オニキスマン 単語

オニキスマン

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オニキスマンとは、漫画キン肉マン」の登場人物である。

概要

全ての人の粛正を掲げ下した、調和の神をはじめとする一の1人。界では"維新"と呼ばれる。褐色の肌と、その出で立ちはウォーズマンを連想させるが、ウォーズマンより一回りほど付きがよく、パワーにも優れている。

「シューピー」という呼吸音が特徴。

その正体は、ウォーズマンと同様に半分機械の体を持つ"ロボ超神"。もっとも、ウォーズマンと違って生まれついての機械の体ではなく、バージョンアップのために体を除去し、手術を施したものである。鍛錬による改造と、機械を組み込む改造は同じという考え方の持ちであり、生身の体は限界があり、それをえていくのが機械の強み、ゆえに常識を壊し、新を巻き起こし続けるのが“維新”の役と述べている。
ウォーズマンの予測を上回る先読みを持っており、全てを読み切ったうえで自分の技へと繋げていくスタイルの持ち。繰り出す技もウォーズマン必殺技の強化版ともいえるものが多く、ウォーズマン上位互換キャラクターとして描かれている。

仮面の下の素顔はウォーズマン同様に醜く、の中にも機械の体を良く思わない者もいるほどだったが、半身機械の体を誇りに思っており、それ故に当初は機械の体を恥じるウォーズマンの考え方と相容れなかった。だが、機械の体に対しての堂々とした立ち振る舞いは、ウォーズマンにとっての欠けていた最後のピースでもあった。

超神のなかでも調和の神ザ・ワン)が信頼する同士の一人として名前を挙げている。

作中での活躍

地上の人を粛清すべく、"調和の神"らと共に下調和の神の意向で他の々と共にバベルの塔にて人たちの選抜チームリアル・ディールズ(の男たち)」を待ち受ける。

ジ・エクスキューショナーvsジェロニモリヴァイアサンvsネプチューンマンを経た第3戦、オニキスマンはバベルの塔5階にてキン肉マンウォーズマンバッファローマン組と対峙。
ウォーズマンバッファローマンを品定めしながら(この時キン肉マンビビッて隠れていた)「この組はなかなか面い」と意味ありげな発言をする。

序盤はウォーズマン行動を先読みしながら、人と超神パワー差を活かし圧倒。ウォーズマンスクリュードライバーを繰り出すと、よく似た技「オニキスパルバライザー」をで対抗。一方的に打ち勝ってウォーズマンベアクローをひん曲げた(すぐ後に何故か元通りになっている)。

ウォーズマンの反撃で負傷した左肩から機械的なボディが露わになると、自分はロボ人ならぬ「ロボ超神」であることを暴露。図らずもロボット対決となった。
動揺するウォーズマンをかち上げると、今度もウォーズマン必殺技パロ・スペシャルに酷似した「ブラケンド・オーバーライダー」を炸裂させた。

「生身での限界機械の身体でえ、古い常識を壊して新を巻き起こし続ける」という維新としての持を持ち、"生身"と"機械"を区別するウォーズマンの考えを「人のエゴ」であるとして全否定。腕ひしぎ十字固めでウォーズマンの右腕を破壊し、ウォーズマン体的、精的に苦しめる。

ウォーズマンの反撃も余裕の構えでかわし、「神技ブラックオニキススクィーズ」でさらに責め苦を与える。
希望がある限り闘い続ける正義超人」を説くキン肉マンエールを受けたウォーズマンが自らの首をベアクローで裂くという(師匠譲りの)奇行に出たことで動揺し、そのスキに脱出を許してしまう。しかしその傷が元でウォーズマンショートしてしまい機停止。これを介錯しようとしたところ、なんとウォーズマンは破壊されたはずの右腕でこれを受け止め、反撃のベアクローをオニキスマンのに突き立てる。ウォーズマンが自らの首を傷付けたのは、あえて機械ショートさせて本だけで技をくり出すことでオニキスマンの先読みを防ぐという狙いであった。

これはキン肉マンウォーズマンとの闘いで見せた「火事場のクソ力」そのものであり、その全に体得したウォーズマンパワーでオニキスマンを上回りキン肉バスターで反撃。これにキレたオニキスマンは首を底的に痛めつけたのちに必殺技クライシスタイフーン」でウォーズマン失神させる。しかし、勝利を確信して背を向けたところを復活したウォーズマンにつけこまれパロ・スペシャルに捕らえられる。ところが、渾身のパロ・スペシャルさえも脱出してしまい、逆にブランケンド・オーバーライダーウォーズマンの両腕を破壊し、機停止寸前にまで追い込む。

今度こそ勝負あったかに思われたが、限界をとっくに越えながらも勝利希望を捨てないウォーズマンは再び立ち上がると、最後の一撃としてかつてのウォーズマン理論に加えて「スーパーユウジョウモード」を爆縮させた1億パワースクリュードライバーによる特攻を仕掛けてくる。オニキスガントレットっ向から迎え撃つも砕かれ、部をえぐられてダウンウォーズマンも立ち上がって勝ち名乗りを受けるが残されていなかったため、実質負けに等しい両者ノックダウンによる引き分けで半身機械同士の対決は決着が付く。

試合後、戦いを通してウォーズマンに対して「機械の体に善も悪もない。入り込む余地があるとすれば使う者の心がけ次第」と説くと、「ならばそれを誇るべき強みにしたい」というウォーズマンの答えを聞いて試練の合格を認める。すると、玉がウィーンという擬音と共に飛び出すという感動的なシーンが台まさかの方法でウォーズマン最上階へと転送し、ウォーズマン維新としての思いを託すとブラジャー胸当てのみを残して姿を消す。

おもな必殺技

オニキスパルバライザー
ウォーズマンの技「スクリュードライバー」に似た技。
手に装着している手甲"オニキスガントレット"を伸ばし、スクリュードライバーの要領で回転しながら突進する。スクリュードライバーに打ち勝ち、ウォーズマンベアクローをひん曲げてみせた。
ブラケンド・オーバーライダー
ウォーズマン必殺技「パロ・スペシャル」に酷似した技。ウォーズマン式パロ・スペシャルでは相手の背中に乗って後ろから脚を極めるのに対し、この技では相手の肩に乗って前から脚を極める。そのため肩やにより負担のかかる体勢となっている。また、中で技を極めてから落下、着地することで威を増している。落下の際には、ウォーズマンスマイルのようにマスクの口元が開く。
神技ブラックオニキススクィーズ
腿の上に相手の頭を据え、左手で両脚を絡め取り右手で左腕を制する関節技。スクィーズは英語で「押し潰す」の意。
クライシスタイフーン
相手の身体を雁字搦めに捕らえる突技。
相手の肩口から右脚を回して相手の右腕、左脚を巻き込みながら相手の右脚にかける。さらに右腕で相手の左腕を制し、高く跳び上がって頭部をキャンバス突させる。炸裂後に背を向けて勝利を確信していることから、オニキスマン最大のフィニッシュホールドであることが伺える。(事実ウォーズマンは一時的に意識を失っている。)

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最終更新:2024/04/25(木) 20:00

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