憎しみとは、
人間の感情の一つ。人が人を殺す理由は大抵の場合、愛か金かこれである。犯罪行為に至る感情。
ストーリー物において、キャラ付けや物語を進めるのに非常に便利。
自分の中にある負の感情を、他人や世界にぶつける事でなくそうとする。
怒りや嫉妬から生まれる。
憎しみが犯罪行為を生みだすのは、「相手や世間が間違っている」という思考に陥いり、それを解決しようとするからである。
しかし大抵の場合、憎しみによる行動は根本的に解決手段を間違えている。
他人をむやみに傷つけた所で、自分の傷が癒えるわけではない。同じ傷を負って平等になったと思いたいのかもしれないが、相手は自分を傷つけるという考えが互いに残り禍根となる。痛みを知れば悪人は悪をなさなくなるとでも考えているのかもしれないが、痛みを知っているからこそ悪は他者を廃絶しようとする事もある。
罪に罰を与えるのは、憎しみを晴らすためではない。罰は罪人の再教育および、他の犯罪をおかそうとする者たちへの見せしめとしての側面の方が強い。
仇討ちというものがあるが、あれは憎しみからというよりも義務感からきている。
説明したとおり、憎しみは罪を犯す感情であり無い方がいいと言えばそうなのだが、それでも人は憎まざるおえない。
感情は自己表現のほかに、自分を守るためにも存在する。
そのなかでも憎しみは、飲み込み難い苦しみ・受け入れれば自殺や発狂すらあり得る状況、それらの責任を他方に向ける事で自分の精神を守る効果がある。
憎しみからの行動は間違いが多いが、憎しみを抱くのは人としては当然なのである。
「愛と憎しみは似ている」という言葉が様々な作品で出てくるが、喜びや幸福・どれだけあなたが大切か、などの正の感情を伝えたい愛情とは完全に真逆である。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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