ガンダムエース 単語

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ガンダムエース

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ガンダムエースとは、KADOKAWA角川書店)が発行している「機動戦士ガンダムシリーズ専門刊雑誌である。略称として”ダムエー”がよく用いられている。

発売日は毎26日。

概要

2001年6月25日に創刊。前年に創刊した『エース組』などと同様、刊行当初は角川グループ雑誌の増刊という扱いの季刊誌だった。創刊時の看板作品は「機動戦士ガンダム1stガンダム)」のキャラクターデザイナーを務めた安彦良和が同作を再解釈して描く「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」で、表も毎号この作品に合わせて安彦良和が描き下ろしたものを長年採用していた。
しかし、2002年10月からアニメ機動戦士ガンダムSEED」の放送が開始されると、それに合わせて隔誌となり、翌2003年の「SEED」放送期間中に現行の刊誌となった。

誌面はガンダム総合誌の名に恥じず、コミック作品だけではなく小説声優ガンダム作品に携わった関係者によるコラム、アニメプラモデルフィギュア情報などが掲載されている。特に刊行当初は"ニュータイプ姉妹誌の更にその増刊"という扱いだった為、高年齢向けのコラム記事が立ちその傾向が強かった。
だが2002年コミックボンボン講談社)のガンダム漫画家であるときた一が電撃移籍しすぐさま「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」の連載を開始し、アニメ・ゲーム漫画一体となったシリーズ展開を行うなどして「ガンダムSEED」を牽引。加えてトニーたけざき、雅人といったギャグハード双方の実漫画家も台頭し始めたことで、次第に10代を中心とした読者人気も得るようになったことで部数を増やし、本誌の増刊を生み出すまでに至るのである(初の増刊号も2002年12月である)。

というのもガンダムエースが創刊する以前は、前述のボンボンが低年齢層のガンダム人気を牽引し、読者ハイティーンになるにつれて徐々に角川グループを始めとする専門誌や模型誌に移っていく事がガンダム英才教育の常套手段で多かったのだが、ガンダムエースが創刊し、更に「ガンダムSEED」が当時の若い世代から支持を得ると、たちまちローティーンや下手をすればそれよりも若い児童層までもが、ボンボンから本誌の読者層へ移っていった。
事実、この頃のボンボン面構成を見ても明らかだが講談社編集部は放送前の「ガンダムSEED」に対しては明らかに消極的な姿勢を見せており、この論見が外れたばかりか前述のときた一の電撃移籍もあり、2002年末頃からボンボンは低年齢以上のガンダム読者をまるまる本誌に取られてしまうのである(詳細は当該項を参照)。

2000年代は「SEEDシリーズ以降も「劇場版Zガンダム」「ガンダム00」等の作品で増刊を出したり、本誌の小説版が初出の「ガンダムUC」、その他多数の生作品を連載し幅広い読者からの人気を維持していた。2011年には「機動戦士ガンダムAGE」が小学館コロコロコミックで連載された事もあったが、同作が当初低年齢層を意識していた事関連商品や視聴率など人気が伸び悩んだことから、「ガンダムSEED」の頃とは異なり特段本誌にはがある訳ではなかった。
だが一方で2011年6月で創刊当時からの看板作品だった「ORIGIN」が完結を迎えたことから存続を危ぶむが上がった。しかし様々な雑誌が休刊や媒体での出版からの撤退を選択している中、かつてより部数は減りつつも2022年の時点でも何とか媒体での出版は続いている。
近年の誌面は、ガンダムTVシリーズ2000年代よりも停滞しているという状況もあり、10代へ向けた作品は再び減少し、高年齢向けのコラムやコミック立つようになってきている。

なおテレビCMは、創刊当初から2022年現在まで20年近くアムロ・レイ役の古谷徹が担当しており、「ガンダムエース、いきまーす!」キャッチコピーが有名。

連載中

※作品名50音
※ガンダムエース公式サイト連載中作品ページを参考[2023年12月情報]

主な連載完結した作品

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