アポリア 単語

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アポリア

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アポリア(Aporia)とは、

  1. ギリシャ語で「行き詰まり」「困惑」「いこと」の意味を冠する言葉。
    哲学世界では、「解決の糸口が見出せない難問・難題」などといった意味合いでも用いられる。
  2. アニメ遊戯王5D's」の登場人物。CV根本正勝菅生隆之(老年)。本稿にて説明。

我が名はアポリア・・・  絶望の番人・・・

絶望野郎

アニメ遊戯王5D's」に登場したキャラクター主人公達の戦う敵組織「イリアステル」のボスキャラである。
元はアポリアという1人の人間なのであるが、作品中に初めて登場したのはホセプラシドルチアーノの3人が合体を果たした事で本来の姿であるアポリアへと成った事から。その姿は、ホセの大柄な体格にプラシドルチアーノの要素が入り混じった威圧的な容姿をしている。チャームポイント八重歯
つまりホセプラシドルチアーノの3人は、それぞれアポリアという同一人物の老年期、青年期、少年期の姿というワケである。ということはこれまでの3人の喧嘩や罵り合いは(ry

遊戯王5D's舞台である「ネオ童実野シティ」の時代よりも未来からやって来た人物。
しかし、彼がいた未来世界モーメントが発端となって崩壊しているらしい。
その生い立ちもまた凄惨たるもので、少年時代機皇の襲撃に遭って家族と死別し、青年時代に機皇との戦いの最中人を殺され、そして老年時代に世界の破滅を見届け人類最後の生き残りとなる、という耐え難い絶望を3度に渡り経験するという壮絶な人生を送る。
その後、滅んだ世界で同じく生き残っていたゾーン達と出会い未来を救う方法を模索する中、仲間が次々に死んでいってしまいやがてアポリア自身もまた老衰で死を迎える事になるが、今際の際に「自らを『絶望を経験した3つの時代の姿』へと分けて部下として使ってくれ」という遺言を聞き入れたゾーンの手によってアポリアは3体のロボットホセプラシドルチアーノ)として復活イリアステルの構成員として過去世界ネオ童実野シティへと赴く事で破滅の根たるモーメントをシティごと滅ぼし、未来を変革しようと論む。

WRGP決勝戦で三皇帝の操る機皇が全て倒されると、3人は本来の姿であるアポリアへと合体を果たし、遊星達の前に初めてその姿を現した。デュエルにあたり、それぞれが乗っていたD・ホイールデュエルボード)が合体した巨大なD・ホイール(通称・トリシューラ号)と合体を果たし、遊星チーム5D's決戦を挑んでくる。
デュエルでは3体の機皇を併せ持つ究極の機皇機皇神マシニクル∞³インフィニティキュービック)」を操る。合体を果たして名前の長さも究極になった。攻撃名は「ザ・キューブオブ・ディスペア」。「キューブcube)」には『立方体』以外にも『3乗』という用法もあるので、直訳すると「絶望の3乗」と読める。

 

ちなみにアニメ本編のアポリアの回想シーンにて、劇場版アニメ超融合!時空を越えた絆」に登場した人物・パラドックスブルーノちゃんらしき人物の姿も同時に確認できる。

機皇マシニクルとシンクロモンスターによる決死の攻防の末、最期は遊星シグナーの操るドラゴン達の総攻撃を受け決戦に敗れる。しかしその後、ゾーンによってアーククレイドルへ身柄を回収され、身体を修復されながらゾーンと会話を交わしているシーンがあるものの、アポリアがゾーンを「永遠の友」と呼んでいたりする事から察するに彼もまた遊星達と同様、仲間のために協を惜しまない性格を持った人物である事がわかる。
これに限らず、遊星達の敵として立ち塞がったアポリアにも人間らしい部分がある事が会話の随所から解り、アポリアに対するイメージがいくらか変わる事は請け合いであろう。
その後、遊星チーム5D'sが全ての決着をつけるべくアーククレイドルへ乗り込んで来た事を知ると、「絶望ではチーム5D'sに勝てなかった」「私には絶望希望もいらない・・・ただ機械マシン)となって君を守る」とゾーンに告げると、体も精人間のそれを捨て去り純然たる『機械』となって遊星ギアへ赴く。

