ガスラバズラとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。別名は怒貌竜。
獣竜種 | |
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ガスラバズラ | |
別称 | |
別称 | 怒貌竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
MHF-G8(2015/7/22)で実装された獣竜種モンスター。
湖が干上がって形成された“白湖”と呼ばれる砂漠地帯(同時に実装された新フィールド)に生息するモンスターで、毒々しい紫色の体表を持ち、耳の垂れた犬のような顔の頭部、パンチグローブ状の前足、団扇のような形の尾鰭が付いた尻尾が特徴。剛種とG級があり、G級での難易度は★7
陸生のモンスターだが、祖先はかつて白湖がまだ水圏だった頃に誕生した種族と言われ、その時は水中を生活の場としていたらしく全身にある鰭などの部位はその名残であると推測されている。
剛種から常識的な強さであり、一撃は重いが鈍重で隙は多いという風になっている。アビオルグやギアオルグという先輩MHFオリジナル獣竜種同様にターン制ではあるが、素早い攻撃の連続や必殺技の中に隙が生まれるアビギアに対して、ガスラバズラは距離を離す攻撃が少ないのでより狩りが快適となっている。
G級でも攻撃力はハルドメルグなどに比べれば低いが、適正防御力がない場合攻撃と毒や打ち上げからの追撃、落とし穴時の追撃(根性が発動しない)でやられてしまう危険性がある。
また、非怒り時に脚に毒を溜めてタックルした後回転攻撃と同時に毒砂をばらまく技が追加されている。
タックルと回転攻撃は大した事はないのだが問題は毒砂であり、直撃するとSAがあろうがなかろうが多段ヒットの大ダメージ+毒になってしまうため、絶対防御態勢もあまり役にたたず、毒無効がないと毒死する事もある。
肉質は非怒り時には雷属性が通り、怒り時には物理攻撃が通るという傾向だが、どちらにしても極端に硬くはならない。
破壊可能部位は頭背中前足(腕)尾であり、尾は破壊の後切断となる。
壊しにくい腕の耐久値はフォロクルルの翼と同じでそれぞれ独立しているためどちらの腕を狙うか決めておくと楽に破壊できる。
名前が非常にややこしく、運営内でも「ガッスン」と呼ばれていたらしい。
加えて同時期にはジンオウガを始めとするメインシリーズのモンスターが遷悠種というカテゴリーでMHF-Gに輸入される事ととなったため、一部のプレイヤーの興味がそっちへ持って行かれてしまい、実装当初はやや影の薄い存在として扱われていた。
しかしながら蓋を開けてみれば前述の通りMHらしいターン制で戦い易く、タフネスや部位破壊の困難さなどでもストレスを感じさせないオーソドックスな仕上がりになっているためガスラバズラを評価するプレイヤーは多い。
クエスト開始時はアクラ・ヴァシムのよう特定エリアで潜った状態であり、ハンターが近づくと現れる。
この際周りに毒沼のような落とし穴がたくさんあるのでどこにいるかは分かり易い。
普段はあまり強そうには見えず、実際基本的に大人しい性質だとされるが、人間や外敵の攻撃に晒されて興奮すると大きな咆哮と共に全身の筋肉を膨張させて前足や尻尾をはじめとする体の各部が肥大化、閉じていた背鰭なども伸展してより攻撃的な姿へと変化する。この“怒ると変貌する竜”という特徴から怒貌竜という別名が付けられた。
最古参クラスのMHFオリジナルモンスターであるエスピナスも似たような性質を持つが、ガスラバズラは非怒り時でも普通に攻撃して来て肉質も硬すぎる事はないという点などが異なる。
非怒り時は動きも素早く出が早い攻撃も使ってくる他、同じ砂漠に住むクスバミという小型モンスターを捕食して貯めこんだ毒素によって常に毒液を全身から滴らせ、口からはその毒素を気泡状にしてばら撒いてきたり、あるいはブレスとして撃ち放ってきたりする。
逆に怒り時では毒攻撃は使わず肉弾戦を主体とするようになり動きも鈍重になる。
巨大化した前足を大きく叩きつけて凄まじい衝撃波を生み出したり、前足を地面に突き立ててブルドーザーのごとく突進して来たりする他、一部の攻撃には周りに落とし穴を作る効果も付与される。
怒りが解けた際にはエリア中央の地面を隆起させて砂山を作り、そこからハンターめがけて飛び降りるようにボディプレス攻撃を行う。この際砂山の周りに砂地獄ができるので近づきすぎると嵌ってしまう。
