ジャック・ハンマーとは、『グラップラー刃牙』シリーズの登場人物である。
CV:坂口候一(2001年TVアニメ) / 三宅健太(2018年TVアニメ)
初出は最大トーナメント編。刃牙同様体中に傷跡が奔る、カナダの喧嘩屋。
その正体はベトナム戦争に参戦していた範馬勇次郎が国連のスパイであるジェーンを強姦したことにより産まれた、刃牙の異母兄弟。正しい名前表記はジャック範馬。
出生ゆえ、勇次郎を超えることに異常な執着を発揮し、逆効果でしかない無謀なトレーニングを敢行していたジャックはまるで幽鬼のようにやせ細りながらもやはりハードワークをこなす日々を過ごしていた。そんなジャックに目を付けたのが運動生理学界の鼻つまみ者・ジョン博士である。博士はステロイド剤をふんだんに用いた人体改良をジャックに施した。その結果一週間で見違える肉体を得る。
しかし、求める強さに制限のないジャックはやがて博士の手を離れ暴走。ジャックが仕留めたホッキョクグマの死体を見つけた博士は「これ以上、神と喧嘩はできない。ジャック、君は強くなりすぎた。」という言葉を残し拳銃で自殺。今頃後悔しているだろう。
最大トーナメント編で193cmだった身長は骨延長手術を繰り返した結果213cm→243cmと伸び、体重も116kgから160kg前後→201kgと増えていった。サイズがデカくなるほど、特に打撃面では優位になるはずだが、漫画の巨人化キャラのジンクスにもれず彼も大きくなるにつれドンドン戦績は悪化していった。
最大トーナメントを易々と決勝まで勝ち上がり刃牙と死闘を繰り広げ、シコルスキーやアライJr.を子ども扱いするなど『バキ』までは勇次郎と刃牙を除けば作中最強クラスの座を維持していたが、ピクルに顔を食いちぎられるなどして生涯2度目の“日に2度”の敗北を喫してからは立ち位置が一転。保存食や親兄弟による「血が薄い」「闘士として終わりなんだよッッ」発言、本部に守護られ夜の公園に放置などシリーズでもっとも尊厳破壊を施された人物となってしまった。
強くなるためなら明日を捨てる覚悟でドーピングを繰り返した結果、最大トーナメント決勝時点で紅葉から「生きて帰れない」と言われるほど体を蝕まれていたが、ステロイドを克服したことにより最新シリーズでも普通に活動している。
当初は瞬時に渋川流合気術をラーニングするなど知的な一面も持ち合わせていたが、刃牙道では爆破にも気づかず連打を続けるなど、大男総身に知恵が回りかねといったキャラ付けがなされている。
日本語も片言になったがこれは以前までが流暢すぎたとも言える。
食べ物の描写が無駄にうまそうなこのシリーズにおいて特に美味しそうに肉料理を食べているシーンが多い。
咬合力が半端ないため骨もサクサク咀嚼し髄も余すことなく味わう。
ニコニコではアリスター・オーフレイムなどの明らかにドーピングをしている人物などの動画でタグ登録されたりコメントで名前が出たりする。
最大の特徴はステロイド剤を用い、日に30時間の鍛錬という矛盾によって生み出された肉体と噛みつき。
基本的に細かい技の類は使わず持ち前のパワーで真っ向から相手を叩きのめす。
『バキ道』では歯を総チタンにし、輪郭が変わるほど嚙みまくり咬合力を鍛えた結果、台湾にて「嚙道」という自身の流派を確立した。
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最終更新:2024/03/29(金) 06:00
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