ゆーき(co127083)とは、<哲学>の動画投稿、及び<哲学>議論や雑談等の配信を行うコミュニティ、『哲学の「て」ぶくろ(ゆーき's office)』のオーナーである。
概要
当初ゆーきは『ニコニコ哲学科』というニコニコ内の<哲学>好きが集まる総合コミュニティにおいて、『哲学の「て」』という動画の投稿を行っていた。しかし、2009年10月25日に独立、自身のコミュニティを立ち上げ、動画投稿と共に生放送の配信も行う様になった。なお、『哲学の「て」』の動画は、コミュニティ設立を契機に、『ニコニコ哲学科』から『哲学の「て」ぶくろ(ゆーき's office)』のコミュニティ動画へと変更された。
以上の様に、ゆーきは最初、動画投稿による活動を行っていた。そして、その後に行われる様になった配信は、本人によれば「動画本編に対するオマケの様なもの」であるという。その為、彼を説明する上で、動画作品の説明は避けて通る事はできない。しかし、動画については既に個別の記事が設けられている為、本記事では割愛し、ここでは主に生放送について述べる。
動画本編と比較した上での生放送の特徴
『哲学の「て」ぶくろ(ゆーき's office)』で行われる全ての生放送では、そのタイトルの最後に「v.v.」という文字が記されている。これは「viva voce(生きた声)」を省略したものである。そして、この「生きた声」が示す通り、生放送においてはコメントとのコミュニケーションによって様々に話題が変転して行くのであり、これは一貫した主題を語る動画本編とは対照的である。この対照性の中に、動画とはまた違った面白みが生まれると言える。また、生放送と動画の違いをもう1つ言えば、話題の多様性が上げられる。例えば、動画本編においても芸術等に関わる主題が取り上げられる事があるが、生放送ではイギリスの展覧会で鑑賞した作品等、芸術そのものが主題になる事がある。他にも、(日本における)地元のネタや、(イギリスにおける)自身の日常の話をし、更には弾き語りも行われる事がある。こうした学術的な事のみならず自身の生活を語る事、それもまた「生きた声」が意味するものなのだろう。
もちろん、生放送においても、動画に似た一貫した主題による企画配信を行う事がある。代表的なものとしては嗣瑞氏とによる「OPERA」がある。「OPERA」とは"Oshaberi Philosophy Electronic Reading Assemblage"(お喋り哲学電子読書の集い)の略であり、ある哲学書を談話形式によって1章ずつ丹念に読み進め、その書に対する理解を深めようとするものである。この様な形式故に、この企画ではコメントが拾われ辛くなっている。しかし、それでも時折コメントの質問もしくは情報提供に対してリアルタイムに反応する事がある。以上の事から、この企画配信は、主題の一貫性及び視聴者とのコミュニケーション性において、動画と雑談配信の中間の性質を持っていると言えるだろう。
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関連項目
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