G級スキル「抜納術」は非怒り時と怒り時で攻撃パターンが大きく変わるガスラバズラの性質を反映しており、抜刀/納刀によって効果が変わるというユニークな特徴を持っている。
具体的には抜刀状態では「スタミナ」と「回避性能」、納刀状態では「回復速度」と「気力回復」が発動し、抜納術の+1、+2という段階によってそれら発動スキルの段階も変わる。
G級のみHC化可能。
怯み耐性自体は1.3倍と部位破壊しにくい事に定評があるハルドメルグ、フォロクルルを上回っているが必要なダメージはそれら2体より低くなっている事、特異個体補正でHPがあまり減らない(0.91倍)事から部位破壊の難易度そのものはそれほど高くはない。
特異個体専用モーションはG級モーションと対照的に怒り時限定。
大ジャンプから潜航し砂地獄を発生させてプレイヤーを中央に引きずり込んだ後地面から急襲、止めとばかりにプレスする三段攻撃。ダメージは高いが予備動作が長く判別しやすいため回避で簡単に避けられるが、砂地獄発生時の砂岩に当たると尻餅をついてしまう(ダメージ微弱)ので吸引に巻き込まれやすくなる。
ギアオルグに次ぐ獣竜の辿異種として2018/5/30に登場。
元々特徴的であった腕が更に発達しており、非怒り時の体色が白くなっていることも相まって怒り時との二面性が原種以上に強調されている。
生息フィールドは相変わらずホームグラウンドである白湖で、開幕は原種同様地中にいる。
先述した見た目のみならず戦闘面でも二面性が強まっており、非怒り時は超咆哮を使うほか毒が超毒にパワーアップ、怒り時は腕や尻尾を地面に叩きつけることで超震動を起こしてくる(超咆哮、超震動、超毒の詳細は辿異種の項を参照)。
非怒り時は対処が難しめの攻撃に超毒を合わせてスリップダメージ狙い、怒り時は攻撃自体は素直だが範囲と攻撃力が凄まじい(後述)ことになっているという仕上がりである。
先述の通り非怒り時は出が早く判定やホーミングが厄介な攻撃に加えスリップダメージが痛い超毒を使い、怒り時は動きはゆっくりだが一撃の範囲・威力が大きい。
非怒りでは技自体のダメージはそこまで大きくないのでやはり超毒にならないことを第一にしたい。なってしまった場合に備えてしっかり抗毒液を確保することも大切だが、辿異種ガスラバズラ戦では開幕時にガスラバズラが潜んでいる場所に落ちている以外ではモグラ叩き(始動で1個、叩き成功で1個)の際にのみ入手可能。ちなみに落ちている抗毒液は辿異種エスピナス戦と違って時間経過で消滅しない。
怒り時はとにかく一撃が重いがモーション自体は素直なので、ガスラバズラをよく見れば対処自体は難しくない。また、隙を晒すことも多いのでターン制を意識した立ち回りが特に有効。
後述するが肉質的にも怒り時の方が攻めやすいので、モグラ叩きを成功させてラッシュをかけさっさと怒り状態にしてしまうといいかもしれない。
攻撃倍率は★1,2まではやや高い程度で★3から大きく上昇するようになっており、ここまでなら上回る辿異種は何体も存在するのだが、怒り補正が1.5倍となっているため★4怒り時の倍率は28を超える。攻撃自体の威力も高く防御力によっては猫騙しなどの通常技でワンパンされてしまうことも十分にありえるので、怒り時の攻撃に対しては真根性スキルや歌姫の歌がかなり有用。
耐久面でも★3からの上昇が大きく、肉質では非怒り時は属性(雷>氷)、怒り時は物理が通りやすい。
対策要素では仕様頻度が高く動きを止められると致命的なので超咆哮、超震動は無効化が推奨される。耐毒強化に関しては余裕があれば付けておきたいというところ。
部位破壊は発達部位の腕と、頭、背中、尻尾(切断)がある。大抵の辿異種の左右がある発達部位(翼など)はそれぞれ独立していて両方の破壊が必要なのだが、辿異種ガスラバズラの腕は耐久値を(おそらく)共有しており同時に壊れる。なお背中破壊で傷つくのは中央の背ビレであり肩のトゲは腕破壊で折れ、尻尾は原種同様に傷付く→切断の二段だが素材の入手は切断後の剥ぎ取りのみ。全体的に耐久値はあまり高くなく、剣士で難度の高い背中に関しては腹への攻撃でも破壊できるほかモグラ叩き成功時も狙い目。
腕の破壊に成功すると腕を叩きつける攻撃の超震動が無くなるが、攻撃の威力はそのままなので弱体化としては微妙である。
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最終更新:2024/04/24(水) 19:00
最終更新:2024/04/24(水) 19:00
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