マークアップ言語(Markup Language)とは、コンピュータで扱われる文書の見た目や構造を定義するための人工言語である。
コンピュータで扱われる文字列は、文字コードと呼ばれる文字とビット列を対応付けるルールに従って保存・解釈される。しかし、通常の文字コードでは、文字の大きさや色などの書式に関する情報や、見出しや段落などの構造を明示的に表現することができない。このような、文字コードのみよって表現されたテキストをプレーンテキストと呼ぶ。プレーンテキストを保存したファイルは、通常拡張子txtを持ち、Windowsのメモ帳をはじめとする多くのテキストエディタで読み書きできる。
しかし、プレーンテキストで見栄え良く一目で構造が理解できる文章を書くのは、特に文章の量が多い場合難しい。そこで、プレーンテキストの中に特定の記法を使って文書の見た目や構造を明示的に指定できるようにしたのがマークアップ言語である。
今日最も広く使われているマークアップ言語の一つが、HTML(Hyper Text Markup Language)である。HTMLでは、<>で囲まれた要素(タグ)によってテキストの一部を階層的に囲むことで、文書の見た目や構造を表現することができる。(最近では文書の見た目はHTMLではなくCSSを用いて表現するべきとはされているが、それはまた別の話。)
Wikiシステムでは、独自のマークアップ言語を用いてWikiのページを記述できるようになっていることが多い。そのような言語は、一般的にHTMLよりも機能が少なく、簡潔に書けるようになっている。
ここでは一部のマークアップ言語での表現例を示す。
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最終更新:2024/04/24(水) 13:00
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