ココロンとは、1991年にタケルから発売した、ファミコン用のアクションゲームである。
ある日の真夜中、自宅で眠る主人公の枕元に「夢の国の魔法使い」と名乗る、象のような長い鼻を持つ生物、テイパーが現れた。
テイパーに導かれてやってきたのは、まるでおとぎ話に出てくるような世界の夢の国。
「さあ、悪い奴らにさらわれた夢の国のお姫様、ルーア姫を助け出すための冒険に出かけよう!」
Aボタンでジャンプ、Bボタンで飛び道具を放ち攻撃するという、いわゆる「ガンアンドラン」タイプの横スクロールアクションゲーム。どことなく「ロックマン」風味で、難易度はそれほど高くはないと思われる。
…終盤のステージを除いては。
ロックマン風味と書いたが、このゲームの企画・ディレクターは他でもないロックマン生みの親で同作1と2のディレクターであった北村玲(A.K)氏である。さらに言えば作曲にはロックマン2でお馴染みの立石孝氏が横山喜次との共同で参加している。
後述するがファミコンソフトとしては先進的なキャラクターメイクシステムを採用しており、好みの見た目や能力・操作感を持つキャラクターを作成してゲームを進めることができる。
ゲームの進行としては、マップ上から六つある地点から目的地を選び、アクション面の最後に待ち受けるボスを倒すことでクリアとなる。そして、再び目的地を選び…というのを繰り返すのが基本である。
アクション面のステージは、スタートする地点と目的地によって構成されるため、同じ行き先でもステージの構成が変わっていたりするのが特徴。
一度倒したボスの元へ再び行くと、ちょっとしたヒントをもらえる事がある。
こうして夢の国の各地にいるボスを倒して、どこかに捕らわれているルーア姫を助け出すのが目的であるが…。
本作制作後、本作と一部共通のスタッフでタイトーから「聖鈴伝説リックル」というファミコンソフトを発売しており、これはシステムや雰囲気などがよく似ている。また、キャラクターのデザインやボスなどが変更されたPCエンジンでのリメイク作「PCココロン」が発表され、完成まで至っていたが、タケルが倒産したことにより発売には漕ぎ着けなかった。
このゲームの特徴として、自分が操作するキャラクターをフェイス(頭)、ボディー(身体)、アームズ(武器)の三つのカテゴリからなるパーツを自由に組み合わせて作ることが出来る。
パーツにはそれぞれウェイト(重量)、ライフポイント(体力、フェイスとボディーのみ)、アタックポイント(攻撃力、アームズのみ)が設定されており、各パーツのライフポイントの合計値で体力の最大値、各パーツのウェイトの合計値で総重量が決定され、ウェイトの重さによってスピードとジャンプ力が変動する。
最初は一人しか作れないが、ボスを倒すごとにテイパーが仲間を一人増やしてくれるので、最終的には六名になる。
なお、アームズ以外で一度使ったパーツは他のキャラクターで使用することはできない。
フェイス、即ち顔でありステータス画面にも表示される。
タイプは8つあり、それぞれのタイプにつき、三種類のパーツが用意されている。
ウェイトとライフポイントの違いの他、水玉のタマゴから出るスーパーアイテム(光る球)の効果が異なるため、一緒に記述する。
ボディー、即ち身体である。
タイプはフェイスと同じく8種類、それぞれのタイプにつき二種類のパーツが用意されている。
アームズはキャラクターが使用する武器であり、このカテゴリに関しては一度使っても他のキャラに使うことも可能。
水玉のタマゴにあるパワーアップアイテムを取っていくと、弾が大きくなってより強くなっていく。
キャラクターデザイナー | |
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音楽 | |
プログラマー | |
ディレクター | |
スペシャルサンクス | |
プロデュース |
オープニング | メニュー | テイパー | キャラエディット |
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ステージ1 | ステージ2 | ステージ3 | ステージ4 |
ステージ5 | ボスエンカウント | ボスバトル | ステージクリア |
掲示板
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最終更新:2024/04/24(水) 22:00
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