ダイナゾードとは以下の物を指す。
当項では1について記述する。
ダイナゾード(Dinozords)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャー』に登場する架空の巨大ロボットである。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣を原典とする。
『パワーレンジャー』第1シーズンの主力メカ。善の支配者ゾードンが作り出した太古の恐竜の力を宿した戦闘マシーンで、搭乗者となるパワーレンジャーのパワーと同じ恐竜を模している。パワーレンジャーのパワーと密接な関係にあり、ゾードが完全に破壊されればパワーレンジャーのパワーも消失する。召喚コードはコード「ダイナゾードパワー、今だ!」。平常時はそれぞれの隠れ場所に身を潜めている。
基本的なエネルギー源はソーラーパワーだが、熱をエネルギーに変えることも可能。日食などで日光がさえぎられるとパワーが低下する。また、寒冷地では動けないという欠点がある為、冷凍光線などにも弱い。
パワーレンジャーとともに数多くのモンスターを葬ってきたが、悪の帝王ロード・ゼッドのパワーには対抗できず、彼の攻撃により、初期の5体は破壊されてしまうが、残骸はアルファ5により回収され、サンダーゾードに強化変身するようになる。
レッドレンジャー(ジェイソン・リー・スコット及びロッキー・デサントス)用のティラノサウルスの力を宿したゾード。高い戦闘能力を持ち、初期の5体の中では唯一、単体で巨大化したモンスターと対等に戦うことができる。尻尾を利用したカンガルーキックで攻撃し、口から発射する衝撃波で敵を破壊する。隠れ場所は火山。
メガゾード時には頭部と胴体を構成する。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣ティラノサウルスを原典とする。
ブラックレンジャー(ザック・テイラー及びアダム・パーク)用のマンモスの力を宿したゾード。鼻から発射する冷凍ガスが武器。隠れ場所は氷山なのに、寒冷地では動けないというヘンな奴。
メガゾード時には背中と腕を構成し、余った頭部はマンモスシールドとなる。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣ジュウマンモスを原典とする。
ブルーレンジャー(ビリー・クランストン)用のトリケラトプスの力を宿したゾード。頭部の角を打ち出して鎖でモンスターを絡めとる。攻撃モードでは尻尾に装備されたビーム砲でモンスターを攻撃する。隠れ場所は砂漠。
メガゾード時には左足を構成する。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣トリケラトプスを原典とする。
イエローレンジャー(トリニー・クワン及びアイーシャ・キャンベル)用のセイバートゥースタイガーの力を宿したゾード。スピードに優れ、その牙でモンスターを攻撃する他、攻撃モードではトリケラトプスと同様に尻尾に装備されたビーム砲でモンスターを攻撃する。隠れ場所は森林。
メガゾード時には右足を構成する。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣サーベルタイガーを原典とする。
ピンクレンジャー(キンバリー・アン・ハート)用のプテロダクテイルスの力を宿したゾード。ダイナゾードでは唯一飛行可能。、翼に装備されたビーム砲でモンスターを攻撃する。隠れ場所は火山。
メガゾード時には胴体部アーマーを形成する。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣プテラノドンを原典とする。
グリーンレンジャー(トミー・オリバー)用のドラゴンの力を宿したゾード。戦闘力は高く、単体でモンスターやメガゾードと戦えるほど。武器は尻尾に装備されたドリルと指に装備されたミサイル。隠れ場所は海底。メガドラゴンゾードの胴体を構成する。
当初はグリーンレンジャー同様にリタ・レパルサの手下として登場し、パワーレンジャーと戦ったが、グリーンレンジャー・トミー・オリバーの洗脳が解かれると同時にパワーレンジャーの戦力となる。
グリーンレンジャーのパワーが消失していた期間はレッドレンジャー・ジェイソン・リー・スコットが操った。普通はドラゴンダガーの音色でコントロールされるが、他のゾードと同様に内部にはコクピットがあり、ドラゴンダガーが使えない時などには直接操縦することも可能だが、ダガー抜きで操縦した場合、パワーが低下する欠点がある。
ロード・ゼッドによる破壊を間逃れたため、第2シーズン序盤にもサンダーゾードととも2度モンスターと戦っていたが、グリーンレンジャーのパワーが消失したため姿を消した後、終盤でウィザード・オブ・ディセプションが生み出したトミー・オリバーのクローンがダガーを奪った為、サンダーメガゾードと戦闘になるが、クローン・トミーが正義の心を取り戻したため、戦闘を止め、去っていった。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣ドラゴンシーザーを原典とする。
