ポタラとは、鳥山明の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメシリーズなどに登場する道具である。
イヤリング状の外見をしており、2人の人間が融合するために用いる。
また、界王神に代々伝わるものである。
使い方は、融合したい相手と自分の耳にそれぞれポタラを1つずつつける。
このとき、ひとりは右耳、もうひとりは左耳につける。
1度合体すると2度と元には戻れなくなるという欠点があるので、よほどの理由がなければ誰も使いたがらない。
ただし、魔人ブウの体内でなぜか融合が解けてしまった。
効力はフュージョン以上(フュージョンは1人の戦闘力に対して数10倍)であり、公式では「互いの戦闘力×戦闘力」というトンデモない効力になっている。
そのため、もし超サイヤ人状態で合体していた場合、もっと強い超ベジットが誕生していたことになる。
(超サイヤ人状態での合体は、体に負担がかかりすぎて寿命が縮むと老界王神から止められたが。)
実際、カカロットとベジータが合体し、ベジットとなったときは、魔人ブウ(究極悟飯吸収)を赤子扱いするほどのパワーを見せつけた。
ちなみに、合体してから変身などした場合、変身による戦闘力向上率は小さくなるそうである。
長年、漫画・アニメ・ゲームに至るまで上記の通り「通常、合体は永久に解けない」「ブウの体内の空気の影響で合体が解けた」とされていたが、ドラゴンボール超の未来トランクス編で、魔人ブウの体内で合体が融けてしまった理由について「界王神以外の者が行うポタラの合体は1時間しか持続しない」という全く別の説明が界王神ゴワスよりされている。さらにこの状態から超サイヤ人ブルーで最大パワーを発揮したことで、合体に必要なパワーを使い切って融合可能時間が短くなるという、ドラゴンボールGTにおける超サイヤ人4ゴジータとほぼ同じ弱点も露呈した。これによって、通常のポタラの合体はフュージョンの亜種的な位置付けに変化したと言える。
実はこの時間制限設定は先にポタラを使用したザマスのために考えられたものである。ザマスも界王神ではないため時間制限があり、その時間を稼ぐという展開が考えられていたのだという。ただしその展開自体がアニメ版で変更されており、ザマスについての説明は漫画版でしかされなかった。そして時間切れにより説明とは違う奇妙な現象が起きるのだが…
宇宙サバイバル編ではカリフラとケールが合体し、ケフラが誕生した。
ドラゴンボールヒーローズではトランクス:ゼノとベジータ:ゼノが合体したベジークス:ゼノも誕生している。時間制限設定により以前より使いやすくなったと言える。
なおドラゴンボールゼノバース2において、老界王神はこの設定を忘れていたという設定になって原作と辻褄を併せている。
永久に合体することになったキビト界王神についても、ドラゴンボール超の歴史ではドラゴンボールの願いで分離している。
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最終更新:2024/03/29(金) 08:00
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