チェロ 単語

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チェロ

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チェロとは、弦楽器の一種である。セロとも呼ばれる。略記号は"Violoncello"を略した"Vc"。 

概要

ヴァイオリンヴィオラと似た外観をしているが、大きさは130cm程もある。弦の数は4本で、音が低い方から順にド・ソ・レ・ラ。ギターのようなフレットい。音域が低いため、ヘ音記号ひらがなの「の」の字を時計回りに90度回転したような記号)で表された楽譜を用いる。

ヴァイオリンヴィオラ程ではないが、ト音記号やハ音記号の領域の高さの音も出すことは出来る。弦の両端には糸巻きのような機構があり、弦をる強さを変えて調弦を行う。

ニコニコ動画におけるチェロは、チェロで演奏してみた系の動画ヴァイオリンのそれと同様に音程議論が巻き起こりやすい。左手で弦を押さえる場所のミリメートル単位の違いが音程の上下にダイレクトするため、正しい音程演奏することはなかなか難しいためである。

奏法

奏者は、椅子に座り、足の間に楽器を挟んで固定し、右手を持って弦を擦り左手で弦を押さえて音程を変える。楽器が大きいため、ヴァイオリンヴィオラしてを押さえる間隔も広く、半音に相当するの間隔は2cm程。椅子いと演奏に大きく支障をきたす。

演奏に際しては、楽器の一番下の部分からエンドピンと呼ばれる棒を20cm程出して床に差し、支えとする。演奏に際して行うことの出来る操作はヴァイオリンヴィオラと同じであり、右手に持ったで弦を擦ることのほかに、右手左手で弦を弾いたり、の木の部分で弦をいたりすることもある。弾くことを「ピチカート」といい、くことを「コルレーニョ」という。

前述のようにフレットいので、音程段階である。印はい。初心者が習い始めるときは、しばしば、押さえる位置に印をつける。音程を正しく取るためには、手やの位置を覚えつつに正しい音程を覚えさせる必要がある。

楽曲

ヴァイオリンのような高音域が苦手なため、管弦楽では立たない傾向がある。概して「下から支える」と評されることが多い。しかし、その音色が素敵であることは確かであり、アントーニン・ドヴォルザークカミーユサンサーンスやヨーゼフ・ハイドン作曲したチェロ協奏曲、J.S.バッハ作曲無伴奏チェロ組曲に代表される独奏曲が有名である。弦楽四重奏でもその魅を発揮する。コントラバスとは違い、吹奏楽には希にしか登場しない。

著名な演奏者

チェロを演奏する人物としては以下のような人物・キャラクターが有名である。

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最終更新:2024/04/24(水) 20:00

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