エメラルド 単語

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エメラルド

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エメラルド(英:emerald)とは、緑色をしている鉱石の一種である。またそれを加工した宝石玉、玉。

曖昧さ回避
  1. ポケットモンスターエメラルド - 2004年任天堂より発売されたGBAソフト
  2. エメラルド(ポケットモンスターSPECIAL) - 漫画ポケットモンスターSPECIAL」の登場人物の一人。

概要

エメラルド

リル柱石、Be3Al2Si6O18)という鉱物の一種で、緑色が特徴的な宝石としても扱われる。エメラルド・グリーンとも呼ばれる特徴的な緑色は不純物としてクロムバナジウムを含んでいることによる。ちなみに不純物としてを含む淡青色のベリルアクアマリンである。最大の産出南米コロンビアで、ムゾー鉱山のものが一番いいと言われている

リルという鉱物は様々な色があるが、その中でもエメラルドが最高級とされるのはその生成条件のためである。ほとんどのベリルは地表付近で作られるが、エメラルドは地中深くで強い圧を受けて生成される岩石中から産し、また生成過程で傷やひび割れがつくことが多く、大きく綺麗な結晶はとても重である。

近年アメリカいベリルレッドリル)が発見され話題を呼んだが、宝石質の大粒の石が取れず鉱山は閉鎖された。その為コレクターで集めている人が多い宝石の一つである。

宝石としての処理は古くから、透明オイルクラック部分に含浸させる処理を行っており、含浸をさせると透明度が増す(ルビーサファイアと違いエメラルドの透明オイル含浸処理は天然宝石として認められている)

インクルージョン(不純物)の含み方によっては「エメラルド・キャッツアイキャッツアイ効果)」やスターエメラルド(スター効果)」という非常に重なエメラルドが生成される。

5月誕生石で、石言葉は「幸福・清麗」。

語源

英語エメラルド(emerald)は、セムで「闇に差す一条き」を意味する幹 b-r-q (例:ヘブライ語バーレケット(ラテン文字転写: bāreqet 「エメラルド、宝石」)が古典ギリシア語で「緑色宝石一般」を意味する(ス)マラグドス((σ)μάραγδος)を介して、古典ラテン語マラグドゥス(Smaragdus)、ラテン語(推定形)エスマラルドゥス/エスマラルダ(*esmaraldus/-da)、仏語エスメラウデ(esmeraude 、現代仏語エメロード émeraude)を経て中世英語エメラウデ(emeraude)となり、さらに近世に入ってからりの一部をラテン語っぽく戻したもの。

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