ブラキオサウルス型の巨大キャリアゾード。口から吐くエネルギー弾と尻尾が変形したキャノン砲が武器。メガウルトラゾードの下半身を構成する。
第3シーズンで再登場し、ニンジャメガファルコンゾードと合体し、ニンジャウルトラゾードの下半身を構成。同様にショーグンファルコンゾードと合体し、ショーグンウルトラゾードをの下半身を構成した。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した獣騎神キングブラキオンを原典とする。
ティラノザウルスを始めとする5体のダイナゾードが合体した巨大戦車。2門のミサイル砲とダイナゾードの目から放つビーム。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した獣戦車ダイノタンカーを原典とする。
タンクモードから変形した人型形態。巨大モンスターと戦うのは主にこの形態。武器は角から放つマルチエナジーブラスター(グリニードレーザーとも)。空から降ってくる剣、パワーソードによる一刀両断を必殺技とする。マンモスダイナゾードの頭部でもあるマンモスシールドを装備する。
内蔵コンピュータの声はトニー・オリバー。日本語版は第48話までは鈴木勝美、第49話以降は齋藤龍吾。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した大獣神を原典とする。
ドラゴンゾードを中心に、マンモス、トリケラトプス、セイバートゥースタイガーの各ゾードが合体して完成する巨大ロボット。ドラゴンゾードの尻尾と胸のパーツが合体したヤリを武器で、回転させることでバリヤーを発生させ、モンスターを一突きにする必殺技を持つ。
日本語版では翻訳スタッフのミスなのか、原語名称がそのまま使われているシーンがある。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した剛龍神を原典とする。
タイタヌス以外のダイナゾードが合体した形態だが、あまり登場しない。メガゾード・バトルモードの上部に変形したドラゴンゾードが合体した姿をしている。胸と肩から放つビーム砲を武器とする。胸に全エネルギーを集めて発射した光球が必殺技で、モンスターを消し飛ばしてしまう威力を持つ。
日本語版では第50話以降は原語を直訳したメガドラゴンゾードに名称が変更されている。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した獣帝大獣神を原典とする。
ウルトラゾードがタイタヌスに騎乗し、残ったパーツがタイタヌスと合体することで誕生する最強のダイナゾード。
全身のミサイルを一斉に発射するか、ビームを一斉に放つ必殺技を持つ。その破壊力は凄まじく、いかなるモンスターも一撃で粉砕する。
メガドラゴンゾードと同様に日本語版では原語名称がそのまま使われている場面があり、第50話以降は原語を直訳したウルトラゾードに名称が変更されている。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した究極大獣神を原典とする。
1992年に日本で発売された「DX進化合体 大獣神」の仕様変更品で1993年発売。1994年にはスペシャルエディションとしてブラックバージョンが発売された。
2009年には『パワーレンジャー(リマスター版)』の放送にあわせて新規に開発・発売された。ダイナメガゾードに名称が変更されている。他のバイク玩具などと合体可能。
1992年に日本で発売された「DXドラゴンシーザー」の仕様変更品で1993年発売。グリーンレンジャーのフィギュアが付属している。メガゾードと組み合わせてメガドラゴンゾードやウルトラゾードを再現可能。
『パワーレンジャー(リマスター版)』の商品として新規開発のドラゴンゾードが2011年に発売が予定されていたが、中止となった。
1992年に日本で発売された「DX獣騎神キングブラキオン」の仕様変更品で1993年発売。
メガゾード及びドラゴンゾードと組み合わせてメガウルトラゾードを再現可能。
1995年に「リターン・オブ・タイタヌス」として付属品に電飾をオミットしたドラゴンゾードの胸パーツを追加して再発売。ニンジャメガゾード、ファルコンゾード、ショーグンメガゾードと組み合わせてニンジャウルトラゾード及びショーグンウルトラゾードを再現可能。1993年版でも再現可能だが、ドラゴンゾードを所有している必要がある。
タイタヌスの玩具はウルトラゾード及びショーグンウルトラゾードのプロップの一部として撮影に使われた。
後に『パワーレンジャー・イン・スペース』の商品として仕様変更品のシルバー・タイタヌス・キャリアゾードが発売された。
2010年には『パワーレンジャー(リマスター版)』の放送にあわせて新規に開発・発売された。
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最終更新:2024/03/29(金) 08:00
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