文部科学省とは (モンブカガクショウとは) [単語記事]

文部科学省とは、日本政府を構成する「省」のひとつ、日本政府の教育、科学振興を担当する政府組織である。
略称は文科省、英記名はMini stry of Education, Cult ure, Sports, Science and Techno logyでMEXT
教育、技術振興は国家の基本であり、日本国にとってなくてはならない省のひとつである。

記事の正確性を求める方は入省するか、Wikipediaをご参照下さい。

概要

文部科学省とは日本国の政府部門における教育の振興、学術、スポーツ、文化、科学技術の総合的な振興を担当する省である。

省の特性

科学と教育を担当することから、その存在そのものに疑問を呈する日本国民は少ない。

下部組織に当たる国立大学やJAXA、JAMSTEC、および理研などの日々の成果もあり日本国の中央政府機構における科学の光の側面を担当すると見られることが多い。その一方で他の行政機構に言えることだが、その中でも際立って硬直的な組織構造や業務が多く見受けられ、そこから発生する諸問題に対して教育の闇の側面も有しているとも言われる。その際たるものが学閥他教育に関連する諸問題であるが当記事おいては忖度詳細は記述しない。

なお、国立大学病院は大学の下部組織であるためこの省の所管となっている。

予算

平成24年度の一般会計当初予算における所管予算は5兆4127億5300万円。一般予算の総額が90兆3339億円である為、この省の担当する予算は全体の6.0%となっている。
予算確保においては近年は他の省庁に劣後、すなわち遅れをとることが多く、予算消失によって事業が散逸するケースもしばしば見受けられる。その一方で教育と銘打って他の省庁、経済ならば経済産業省、農政ならば農林水産省、医療ならば厚生労働省と共同で予算確保したりする老獪、かつ強かな側面も持ちあわせる。同様に補助金の采配権ほしさにスポーツ振興くじ、通称サッカーくじ（TOTO）の実施を強行したことからもわかるようにきわめて悪辣な明らかに黒い側面も持ち合わせる。

文部科学省は他省庁と違い特別会計をほぼ持っていない。

唯一関連するのが経済産業省、環境省と共同管理するエネルギー対策特別会計であり、電源利用対策として配分を受けている。このように独自の財布を長年もてなかったことがなりふり構わぬサッカーくじ構築へ文部科学省を走らせた遠因のひとつとする人も多い。

特別会計

エネルギー対策特別会計（経済産業省、環境省、文部科学省の共管）

担当業務

教育の振興
学術の振興
スポーツの振興
科学技術の総合的な振興
文化の振興

歴史・その他

文部省

成立は古く明治4年。

主に教育、文化、学術などを担当していた。
戦前は内務省が保持していた小・中・高等学校の監督権を教育委員会委員の任命権取得という形にて戦後会得し総合的な教育部門となった。

大蔵省や文部省のように古くから存在した古参の官庁は、歴史の深さに比例する深い病巣を抱えているといわれる。

科学技術庁

成立は1956年、総理府の外局として成立。
総理府の原子力局と附属機関の科学技術行政協議会事務局、資源調査会事務局を土台に工業技術院からは調査部門、特許庁からは発明奨励部門を移管して作られた。主に科学技術行政全般を担当していた。