セフィロス 単語

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セフィロス

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セフィロスとは、ファイナルファンタジーVIIシリーズに登場するキャラクターである。

プロフィール

来歴

世界を実質的に支配する大企業神羅カンパニー」が擁している私兵軍に属する特殊な処置を受けて身体強化された兵士ソルジャー」と呼ばれる戦士の一人。

加えてそのソルジャーの中でも抜きん出た戦闘を有し、羅とそれに抗する勢との戦いにおいてはの如き活躍で羅の勝利と飛躍に大きく貢献した事から組織からは「英雄」と称され、世間からもそういう存在として認識されていた。本作の主人公たるクラウド・ストライフもそんな彼に憧れて神羅カンパニーに入社した人間の一人である。

その正体は当時地中から沸き立つ「魔エネルギー」を利用して大な富を得ていた神羅カンパニーが、その魔の存在を感じ取れるという古代人種復活させるため、その古代種の遺伝子を胎児の段階で組み込んで作り出されたいわゆるデザイナーベビー[1]。だが、本人にはその事は直接知らされていなかった。ちなみに訓練生時代には似たような経緯で生み出されたジェネシスアンジールといった同期友人もいた模様。

後に正式に羅の戦闘員となったクラウドらと共にニブル地方の魔炉の調に赴く。この頃は口数が少なく感情表現にも乏しい少々とっつきにくいタイプではあったものの、決して他人の事が考えられないような人間ではなく、ここがクラウドの故郷だと知ると、彼が家族や知り合いの所に挨拶に行けるよう自由時間を設けてやるなどセフィロスなりの優しさを垣間見せていたのだが、ニブル炉の内部調人間魔物同然の姿になるまでの改造を受けている場面をの当たりにした事で、自分もそうやって生み出された者ではないかという疑念を抱くようになり、クラウドにあった研究施設で自分の出自に関する情報を集め、そこで自分が古代種の遺伝子を受け継ぐ存在だと知る。しかし、その結果「かつてこのを支配した古代種の血を受け継ぐ自分こそ、このの頂点に立つに相応しい」という妄執に駆られ、以後は全に人が変わり的のためなら手段を選ばぬ冷血へと変貌。あと遅めの中二病にも患。人間達を虐殺した後、魔炉に保管されている自身のオリジナルに当たる現存する古代種の遺骸ジェノバ」を手に入れようとした。だが、家族を殺されて昂したクラウドとの戦いで手に入れたジェノバ遺骸の一部ともども魔炉の魔叩き落されて生死不明となった。[2]

しかし、クラウド羅の本拠地ミッドガルで活動を始めた頃、突如ビルに現れて社長プレジデントを殺し、この事でセフィロスの生存を知ったクラウド達はミッドガルを離れてセフィロスを追う事となる。それからは軍港ジュノン発の貨物旧神羅施設跡などでクラウドの前に姿を現しつつ一行を翻弄し続けた。やがてクラウド達はセフィロスが古代種があまりの危険性故に封印したというを壊すほどの巨大隕石を召喚する究極の黒魔法「メテオ」を発動を画策し、そのために必要なテリアめていたという事を突き止め、羅やセフィロスより先んじてそのテリアを手に入れたクラウドらであったが(この頃からクラウドにも不審な行動立ち始めるようになる)、それから間もなく一人パーティを離れて古代種の遺跡に赴いていたエアリスを襲い、彼女を追ってきたクラウド達のの前で殺してしまった。

そしてその後のクラウドの中でセフィロスのもっと恐ろしい真実明らかとなる。彼に組み込まれたという古代ジェノバ情報であるが、実はジェノバとは古代種でもなんでもなく、かつて宇宙から飛来して古代種を絶滅同然に追い込んだというエネルギー(魔)を食らう危険な異生命体(しかもこの生物細胞レベルでの擬態および再生を持つだけでなく、自身の細胞が植え付けられた生物を誘導できるというを持っており、これまでクラウドが遭遇してきたセフィロスはこのジェノバの一部位が擬態して活動していたもので、クラウドの変調もジェノバの同化作用のを受けてのものである事が示唆される)の事であり、セフィロス自身も魔流に落とされた際にその中に含まれている知識から自分の正体がを統べた古代種ではなく、なす怪物の申し子だと知るが、今度はそのジェノバとしての本質覚めたのか「メテオで傷ついたから吹き出した魔を全て吸収しての如き存在になる」というさらにとんでもない思想に行き着いている。中二病ここに極まれり。

本来のセフィロスの体と意識は魔の流れに果てにかつてジェノバが降臨した極北のクレーターの部で眠りについており、そこたどり着いたクラウドの精全に支配下において彼が持っていたテリアを奪い、遂にメテオの発動に成功、を未曾有の危機に陥れた。以後はクレーターの外周にバリアってメテオの到来を待ち、さらにエアリスがこれに先駆けて発動していたメテオを防げる究極の魔法「ホーリー」も封じ込めてそれが機しないようにもしていた。

その後、クレーターを覆っていたバリア羅の活躍?で打ち消され、セフィロスの支配から全に脱却して復帰したクラウドとその仲間達がクレーター内部に突入。大空洞最深部のの体内でセフィロスとめて対峙、セフィロスは「リバース・セフィロス」および「セーファ・セフィロス」といった異形戦闘形態に変化して彼らとの最終決戦に臨む。そして最後はかつての人間の姿(でも半裸)となってクラウドとの一騎打ちを行い、その戦いの果に彼の超究武神覇斬を受けて消滅した。メテオもすんでの所で発動したホーリーによって地表への突は免れ、の生命は守られた。

しかし、彼の意識は今だにの中で蠢き続けており、続編の『FF7AC』ではカダージュ、ヤズー、ロッズらジェノバ思念体の暗躍の末に復活。再度クラウド一行と戦を繰り広げた。

余談

解説動画

身長についての考察
イカ田代の由来

登場作品

シナリオがある作品では確実と言っていいほどクラウドにからんでくる。特にディシディアでは関連の設定がない上、ディシディア世界観となる「々の闘争」にあまり興味がない為、もはやクラウドにつきまとう変態ストーカーとしか思えない。
クラウドに「もういいだろう」(DDFFエンカウントボイス)とか、シャントット博士に「しつこい男は嫌いですの」(左に同じ)とか言われたりする。

スマブラSPに追加キャラとして参戦することとなった。同様の追加キャラの参戦ムービー中にはそのキャラに招待状が届く演出があるが、セフィロスの参戦ムービーには招待状が出てこなかった。招待されていないのにクラウドに会うために勝手に参戦したとファンから言われている。ムービー中でクラウドから「思い出の中でじっとしていてくれ」と言われた。なお、クラウドと同様に日本語ボイスのみの仕様となる。

お絵カキコ

セフィロスについて語るスレ#130セフィロスについて語るスレ#138セフィロスについて語るスレ#139セフィロスについて語るスレ#142

関連動画

関連静画

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *はその古代復活プロジェクトに参加していた女性研究員ルクレツィア・クレシェント、父親は後の科学部門総責任者の宝条である
  2. *実はこの辺の出来事に関してはそれを自身の記憶を元にったクラウドと実際に起こっていた状況とでは少なからず齬がある
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最終更新:2024/04/17(水) 03:00

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