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ニコニコ連載小説　『Ｂ→ｉｎｇ！！！！』をブロマガにて連載中。

Ｂｅｉｎｇ　

1. 独立して行う。または機能する能力を持つ、またはそのように発達できる生物。
2. 存在する状態、または事実。

魔導と魔術の存在する世界
複雑なシナリオと共に描かれる
本格SFファンタジー小説。
 壮大な世界観に練りに練られた
ストーリーの数々、迫力抜群の戦闘・・・。
今まで誰も見たことがない史上最高の物語がここに始まる。
君の物語を締めくくる最終章とは？

ラルド皇国

軍関係者

マーカー小隊

• レイル・マーカー
  本作の主人公。マーカー小隊において小隊長及びブレイバーを務める。本作における狂言回し第一号。
  常に客観的な物言いで状況に的確に脳内で突っ込みを入れているが、サリアからはそのことを含めヘタレ呼ばわりされている。マーカー小隊のメンバーには多少崩れた話し方をすることがあるが、それ以外は敬語で概ね統一しており、敵にすら敬語で話す。
  魔導士であるが体術も得意で、身の丈ほどもある長剣で山賊数人を吹き飛ばすこともできる。魔導においては物質の転移の術を使うことができ、あらゆる武器を呼び出すことができる。体術・魔導・剣術ともに長けたオールラウンダーと言えるが、それぞれの能力単一で見た場合は各メンバーの方が優れているため器用貧乏であるともいえる。それぞれの戦法の特性を生かしたり魔導と体術や剣術の絡め手で戦うことができるのが強み。黒刃の能力に関してはマーカー小隊の誰にもない彼だけの力である。
  • 転移の術
    遠くにあるモノを空間を超えて呼び寄せる術。
  • 黒刃
    物理防御不可能、魔素や魔力を吸い取ることができる技。竜殺しとも呼ばれる剣を使った攻撃。その性質上、魔術師や魔導士や竜族の天敵とされる。
• サリア・ウェルフェリガー
  主人公率いるマーカー小隊に所属する赤髪の少女。マーカー小隊の中ではブレイカーを務める。
  ルックスはかなり良いのだが、口が悪い上にすぐに暴力を振るうなど気性が荒い。
  小隊においてはレイルが指揮権を持つ隊長の立場にあるのだが、主導権はもっぱらサリアが握っている。
  彼女の気性の荒さや強引さは戦いにおいては有効なのだが、偵察任務で偵察対象を殺戮するなど根本的に状況を狂わせてしまう場合が多い。良くも悪くも物語を転がす、ある意味問題児。
  実はルニスには百合感情を非常に優しい。街中をルニスとデートに遊びに行くのも有意義であるとしている。
  こんな彼女であるが実は皇帝とは近い親戚関係にあり皇族の一人である。
  戦闘においては魔導拳を使った破壊力溢れる戦闘を好む。近頃は自身の成長に武器がついてこれず、真の力を発揮できないためもっと強い武器を欲している。
  理屈は不明だが魔導拳を外したほうが強力な攻撃ができる。拳闘においてはマーカー小隊随一の実力。
• ルニス・ガルディア
  魔術師、マーカー小隊の中ではブラスターを務める。
  おっとりした性格で子供のように小柄な非常に可愛らしい翠髪の少女で、その愛くるしさ故に人当たりのキツいサリアにすら恋心優しくされている。
  どこか天然混じりのマイペースもあるため周囲を振り回すこともあるが、むしろ愛されてしまう。そしてなんと僕っこ何度も性別を読み返したのは俺だけじゃないはず。
  小隊のメンバーには名前をもじったあだ名をつけて呼ぶ。小隊のメンバー以外でもそれなりに近しい関係であればあだ名をつけることもある。
  ラルド皇国において名家のガルディア家出身の魔術師で、その魔術の腕前はラルド皇国においてもきっての実力と言われる中距離戦闘のスペシャリスト。詳しい理屈は不明だが呪文の提唱抜きで強力な魔術を使うことができ、魔導士のレイルの立場を危うく戦闘において大いに貢献している。
  魔術の研究分析にも力を入れるガルディア家出身ゆえか、魔術に対する好奇心は人一倍で、魔導器の威力向上などの改良には暴走余念がなく、作戦中に独断で火力を暴走させた強くした魔導爆薬を用いたり、貴重な魔導第一世代の魔導器を父と共に調査・分析目的でバラバラに分解したり、レイルのグラナヘイムを同様の目的でバラバラにしようとすることも。サリアの魔導拳の調整も引き受けている。
  • あーすはんまー
    大地の力でできた土の巨槌を振り回し独楽のように1回転して攻撃する技。大勢を一気に相手にするときに有効な技。
  • ういんどあっくすー
    風の力でできた巨大な風の斧で敵を攻撃する。本物の斧同様にちゃんと斬れる。
  • 無窮万天（むきゅうばんてん）
    最上級魔術。1万の雷を一点に集中放火させる超大技。1万の雷はそれぞれが交わり合い最終的には超巨大な雷が大地を貫く。
• シゲン・タチバナ
  黒髪の少年。マーカー小隊の中ではブレイザーを務める。作中の描写から推察するに陽乃元出身の剣士。強力な軍事力を持つ陽乃元において最強と呼ばれる橘流の剣術の使い手で近接戦闘のスペシャリスト。レイルと似たような性格だが彼以上に寡黙でルニスのマシンガントークにも適当な返事しかしていない。遠く離れた国出身の彼がなぜラルド皇国にいるのか詳細は不明。
  戦闘においては結界を張る術と併用して橘流の剣術を使って戦う。この戦法とルニスの中距離先述のコンビネーションは抜群である。烏合の衆が相手であれば体術のみで戦うことも。模擬戦においてはサリアに勝利するほどの実力者。
  • 対妖魔技装――焔葬
    余りにも多すぎる斬撃を放つがゆえに敵には斬撃の壁が突如発生したようにも見える技。

