩、詩、畏怖させること、と実に多様な得意分野を持つ。
中でも麻雀に関しては右に出る者はなく、塵杯優勝など輝かしい実績を誇る。その腕を称して「もっこ流麻雀」として皆から恐れられている。
「もっこ流麻雀」は、「ウシシ特製」をさらに煮詰めた本格的な染め麻雀を真骨頂としており、チャンタ系も返す刀として常に懐に収めているのが特徴だ。西のウシシ、東のもっこの両雄である。
染め、チャンタの使い手として玉座に君臨しているが、副露率が7割に迫るほどであり、放銃率も2割に届く勢いだ。一撃必殺の拳を振りかざしているため、和了率も2割に乗るか乗らないかの瀬戸際である。
平均順位としては2.6ほどのアベレージだが、それを差し引いても魅力のある、深淵の奥行きにただただ感嘆するばかりだ。
点数計算に関しては5200点までは完璧にできると豪語しており、和了した時の正答率は初心者のそれを大きく上回る。ごくまれに点数計算を間違えたときリスナーに突っ込まれることがあるが、「100符2ハンは何点だ?言ってみろ。」と決まってリスナーに対してそう尋ねる。なお、対局中に「この手は何点?」という点数計算についての質問は頭がこんがらがるという理由で一人一回の制限が付いた。
第1回塵杯優勝という全ての雀士が目指す頂に立った唯一の男である。MJ最強位がこぞって参加した格の高さ故、その肩書の前では皆がひれ伏す。なお第2回では人和に放銃し予選敗退。
数々の麻雀ニコ生主と対決しており、ほぼ全勝で飾っている。因縁のある生主に対しては相当に含蓄のあるお言葉を遺す。
また、ユーザーアカウント、コミュ爆破を現時点で1985回しており、その内1020回復帰に成功している。
親や兄弟との関係も良好で、ざっくばらんな話題で日々我々リスナーを楽しませている。特に一家の大黒柱とはゴルフ仲間でもある。
人を笑顔にさせるその人間性の理由も、品川のシティーボーイとして人生の大半を過ごし、甲子園一歩手前まで勝ち進んだサラブレッドだからこそなのかもしれない。まるで慶応を出ているかのような余裕のあるおおらかさも、庶民では到底及ばないそうした環境で培われたのだろう。
日々サバイバルな生活を送っており、とある戦場において袖にハサミを仕込んでいた。彼は釣りも嗜むためハサミの存在はありがたいのだ。糸を切ったり、何らかのタグを外したり、可能性は無限大だ。
釣り配信では相模湖に行くことが多く、毎回大物を捕まえており、持参の巨大なキャリーバッグに獲物を仕舞い込んでいる。
彼の強運の使いどころとして麻雀の次に挙げられるのはオンカジである。
オンカジで得られる快楽は強烈なようで、ブリブリ状態で挑む場合未だ負けなしだ。神社の大吉もびっくりだ。
4桁万円まで伸ばしたその剛腕には舌を巻くばかりだ。しかしあるとき、オンカジ引退の危機がやってきたのだが、半日で復帰するという快挙を成し遂げた。
方々から資金を調達することに長けており、中でも自身のメリカリ錬金術には彼も自信を持っている。
良い物を高く。その基本を誠実に実行できる男は日本広しといえども彼しかいない。相手の裏を行きすぎなまでに読むことの巧みさがここでも活きるのだ。
これまで差し入れを少なくとも2回もらっているが、その全てを平らげている。供物であるペヤング獄激辛では顔色一つ変えることなくRTA記録を叩きだした。豆腐は絹より木綿派。
外配信回での屈指の名場面として心に残るのは涙の公園回(12月19日)だ。
とある実業家の講演会に出向き、感銘を受けた彼から流れたのは後悔と決意の表れ。
この回以上にリスナーが彼に期待を寄せたことはないほどの出来事であった。
PC、スイッチ、プレイステーション等々のハードをこれまでに60回売り払った。使い捨て感覚で買い、使わなくなったら部屋掃除のついでに売る。こうして彼の家は無駄な物が少なく清潔に保たれている。
走ることが得意。
もっこ流用語
もっこが発明した言葉は多岐にわたる。
これらはほんの一例だが、
・んぬぇ!
