チョップとは (チョップとは) [単語記事]

チョップ(Chop)とは、「斧・鉈などでたたき切る」を表す英単語である。
転じて、「手刀で叩く」「細かく刻む」「中止にする」などを意味する。

曖昧さ回避

スポーツで、何かを振り下ろしたり、何かに直角の力を加えるような技のこと。
1. 格闘技で、手をまっすぐに伸ばして小指側の側面で相手を叩く技。手刀。
2. テニス・卓球で、ラケットを振り下ろし、ボールに逆回転を加えること。カットともいう。
3. ヨーヨーで、空中のストリングに直角に指を当ててストリングを折り曲げる動き。
4. ボール・クラブなどのトスジャグリングで、奇数個の道具を使用する場合にその中央に向かって道具を振り下ろす動き。
肉の切断法または部位を表す名称。
1. (chopped meatなど受け身で)細切れ肉。
2. 肋骨の周りの肉を骨と並行に切り落とした部位。

本記事では、1-Ⅰについて解説する。

空手・プロレスなどで用いる。ボクシングではグローブ側面で相手を攻撃する行為を指し、反則。

元祖である力道山の「空手チョップ」やジャイアント馬場の「脳天唐竹割り」をはじめとする多くのプロレスラーの技として知られている。海外では、アジア系のレスラーが「ジュードー・チョップ」と称して使っていた。

日本では、チョップは感謝または謝罪を意味するジェスチャーである。
「手刀を切る」「片手拝み」などと呼ばれる。

相撲では、力士が懸賞金を受け取る際、感謝の印として3回チョップを行う。

日本では一般的な表現だが、海外では人混みをよけて進むときに何度もチョップをする日本人が奇異に映ることがあるため、日本をテーマとするフォーラムなどで頻繁に話題になる。