ラルド一族

• デルウィス・ラルド
  ラルド皇国第一皇子。ラルドの軍神と呼ばれる最強の将軍。自身の名のデルウィスを冠するデルウィス学園要塞のトップに立つ人間で、かつてネレザリア帝国との戦争ではガーグ峠においてネレザリア軍の侵攻を徹底的に死守した。
• ラウェリス・ラルド
  ラルド皇国第二皇子。ラルドの智神と呼ばれる凄腕の知将。現在のラルド皇国軍のシステムを構築した人物。兄と同じくかつてネレザリア帝国との戦争ではガーグ峠においてネレザリア軍の侵攻を徹底的に死守した。
• サーシャ・ラルド
  ラルド皇国姫でありデルウィス軍事教練学校の現校長。ピンクや白色が好みで部屋や服装をそれらで統一している。サリアにはその趣味がドン引きされている上、ちょくちょく長い説教をするため完全に嫌われている。
  が、口が立つサヤカにはうまく利用されてドラテキを毎度おごらされている。

ギルド『カルヴェナル』

• アキト・アークエルス
  『霧芯（むしん）』の授名を持つ男でアウター。ギルド『カルヴェナル』に所属する。同僚のカナに比べてかなり常識人。竜巻を起こすことができる。
  実力は非常に高くゲルト・ウォーニス同等の実力を誇る。
  双剣エルス＆ノルア、斧槍ラヴァル、大剣ノルヴァルガー、魔導長銃ファラウンドの4種類の武器を使い分けて戦う。戦いにおいては各状況や敵の倒し方を楽しみながら戦う癖がある。
• カナ・ヒイラギ
  『鎌鬼（れんき）』の授名を持つ少女でアウター。ギルド『カルヴェナル』に所属い同組織のギルド長補佐を務める。
  ルックスは清楚な美少女なのだが、禍々しい威圧感を持つ眼光を放ち、全身からすさまじい怒気を発し、右腕には真紅の大鎌を携えるまさに死神のような姿をしている。彼女の発する音のうち3割は舌打ちである。
   彼女の携帯する鎌の名前は「『猟鎌（りょうれん）』フェルグ・リダ」で強力だが、その反面使用するたびに生命力を鎌の中の悪魔に吸い取られてしまう。ただし、時間の経過とともにこの吸い取られた分の生命力は回復する。
  切り込み隊長と呼ばれており文字通り敵を切り込んでいくスタイル。その強さは桁違いで、ネレザリア軍約600名を圧倒する。
  • 斬獄（ざんごく）
    『猟鎌（りょうれん）』フェルグ・リダの唯一にして最強の技。単純に鎌を振るだけだがその太刀筋上のあらゆるモノを斬る。アキト曰く「斬るという現象では、世界の頂点に位置する技」

その他の軍関係者

• デュラン先輩
  ルニスに武器の強化を依頼していた先輩。
• ジョン・ナルクド
  軍練校斡旋所所長。軍練校における依頼事は彼を通すことになっている。マーカー小隊にアルワナ大平原の五つの砦の偵察の任務を斡旋する。

