テッカグヤとは (テッカグヤとは) [単語記事]

※※注意※※
この記事は、ポケットモンスターサン・ムーンに関するネタバレがあります。
閲覧は自己責任でお願いします。

テッカグヤとは、ポケットモンスターに登場するNo.797のポケモンである。初登場はサン・ムーン。

基礎データ
名前	テッカグヤ	タイプ	はがねひこう
英語名	Celesteela	高さ	9.2m
分類	うちあげ	重さ	999.9kg
全国図鑑	#797	特性	ビーストブースト
ジョウト	#―	特性	―
ホウエン	#―	隠れ特性	―
シンオウ	#―	グループ	タマゴ未発見
イッシュ	#―	孵化歩数	30720歩
カロス	#―	性別比率	性別不明
アローラ	#297 (SM) #397 (USUM)	性別比率	―
世代	第七世代	努力値	攻撃+1、防御+1、特攻+1
進化	進化しない

←デンジュモク　｜　カミツルギ→

No.797	テッカグヤうちあげポケモンたかさ　　9.2m おもさ　999.9kg はがねタイプひこうタイプ

UBの　いっしゅ。　2ほんの　うでからガスを　ふきだし　もりを　やきはらうすがたが　かくにん　されている。

種族値　合計570
H P	攻撃	防御	特攻	特防	素早
97	101	103	107	101	61

図鑑説明

ポケットモンスターサン: ウルトラホールから　あらわれた。　こうそくで　そらを　とぶ　すがたが　もくげき　された　ウルトラビースト。
ポケットモンスタームーン: UBの　いっしゅ。　2ほんの　うでから　ガスを　ふきだし　もりを　やきはらう　すがたが　かくにん　されている。
ポケットモンスターウルトラサン: きけんな　UBの　いっしゅ。　きょだいな　りょううでから　たかい　エネルギーはんのうを　けんしゅつ。
ポケットモンスターウルトラムーン: このせかいでは　いしつで　きけんだが　ほんらい　すんでいる　せかいでは　ふつうに　みかける　せいぶつらしい。

概要

サン・ムーン発売日と同時公開されたウルトラビースト。コードネームは「UB04 BLASTER」。ムーン版にのみ登場し、関連イベントで2体入手可能。
正式名称の由来は鉄+かぐや姫と思われる。
モチーフとなっていると思われるものが非常に多く、三味線や琵琶を思わせる頭部に筍の表面に近い模様の十二単をまとっている竹籠のような胴体と門松の如く連なる両腕、体の下部と両腕の末端には竹の根に似たロケットエンジンの噴射口も付いている。おおまかにロケット＋竹に関連する物であろうか。
また、攻撃時に鹿威しのように腕を使う動作もある。ここまでてんこ盛りなのに見事に調和が取れているのもまた不思議である。
- かぐや姫の原題である「竹取物語」の冒頭に「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。」と言う一文があり、意訳すると「昔居た竹取の翁という人は、野山に入って取ってきた竹を色々な事に使った」となる。テッカグヤのモチーフとなった竹に関連するものがここまで多いのはこの一文が元ネタと思われる。モチーフが多いという事すらモチーフの一部だった。
竹モチーフなので草タイプ…と見せかけて、実際のタイプはエアームド以来となる鋼・飛行。ただし飛行技は「エアスラッシュ」と「アクロバット」くらいしかなく、むしろ草技のほうが豊富だったりする。草タイプでないにもかかわらずやどりぎのタネや「ねをはる」を覚えたり、サブウェポンとして優秀な地面・炎技も使えるなど、その汎用性はUBの中でも群を抜く。対戦では相性保管に優れたガブリアスと組むことが多い。
全高9.2mというUBの中でも頭一つ抜けた巨体に加え、体重はゲンシグラードンを抜きコスモウムと並ぶポケモン最重の999.9㎏。名実ともにヘビーボンバーを最も有効活用できるポケモンであり、体重200㎏未満のポケモン全般に威力 120のダメージを与えられる。
種族値の偏りが激しい他のUBと違って素早さ以外は平坦なバランス型で、エムリットの素早さを削ってHPに回したような配分になっている。その為ビーストブーストで上昇させる能力の選択肢が多い…というか特攻を少し落とせば素早さにもブーストをかけることが可能であり、敵からすればどの能力が上がるかわからないというプレッシャーにもつながる。
どの能力にもブーストが可能という点や技の豊富さから構築できる型は多岐にわたり、器用貧乏どころか器用万能といっても差し支えない。が、その需要の高さに反してムーン限定かつ2体しか手に入らないため、GTSでは非常に人気であった。人気過ぎてGTSでテッカグヤを集め続ける竹取の翁トレーナー改めトレーダーもちらほら居る模様。マイナーチェンジ版のウルトラムーンでは無限に手に入るようになったため、GTSでの需要過多も落ち着きつつある。