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ソフトバンク

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ソフトバンク(SoftBank)とは、日本携帯電話事業を展開するソフトバンクグループ株式会社である。

2008年11月4日ニコニコ動画モバイルでの正式サービスを開始した。

2015年7月、「ソフトバンクモバイル株式会社」から社名変更した。同時に「ソフトバンク株式会社(初代)」は「ソフトバンクグループ株式会社」に社名変更している。

野球のソフトバンクは、「福岡ソフトバンクホークス」を参照のこと。

特徴

SoftBank

歴史

ソフトバンクは、日本の3大キャリアの中では最も会社を含めて波乱の歴史を辿ってきている通信キャリアである。

その歴史1994年国鉄の通信インフラ活用して発足した通信会社の日本テレコムが、同じ通信会社であるNTT及びDDI携帯電話事業に参入しているのに負けじと、東名阪エリアカバーするデジタルホン3社を設立し、携帯電話事業に参入したことを起とする。

けれど資面で先行2社ほど余裕がなかったこと、更に携帯電話の需要予測に不安があったこともあり、東名阪以外のエリアへは自社のみでサービス提供するのではなく、同じ年に携帯電話事業へ参入した日産自動車系のツーカーと共同でデジタルツーカーを設立し、この会社がデジタルホンツーカーの両者とローミングを行うという変則体制で全展開を図ることになった。

後、日産自動車携帯電話事業から撤退することになると、ツーカーDDIへ売却されたが、デジタルツーカーに関しては日本テレコムへそ株式が売却され、デジタルホンデジタルツーカーの両者が日本テレコムの系列会社となった。日本テレコムはこれを契機に、両ブランドデジタルホン各社がもともと称として使っていたJ-PHONEに統合した。J-PHONE時代は「写メ」の導入など積極的なサービス展開が功を奏し、2002年3月には1ヶ限りではあるがIDO/DDIセルラーauいで日本2位シェアを有していたこともある(この時代についてはJ-PHONEの項も参照)。

しかし会社の日本テレコムが、2001年イギリスボーダフォンVodafoneグループ下へ入ったことで、事態は再変。2001年からは既に「J-PHONE」のブランド名の下に「Vodafone」のロゴを並べる戦略が取られるようになっていたが、2003年にはJ-PHONEの名称を止し、会社の名称に日本での携帯ブランド名も合わせることになったのである。こうして同年10月日本携帯ブランド名としてのVodafoneが誕生した。

が、3Gの展開が他社より遅れ、更にはサービス内容をほとんど変えないまま料を値上げするなどの施策にユーザーが反発、顧客離れを招いた。2004年3月には他2キャリアが好調な決算を上げる中で赤字を計上、同年7月には契約者数が純減するという事態に陥った。2005年1~3月には再度契約者数純減を記録し、イギリスから新社長を招いてテコ入れを図るも、他2キャリアの躍進には及ぶべくもなかった。

そこへ、2005年11月に1.7GHz帯・2GHz帯を用いてイー・アクセス、アイピーモバイルとともに携帯電話事業への参入を認められていたソフトバンクグループをつけた。同社はもともと、BBモバイルという会社を設立して1.7GHz帯で新規に携帯電話事業へ参入しようとしていたが、ボーダフォン日本法人BBモバイルが買収する形での携帯電話事業参入に方針を変更、2006年3月に1兆7500億円でイギリスボーダフォン本体よりそのを買い取った。こうして同年10月Vodafone名する形でSoftBank Mobileが発足したのである(なおアイピーモバイル携帯電話事業への参入を断念したため、2005年の新規参入認可事業者で実際に新規参入したのは結局イー・アクセス系のイー・モバイルのみである)。

ソフトバンクによる買収後、2007年からは「ホワイトプラン」「ホワイト家族24」など新プランの導入、さらにはApple社製のスマートフォンであるiPhoneの独占販売体制(2011年まで継続)などが功を奏し、2007年4月から2009年6月までの26ヶ連続、更に2010年3月から2011年9月までの18ヶ連続で、純増数第1位のキャリアとなっている。

なおイギリスボーダフォン日本からの携帯電話事業撤退後も、ソフトバンクと業務提携関係を続けていたが、2011年には提携会社をNTTドコモめ、ソフトバンクとの提携関係を解消している。

2011年12月、同年7月地上アナログ放送終了に伴い電波の再編が行われ、その再編によりいた周波数帯(通称「プラチナバンド」)を総務省携帯会社に割り当てることを決めた。そこで、割り当てる会社を決めるのにオークション方式をとり、そこにイー・モバイルを含む4社が参加した。各社、オークションの上限額まで提示し、最終決定は総務省に委ねられた。そして2012年2月29日、同じ800MHz帯を持たないイー・モバイルを僅差で追い抜き、900MHz帯を割り当てられることに成功した。

900MHz帯の電波利用開始は同年7月25日からであり、現在SoftBankは急ピッチで900MHz帯の電波を設置している。しかし、900MHz帯の電波を利用できるのは、iPhone4,4S,iPad2,iPad(第3世代)と、割り当て発表後に発売された一部携帯のみであり、それ以前に発売された携帯は対外である。

その後、事業領域の拡大を理由に、社名をソフトバンクに名し、現在に至る。

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