その他のラルド皇国民

• ドラテキ屋のドラ息子
  ラルド皇国で一番人気且つ最高級のドラゴンステーキを扱う店の店長。
• イっちゃん
  アキトの口から発せられた名前。詳細不明。
  
• ガーくん
  アキトの口から発せられた名前。詳細不明。
• レイナ
  アキトの口から発せられた名前。アルワナ大平原から遠くないところに潜んでいる。詳細不明。
• ナユタ
  アキトの口から発せられた名前。アルワナ大平原から遠くないところに潜んでいる。詳細不明。
• シャル
  アキトの口から発せられた名前。アルワナ大平原から遠くないところに潜んでいる。詳細不明。
• 謎の人物
  レイル・マーカー殺害をたくらむ謎の人物。
• エミリア
  上記の謎の人物が呟いた名前

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ネレザリア帝国

軍関係者

• ガルス・ウェリド
  ネレザリア帝国皇帝。元々はネレジア王国の優秀な戦士だったが、当時のネレジア王国の絶対差別的貴族至上社会を嫌っており国家倒壊の機をうかがっていた。国中に散らばる反乱分子をまとめ上げ、機が熟したとして10年前に行動開始。半日のうちに国を乗っ取ることに成功。反乱の火が消えぬうちに貴族や王族たちをことごとく処刑し、ネレザリア帝国の建国を宣言する。1年後には東部の国々全てをまとめ上げ、さらに1年後、つまり現在から見て8年前にラルド皇国に宣戦布告する。

ネレザリアの凶刃

• ギルグ・ルガニス
  帝国三剣の一人にしてネレザリアの凶刃の指揮官。10年前のネレジア王国崩壊の際に猛威を振るった。
• セルラ・フォーディス
  帝国三剣の一人でギルグ・ルガニスの側近、ネレザリアの凶刃の一員。
• ファング
  帝国三剣の一人で最も多くの殺戮をこなしたとされる少年、ネレザリアの凶刃の一員。
• ゲルト・ウォーニス
  『鳴鋼猟躯』の授名を持つ男でアウターである。。ワーダル砦に勤めるネレザリアの凶刃に所属する軍人で、部隊内での序列では７位。マーカー小隊を強敵として認める。戦うときには自らの名を名乗ったり、大勢相手に単身で戦おうとするなど侍精神の持ち主。しかし自身の手に負えぬと判断した場合は多勢による攻撃も辞さない。
  ギルド『カルヴェナル』たちの見解では何やら禍々しいものが憑いている模様。
  マーカー小隊を一人で相手取りほぼ互角にやり合った上、授名によりマーカー小隊を圧倒する。

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軍名・部隊名・軍事用語

• マーカー小隊
  レイル・マーカー率いる4人小隊、隊員はサリア・ウェルフェリガー、ルニス・ガルディア、シゲン・タチバナ
• 軍神の剣
  デルウィス皇子を長とした精鋭部隊。それらの候補生は軍神の子と呼ばれる。
• ブレイバー
  軍神の剣における役割の一つで小隊長が就く。小隊の盾役で守りを固める。
• ブレイザー
  マーカー小隊におけるシゲンの役割。小隊では基本的に一名がこの役割を行う。
• ブレイカー
  マーカー小隊におけるサリアの役割。小隊では基本的に一名がこの役割を行う。
• ブラスター
  マーカー小隊におけるルニスの役割。小隊では基本的に一名がこの役割を行う。
• 皇国軍
  ラルド皇国軍のこと。
• 橘流
  陽乃元において最強と呼ばれる剣術流派。
• ネレザリアの凶刃
  ガルス・ウェリガの部下のギルグ・ルガニスの率いる部隊。10年前にネレジア王国を崩壊させるときに活躍した。黒鎧を武装しているのが特徴。現在もネレザニア帝国の主力として様々な作戦についている。ワーダル砦の警護に当たるゲルト・ウォーニスも所属している。
• 特殊戦技隊
  ネレザリアの凶刃の正式名称。
• 帝国三剣
  ネレザリアの凶刃の主力のギルグ・ルガニス・セルラ・フォーディス・ファングのこと。
• アウター
  世界の設定した種の身体能力や知性の限界を超えた者は変革を迎えるとし、それら変革者のこと。
• 授名
  アウターとしての能力を覚醒させること。アウターそれぞれに違った名前がついている。