そしてアーククレイドル内部の遊星ギアの1つにてジャック龍亞龍可の3人と対決
超官ロットンと違い、ハンディキャップが先攻スタートのみという度量の大きさにはただただ頭が下がる。
デュエルではフィールド魔法機動要塞フォルテシモ」と合体ホントに合体が好きなのね。機皇兵という機皇モチーフとしたモンスターや、動けば動くほどダメージを与える魔法カードを変自在に操り、機皇神マシニクル∞と並ぶ彼の新しい切り札「機皇神龍アステリスク」を召喚するなどして、3対1という状況をものともせずにジャック達を翻弄し追い詰めるのであった。
しかしデュエルの最中、極限まで追い詰められた龍亞が命賭けの戦略を展開した末にシグナーとして覚醒を遂げ、新たなライフ・ストリーム・ドラゴン」を手に入れた事で戦況は一転、龍可ジャック達もそれに呼応するように次々とエースモンスターを召喚、最終的に起動要塞フォルテシモを破壊され、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン機皇神龍アステリスクを破壊されて敗北
アポリア「やめろぉ・・・やめてくれ・・・!」   視聴者その顔芸をやめろww
奇跡の逆転打に戦況を次々ひっくり返されていく中アポリアは生前の「絶望」の記憶フラッシュバック混乱するが、戦況を巻き返したジャックに「解らないのか?絶望の先にも『希望』はあるのだ!」「お前ゾーン未来を託そうとしているのも、お前が否定する『希望』ではないのか!」と摘され、自身が絶望の先の希望覚め始めている事を悟る。敗北後、希望を理解して満足しきった表情を浮かべながら崩壊するフォルテシモと共にアーククレイドル内の洞へと落下していった。

そして遊星達が全ての遊星ギアを停止した最終局面にてゾーンと対峙した際に満身創痍ながらも復活を果たし、希望思い出したアポリアはゾーンにも希望思い出して欲しいと懇願しながらゾーンデュエルを挑む。
デュエルではかつて遊星達の前に立ち塞がった強敵・機皇を次々に召喚していくがゾーンの圧倒的なの前に追い詰められていく。しかし希望思い出したアポリアは心身共にダメージが蓄積しようとも倒れず、全ては希望徴たる切り札「アフター・グロー」を引き当てるための戦略であった。これにより一時はゾーン以外のもがアポリアの勝利を確信した、ように見えたがアポリアすらも知り得なかったゾーンの更なるの前に運はアポリアに味方せず、ゾーンに屈し敗れてしまう。
(最終局面でアフター・グローの代わりに引き当てたカードがかつて自らを何度となく絶望へ追いやった「機皇グランエル」であったのは、まさに皮といえるだろう・・・)
成す術なく尽きながら遊星達に対し自らのを詫びるも、遊星より「俺達お前希望を与えられた」という言葉を受けたアポリアは自分がチーム5D's希望を繋げられた事を知り満足すると、遊星号(遊星D・ホイール)に自らの身体の一部(?)を持ちうる限りの「希望」と共に託し、強化を施す。
シグナー達に希望を繋いで見せたアポリアはその後、遊星達にその存在を惜しまれながら機を停止したのだった・・・

 

余談だが彼が初登場した週の遊戯王GX再放送はトリプルコタクト融合の初登場回だった。
バーサーカーソウルの時といいスタッフ自重しろ

流石は私が見込んだイラストだ・・・!

OPアニメのアポリア。プラシドの兄じゃなかったんだね。 絶望野郎アポリア やめろぉ・・・ やめてくれ・・・! トリニダート・マスク(三位一体仮面) 八重歯

少年、これが関連動画だ。 ・・・ターンエンド

バカな、こんな事が・・・! 関連コミュニティが進化したというのか!

君は必ず希望を、関連項目を取り戻せ・・・!

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