国道36号線とは、北海道札幌市から室蘭市までを結ぶ国道である。
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起点からは札幌駅前通を通る。ここは札幌の中心街となっている通りでもあり、最も賑わう場所でもある。
そしてすすきのの繁華街の途中である南4条より東へ曲がり、そこから月寒通と呼ばれる。
特にここから千歳市の航空自衛隊千歳基地前までは直線ととても緩やかなカーブで構成された4〜6車線道路で、弾丸道路とも呼ばれる。なぜそう呼ばれるようになったのかは、「弾丸のように速く走れるから」「弾丸に使う費用=軍事費により、当時米軍が駐留していた千歳基地へのアクセスとして作られたから」など諸説ある。
札幌市内では通勤や流通の要として混雑するが、近年では豊平区および清田区にてバイパスとなる羊ヶ丘通が併設され、その沿線に新興の住宅街が作られるようになった。
札幌市の賑わいも、北広島ICの入口を過ぎると閑静なものへと変わっていく。近年では大曲や輪厚に住宅街ができたものの、そこを過ぎると緑豊かな道路へと変わる。
再び市街地が現われようかと言うところで南東に曲がり弾丸道路をバイパス。恵み野駅前を通過後、恵庭市街地の東を回り、市街地南側、サッポロビール工場近くで再び弾丸道路に合流する。
市街地を抜けて航空自衛隊千歳基地前で突き当たった所で弾丸道路区間は終わる。そこからは千歳基地新千歳空港に沿うように通っていく。
苫小牧市に入ると、しばらく緑豊かな風景が広がる。その途中にはバードサンクチュアリ、ラムサール条約登録湿地として知られるウトナイ湖がある。
ウトナイ湖を抜けると市街地となり、国道234号線の起点、国道276号線の起点を抜けていく。その先より室蘭街道と呼ばれるようになる。
白老町の中心街は国道36号のやや北に位置しており、さらに少し北に向かったポロト湖の湖畔には、アイヌの文化を伝える博物館・展示施設「ウポポイ」(元:白老ポロトコタン)がある。
そのほか、ポロト湖畔や海岸付近に温泉がある。また、数多くの競走馬を育てていた白老ファーム(旧:社台ファーム)も存在する。
日本屈指の温泉である登別温泉は、国道36号の登別市東端付近から北上することでアクセス可能。この道中には、かつて日光江戸村の系列であった「登別伊達時代村」(ただしニャンまげはこちらでも活躍)や、ヒグマのいる「のぼりべつクマ牧場」もある。 また国道36号の登別市東端付近には水族館「登別マリンパークニクス」がある。
途中で登別室蘭ICへの連絡後を最後に、道央自動車道から分かれる。
東室蘭駅付近で国道37号線と分岐した後、半島の中央を突き抜けるように進み、室蘭市の中心部を抜けて終点となる。
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最終更新:2024/03/30(土) 00:00
最終更新:2024/03/30(土) 00:00
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