魔導・魔術用語

• 魔導
  魔力を使った戦い方で特に呪文などの提唱を必要とせず、小～中規模の攻撃を行う戦術。
• 魔術
  魔力を使った戦い方で特に呪文などの提唱を必要とし、中～大規模の攻撃を行う戦術。
• 魔素
  自然界に存在する魔力の素となる物質。竜族が多く体内に蓄えている。
• 魔力
  特殊な器具を使ったり呪文を提唱することで魔素を練り上げたもので、この力を利用することで魔導士や魔術師は戦うことができる。
• 魔吸石
  魔導器の核となる石、多くの魔素が製造に必要なため、体内に多くの魔素をため込んでいる竜族を狩り、その血液なや死体などを利用して作る。この魔吸石の強さが魔導器の強さにも大きく影響を与える。
• 魔導器
  魔吸石を核として作った魔力を帯びた道具。強力な魔力を持つため軍事利用も盛んにおこなわれており、様々な武器を魔導器化させて戦いに用いる。
• 非魔術武装
  魔導器及び何らかの魔力を帯びた武器や道具を一切携帯していない武装のこと。
• 竜族
  ゼレニア竜山に多く生息している種族。魔素を体内に大量に蓄積しているため、その血液すらも強力な魔吸石の素となり魔導器の製造には必須のアイテムとなる。魔導士や魔術師達による軍事利用のために捕獲・殺害されている。魔素や魔力を吸収する攻撃や武器などには非常に弱い。
• 魔導士
  戦闘において主に魔導を使って戦う者。
• 魔術師
  戦闘において主に魔術を使って戦う者。
• 魔導学
  前述した魔素や魔力、魔吸石及び魔導器の仕組みや理論、製造方法などについて学ぶ学問。実戦における魔導・魔術の使い方もカリキュラムに入っている。
• 魔導戦争
  約300年前アルシア大陸における戦争が史上で最も苛烈だった魔導大戦のことを呼ぶ。その時代は現代以上に魔導や魔術の軍事利用が著しく、その時代の中でも最も優れた能力を持っていたとされる三つの魔導器を至高三器と呼ぶ。世代的には第一世代における戦争である。

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国名・地理用語

• アルシア大陸
  作品の主な舞台となる大陸。ゼレニア竜山という巨大な山によって地形が概ね四つに分かれている。それぞれを、東西南北に従って東部・南部・西部・北部と別れている。海を挟んだ向こう側には陽乃元という国がある。
  大陸最大のラマド大河は大陸の様々な国を潤す一大水源となっており、ゼレニア竜山に本流を持つ。大陸内の国々では陸続き故に領地争いなど様々な理由で戦争が起きやすく近年になってようやく小康状態に入ってきたところである。
• 東部・南部・西部・北部
  アルシア大陸を方角によって四つの地方に分けた時の呼び名。東部はネレザリア帝国、南部はラルド皇国、西武はダリラクシア王国の三大国が治めており北部はいまだに力のある国は出てきていない。
• ラルド皇国
  アルシア大陸の南部を治める大国。元々はダリラクシア王国との平和協定を元に大陸の平和に向けて動いていたが、近年ネレザリア帝国に宣戦布告を受け国内外の緊張が高まっている。主人公率いるマーカー小隊はこの国の軍隊に所属している。
• 皇都
  謎の人物が呟いた都市名。ラルド皇国の都市を指すのか、別の都市を指すのかは不明。
• ネレザリア帝国
  10年前にネレジア王国崩壊とともに生まれた軍事国家。わずか1年で東部をまとめ上げた。ネレザリアの凶刃などを中心とした強力な軍事力を誇る。8年前にラルド皇国に宣戦布告。両国間及び大陸全体に緊張感が高まっている。
• ネレジア王国
  ネレザリア帝国の前身となった国である。
  完全なる貴族至上主義を中心に据えた国づくりをしていたために酷い差別が日常的に行われていた。
  それらを嫌ったガルス・ウェリドの作戦により半日で王政は崩壊に至る。
• ダリラクシア王国
  アルシア大陸の西部をまとめ上げた国。おそらくはラルド皇国やネレザリア帝国に比肩する国力のある国と思われる。ネレザリア帝国がラルド皇国に宣戦布告している現状、この国がどう動くかが戦況のカギを握っているとも言える。
• 陽乃元
  遥か東方の強国、カタナを象徴とする島国。アルシア大陸からさらに海を越えた先にある国。
• ゼレニア竜山
  アルシア大陸に威容を誇る大山。この山には竜族が住んでおり、山の名前の由来もそれである。魔吸石を作るのに必要な竜族を狩るために各国の戦士たちが時折立ち寄る。ラマド大河の本流があり豊かな自然の恵みを大陸に供給する。
• ラマド大河
  ゼレニア竜山から流れる大河。いくつもの支流となって各国を潤している。支流の一つがアルワナ大平原を通っている。
• アルワナ大平原
  ガーグ峠を進んだ先にある大平原。ワーダル砦外を含む五つの砦がある
• ワーダル砦外
  アルワナ大平原にある砦の一つ大平原の南部にある。マーカー小隊が調査。

