ハジケリスト

ハジケリストとは、言葉で表現できるほど安っぽいもんじゃねえものである。

※※注意※※ この記事には、意味不明な内容が含まれています。 ちゃんと説明できる人は存在しないので、理解するのではなく、感じるのです…

「概要」と書いてミーニングと読ませたい

週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「ボボボーボ・ボーボボ」には、ハジケリストと呼ばれる人物が数多く登場する。

その言動と行動は風邪ひいた時に見る夢のように理解不能であり、その意味不明さはツッコミ役のビュティがいなければ商業作品として成立するか怪しいレベルに達している。

ボボボーボ・ボーボボのストーリーはハジケリスト達によるハイテンションなボケの応酬によって成立しており、大真面目に話のあらすじを書くと怪文書が完成する。

ハジケリストとは何か、という点については諸説あり、作中人物には以下のように解説されている。
・人生をかけてハジけまくってるバカ達（by 柊）
・牛肉の部位のひとつ（by 首領パッチ）
・カップ焼きそばのかやくの一種（by ところ天の助）
・言葉で表現できるほど安っぽいもんじゃねえもの（by ボーボボ）

……結局のところ、ハジケリストの真髄は常人には到底理解不能なものであり、それを踏まえるとボーボボの言葉が最も適当であるといえる。

そして時は2021年。連載開始から20周年を迎えた令和の時代になって、我々のいる現実世界でハジケリストが活動していることが明らかとなった。

著名なハジケリストたち（敬称略）

農林水産省の広報スタッフ

この記事が作られるきっかけとなったハジケリスト。

全ては6/10日、ところてんの日に投稿された以下のツイートから始まった。

ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/maff_japan/status/1402902018977525767

「ところてんを盛り上げる(国産の水産加工物をPRする)ツイートを作ってくれないか」と依頼されたスタッフが「僕らの世代でところてんと言ったらアレですよね」と、ところ天の助の持つ”ぬのハンカチ”を彷彿とさせる画像を掲載。しかも天の助の嫌いな”ね”をわざわざ紛れ込ませるというガチっぷりである。

日本政府の中にハジケリストがいるという事実に多くのボーボボ読者は戦慄したのであった…

なお、このつぶやきはスタッフの暴走などではなく、しっかりファクトチェック等の各種チェックを突破した後、広報室長にA4用紙2枚を使って「プルプル真拳奥義」説明し、正式に許可を得て投稿されたものである。説明する方もOK出す方もどういうことなの…

詳細は農林水産省公式YouTubeチャンネル「BUZZ MAFF」の説明動画を参照。

グランブルーファンタジーのスタッフ

2021年のエイプリルフールイベントでボーボボとのコラボイベントを開催。

1年間エイプリルフールを宣言する、容赦なくオイラ（ビィ君）をしばき倒すといったハジケリストでなければ作れないやりたい放題のシナリオを展開。

極めつけにあの亀ラップの令和新録版をねじ込んでおり、尋常じゃない気合いの入りようであった。

ゴールデンボンバー

2019年末、ミュージックステーションでテレビ朝日のアニメキャラとコラボする事を放送前に明かしていた。

多くの視聴者がドラえもんやクレヨンしんちゃん、もしくはプリキュアかと予想していたところで、満を持してボーボボが登場。

放送終了から10年以上も経ったアニメのキャラという予想不可能なチョイスに視聴者は度肝を抜かれたのだった…

ボボボーボ・ボーボボの登場人物

ボーボボ、首領パッチ、ところ天の助をはじめ、数多くのハジケリストが登場する。
彼らはその場の勢いで変身したり合体したり、敵を殴ったり味方を殴ったりと、作中を通して読者を置いてけぼりにしながら大暴れし続けたのである。

彼らの行動は理解も説明もできないものであったが、決して消えない思い出となって読者に刻まれていたのである。

ただしつけもの、テメーはダメだ

ハジケリストに関わるもの

聖鼻毛領域（ボーボボ・ワールド）

主人公ボーボボが使用する、魂の解放を可能にする「鼻毛空間」という領域を作り出す奥義。
この空間にいる人物は魂を解放することで精神の奥に眠る真の力を使えるようになるが、逆に魂を解放させないと精神が崩壊し死ぬことになる。

言い換えるなら、ハジケリスト達はやりたい放題大暴れできるようになって、ハジケられない奴は死ぬ、ということである。

なお、鼻毛空間に入って即死した者はいない。
それはすなわちすべての生命はハジケリストになれる可能性を持つと言うことができるのではないだろうか。そんなワケ ない

首領パッチエキス

主人公首領パッチのトゲに入っているエキス。
このエキスを注入された者は作中屈指のハジケリストである首領パッチと思考が同じになる。
この効能を聞いたビュティは生涯で一番の恐怖を覚えたという…

作中では槍や檻、天変地異などを呼び出していた敵にこれを食らわせた結果、純情派でっぱ刑事や明太子、目がキラキラしたヤクザ達の通う高校を呼び出すようになった。

ハジケリストの思考とはこういうものである。

関連項目

• ボボボーボ・ボーボボ
• 亀ラップ
• 農林水産省
• ゴールデンボンバー
• グランブルーファンタジー