・わがったわら
・ゆ~ぶ~
・もっこーしー
・やっちゃっちゃ?
・俺の麻雀知らないの?(21世紀ニコ生麻雀界流行語大賞受賞。花束贈呈役はまんぼぅ氏)
人生
並の人間では挫けるほどの困難さを強いられており、たまにつまづく。
中学までは港区のワルで名が通っていたが、高校進学を機に更生した。
これまで自分が親になるチャンスが二度到来したが、今はその時期ではないと判断し、見送った。
経験してきた職は星の数ほどあり、全てを糧にして今もコネ続けている(実際には202回の転職を繰り返している)。
職と職の間にはある程度の時間があるが、その間は天からの恵みで飢えを凌いでいた。フェリス=K子からも天恵を望まれている。
もこりあん
もっこのファンリスナーである者は例外なくもこりあんとして扱われる。由来を勘繰るに、脂もの好きなジロリアンのインスパイアから生まれたものだろう。なおもっこ自身は頑なに二郎を食べようとしない。魂心屋で世界が変わったという。
もこりあんという名称ができる以前はそれぞれが「〇〇もっこ」を名乗っており、ある時はもこレンジャーが結成されていた(亜種として鹿児島どんがいるが、彼はもっこの天敵である)。
「俺たちもこりあんを信じろ」。この合言葉を掲げることでもっことリスナーの絆が深まることに際限はない。
しかし、玄関のドアノブにもこりあんからの差し入れがあった際にはまず警察を呼び、建造物侵入として訴えようとしていた。なお具材はすべて鍋となって胃の中に消えた。本麒麟が好み。(2023年5月、差し入れが解禁された。モンスターエナジー3本から可能。KBJSNKGK3-3-6 TB6B202)
リスナーである西本と名乗る男と池袋雀荘にてリアル麻雀対決をしたが、西本氏1着2着、もっこ飛びラス3着であった。電車賃と合わせて4000円ほど失ったもっこ氏であった。
ペット
500円で買ってきたメスのゴールデンハムスター(リリーちゃん)を飼育している。
パチンコやオンカジで勝った日にエサを与えるというルーティーンだが、毎日ギャンブルで勝っているためエサ記録は40万日続いている模様。いつもケージの網をかじって落下するのを繰り返している。
URL
https://www.nicovideo.jp/user/126036620/live_programs?ref=watch_user_information
https://com.nicovideo.jp/community/co6055115?com_header=1
よく爆破するのであしからず・・・・・・
爆破されるたびに捜索隊が派遣されます。19,851,020回救出に成功しています。
配信での注意事項
彼のリスナーとなるということはよいしょ隊への入隊と同義である。
誹謗中傷、罵詈雑言、過去のあることないこと、親族関係、罪歴、これはもってのほかである。
彼が気持ちよく配信するために、そして我々がフレッシュな彼を見るために、これは鉄の掟なのである。
また、忘れてはいけないのはNGワードの罠が幾重にも張り巡らされている。
それらを潜り抜けるのも我々もこりあんの腕の魅せ所だ。
ラインを攻め、イエローカードをもらいつつも彼の機嫌を見極める。これこそ醍醐味なのである。
品位
もっこの放送では品位が求められる。無論、もっこ自身に品位は満ち満ちている。
あるときリスナーから「金借りてるやつに品位はない」と罵られたが、「借金してるからといって品位がないというのはちゃんちゃらおかしい」「俺に品位がないわけがない」と、非常に激怒しながら説き伏せた。
これぞ横綱の品位である。
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