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ラルド皇国地名・施設名

• デルウィス軍事教練学校
  マーカー小隊を含む数多くの若者が集う軍事養成学校。ラルド皇国の未来の軍事力を担う若者たちに魔導・魔術・体術・剣術・捕獲・諜報・偵察・その他教養を教え込む。かつて校長はラルド皇子兄弟が務めていたが現在はサーシャ・ラルドが校長を務める、ラルド皇子兄弟が好調だったころは今よりも訓練が激しかったとのこと。学校内には様々な施設があり、訓練や学習は内容によってそれぞれに合わせた施設で行う。
• ガルディア工房軍練校支部
  デルウィス軍事教練学校の施設の一つで本校からは少し外れた場所にある。魔導器の分析・研究・改良・製造に特化した施設であり、その施設の名は創設者であるガルディア家からとっている。
  
• デルウィス学園要塞
  ガーグ峠に位置する軍事施設。この呼称で呼ぶ場合は軍事教練学校など次世代養成施設やその他の組織もすべて含めた呼称である。この要塞のトップに立つのは大陸でも随一の将と呼ばれるデルウィス・ラルドで、この要塞はラルド皇国の最大戦力となっていると同時に最前線となっている。
• ナレージ軍術都市
   デルウィス学園要塞のある町の隣町。少年兵学校を保有する町。
• 少年兵学校
  ナレージ軍術都市にある学校施設。デルウィス軍事教練学校に行く前に通う教育機関。肉体的な訓練のみではなく、アルシアの歴史等の教養も教えている。
• ガーグ峠
  ネレザリア軍がラルド皇国を侵攻する際に絶対に通らなければならない峠。ラルド皇国はこの峠を守りきることに国家の生命線がかかっているため莫大な戦力を保有するデルウィス学園要塞を構えている。
• 軍練校斡旋所
  ラルド皇国の軍練校への任務の斡旋を行っている施設。
  任務は概ね殲滅任務、援護任務、捕獲任務、討伐任務、輸送任務、偵察任務の六つに大別され、それぞれ難易度によってS,A,B,Cの四段階に分けられている。
   一年生はCランク任務もしくは稀にBランク任務を受ける。
  マーカー達の属する二年生は基本的にBランク任務で稀にAランク任務を与えられ援護任務の時のみSランク任務を受ける。
  三年生は基本的にAランク任務で時折Sランク任務を受ける。
   四年生以降は基本的にSランク任務を引き受けることになる。

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武器名

• 『猟鎌（りょうれん）』フェルグ・リダ
  カナ・ヒイラギの愛用している血の色をしている大鎌。軽く振っただけでもその太刀筋上のあらゆる物を広範囲にわたって切り裂くことができるほど強力な鎌。アキト曰わく「斬れないモノはない」
• 魔導拳
  魔導を帯びた拳にハメる籠手の様な武器。ガルムなどが登場する。
  
• 魔導剣
  魔導を帯びた剣。グラナヘイムなどが登場する。
• ナターシャ
  300年前の魔導戦争で活躍していたとされる第一世代の至高三器の一つ。ルニスとルニスの父により徹底的に研究され魔導研究の発展に貢献した。
• グラナヘイム
  マーカー家に伝わる家宝の魔導大剣。ナターシャと同じ至高三器と思われるが・・・？
• ガルム
  サリアの魔導拳。サリアの成長速度に追いつけていない。
• エルス＆ノルア
  長さの異なる双剣、アキトの持つ武器。素早い攻撃をするときに有効。単純な攻撃力では他のアキトの武器のいずれにも劣る。
• ラヴァル
  ハルバードの形をした槍斧、アキトの持つ武器。強力な一撃を放てるため硬い鎧を着た相手などに使う。
• ドルヴァルガー
  大剣、アキトの持つ武器。切れ味は確かだがラヴァルほど強力ではない。
• ファラウンド
  魔導長銃、アキトの持つ唯一の魔術武装。一点火力であれば猟鎌にも劣らない。

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