白黒テレビ単語

シロクロテレビ

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白黒テレビとは、画面が白黒テレビ放送や受信機のことである。

 ここでは後者について解説する。

概要

日本では、テレビの試験放送はアナログ放送のVHF帯で戦前1939年から、本放送は戦後1953年から始まった。しかし、1960年カラー放送が始まるまで、放送が白黒で、受信機も白黒のものが普及していた。最初期の物は放送局が少なかったため、12チャンネル全て受信できるテレビは少なく、ダイヤルが6チャンネル分しかないようなテレビが多かった。また、トランジスタが普及するまでは真空管を使用していた。後に真空管式のカラーテレビも登場している。UHF放送が始まると、最初からUHFチューナーを搭載したテレビも登場。カラーテレビもあったが、まだ値段が高かった。また、「UHFコンバーター」というVHFチューナーのみのテレビでUHF放送を見るための機械も登場した。

その後、放送がすべてカラーになっても長らく製造されていた白黒テレビだったが、70年代後半のトランジスタ式白黒テレビを最後に製造が終了している。

さらに2011年岩手宮城福島2012年)には地上アナログ放送が終了したため、そのままでは使用できなくなった。

地デジ化

白黒テレビは地デジ化によってそのままでは使用できなくなった。白黒テレビには外部入端子がいため、そのままでは地デジチューナーを繋ぐことはできない。ここでは白黒テレビで地デジを見る方法を紹介する。なお、この方法は外部入端子がカラーテレビにも応用可である。

RFコンバータという機械を使用すれば地デジチューナーを繋ぐことができる。これは、ビデオ信号をアナログ放送と同じ電波に変換できる機械である。つまり、アンテナ端子→地デジチューナーRFコンバーター→テレビアンテナ端子と繋げば地デジを見ることができる。RFコンバーターで出できるのはVHFの1チャンネル2チャンネルで、スイッチで切り替えられるようになっている。どちらのチャンネルにするかは、アナログ放送時代に使われていなかったチャンネルに合わせる。(デジアナ変換などとの混信を避けるため。例えば、東京なら2チャンネル大阪なら1チャンネル)ちなみにどちらも使われていなかった場合も2チャンネルに合わせるのが普通である。なお、RFコンバーター側が同軸ケーブル用端子でテレビ側がフィーダー線用端子の場合は変換アダプターが必要。接続後は地デジ白黒で映り、チャンネル操作はチュ-ナーのリモコンでの操作となる。

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    最終更新:2024/03/29(金) 09:00

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