GODSGARDEN単語

ゴッズガーデン

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GODSGARDEN(ゴッズガーデン)とは、稲葉央明氏、総師範KSK催の格闘ゲーム大会、およびそれを開催する団体の名称である。通称「GODS(ゴッズ)」。

概要

団体としてのGODSGARDENは、総師範KSKの下に集った多種多様なタイトルの強プレイヤーからなる格闘ゲーマー集団である。
独自の大会を運営する傍ら、スピンオフ企画として始まり現在格ゲープレイヤー配信のパイオニアとして認知されるまでに至った「顔TV!」「裏・顔TV!」の配信、グッズ販売、他大会(特にメーカー公式大会)への運営、各メディアゲームタイトルとのタイアップ企画など、ゲームにまつわる様々な企画を積極的に実施している。

GODSGARDENという、いかにも名前を考えたのは総師範…と思いきや、稲葉氏である。
GODSGARDEN開始当初、ウメハラ稲葉氏にこっそりと「が考えたんすか?w」と聞いたが、「です」と稲葉氏が応えると、「ああ、そうっすか…、いい名前っすね」とつぶやき、そのまま黙ってしまったという。
ちなみに総師範KSKが考えていたタイトル案には「東京GODSGARDEN」があったとのこと。

大会としてのGODSGARDENは、ストリートファイターシリーズアークシステムワークスタイトルシリーズ鉄拳シリーズなどの格闘ゲーム、及びその他ゲームの普及、活性化をしてオールナイトで開催されるイベントである。2015年現在、GODSGARDEN #1に始まる正式なナンバリング大会が10回、その他オンライン大会やスピンオフ大会なども数回開催された。
インターネット投票催者推薦、そして当日予選によって選ばれた、全ランキング上位のトッププレイヤー達による大会である。

ユーザーサイド催する大会でありながら、上位入賞者には賞・賞品が授与されるのも大きな特徴である。10万円以上の賞をかけた格ゲーオープン大会として、GODSが日本において初めて実施した。
これまでの最高賞GODSGARDEN Online #2優勝「50万円」。ついでGODSGARDEN #4の優勝「25万円」、#3の「20万円」。
大会優勝額についてはTOPANGAリーグ第2回大会Aリーグ、個人インビテーショナル戦、100万円)、ぶるれぼ(団体戦3on3、メーカー公式大会(地方予選あり)、100万円)にその座を奪われてしまったものの、個人戦オープン大会の優勝額は現在でもGODSが最高記録を保持している。
また、レディース大会や初心者導、各種交流イベントなども同時に開催されており、初心者でも参加できる。

2011年3月開催の「#3」までは採用タイトル格闘ゲームに限定していたが、今後は格闘ゲームに限らず、あらゆるゲームを対とする旨が発表された。もちろん、格闘ゲーム体とすることに変更はないとのこと(2011年5月に配信された「顔TV!」にて総師範KSKが言明した)。
また、2011年10月14日に行われた「顔TV!」において、ドイツプレイヤーKENZO」が「GODSGARDEN Europeexit」の立ち上げを発表した。大会開催が実現すれば、日本格闘ゲーム史上において初めて「日本発祥大会の海外進出」が実現することになる。GODS-EUについてはすでに公式サイトが稼働している。(ただし立った活動はないのが現状。)
内でも、関西地方プレイヤーたちに委託する形で「GODSGARDEN WEST」を立ち上げるという構想があるようだが、詳細は未定の模様。
さらに、2012年9月に開催された「#6」では、大会史上初めて別団体・個人が催を担当し、GODSが協する(いわゆる「ブランド貸し」)という初の形態を採用。タイトルメルティブラッドMelty Blood Actress Again Current Code (ver.1.07))を採用するなど、初めてづくしの大会となった。

大会形式

ダブルエリミネーション形式

トーナメント
FINAL
2名
Winner's FINAL →1名 Loser's FINAL
2名 2名
Loser's5
2名
Winner's2 →2名 Loser's4
4名 4名
Loser's3
4名
Winner's1 →4名 Loser's2
8名 8名
Loser's1
8名
1st STAGE
16名

GODSGARDENは、通常のシングルトーナメント方式とは大きく異なる対戦形式を採用している。

まず、最初の1st STAGEに勝った者はWinner's STAGEトーナメントへ、負けるとLoser's STAGEトーナメントへと進む。その後、Winner's STAGEで勝てばさらに上へ、負ければLoser's STAGEを勝ち上がってきた者との対戦となる。

16名で行われるトーナメントの場合、1st STAGEを勝ち上がった8名がWinner's1へ、負けた8名がLoser's1へと進む。

そしてWinner's1で勝った4名はWinner's2へ、負けた4名は、Loser's1で勝った4名とともにLoser's2へと進み8名で対戦。そこで勝った4名がLoser's3へ進む。

その後も同様に、Winner's2で負けた2名がLoser's3で勝った2名とLoser's4にて合流し4名で対戦、勝った2名がLoser's5で対戦する。

最後にWinner's FINALで負けた1名とLoser's5で勝った1名とがLoser's FINALにて対戦し、勝った者がWinner's FINALの勝者との決勝戦となる。

つまり、一度負けてもLoser's STAGEで負けずに勝ち上がれば決勝戦へと進むことができる、いわゆるダブルエリミネーション形式である。

通常の大会などで多く採用される「シングルエリミネーション」にべて実施する対戦数が純に倍化することから、優勝者決定までに長い時間を要するが、事故や操作ミスなどによる「実が反映しない敗退」の発生を軽減させることができる利点がある。

欧州などの海外大会などでは一般的な対戦形式であり、オールナイトイベントであるGODSGARDENだからこそ実施できる、長期戦トーナメントとなっている。
これまでのところ、大会は午後3時4時ごろから行われ、優勝が決定するのが翌日の午前4時前と、実に12時間以上にも渡る長丁場となるのが通例である。

フォーチュンボックス形式(指名制と拒否権)

全ての対戦は名制(フォーチュンボックス形式)となっており、勝ち上がるごとにくじ引きによる順番で対戦相手を名することになる。
また、名された相手は各ステージごとに一度だけ拒否権を発動することができる。拒否権が発動された場合、名した側の拒否権も失効する。拒否されたプレイヤーは、名順が一番最後に回される。ただし、拒否したプレイヤー名順に変更はない

これは、いわゆる「キャラ差」が顕著なストリートファイターⅣなどの格闘ゲームにおいて、「キャラ差」による有利不利のを軽減するためのものである。

例えば自分にとって有利な相手を名し拒否されてしまうと、自分の拒否権もなくなってしまうので、自分が不利な相手から名されたときに拒否できなくなる。そのため拒否されなさそうな難な相手を選ばざるを得なくなる。

あるいは、不利な相手から名され拒否すると、さらに不利な相手に名された場合に拒否できないため、不用意に拒否権を使うことができない。

そのため、名制でありながら露な「キャラかぶせ」が非常にしにくく、名と拒否の駆け引きも重要になってくる。

この「名制+拒否権あり」の形式を、GODSGARDENでは「変則フォーチュンボックス形式」と呼称している。
日本では「K-1 GRANDPRIX」などでこのフォーチュンボックス制が採用されているが、K-1では名制のみ採用しており、GODSGARDENの形式とは一部が異なる。

なお、このルールのうち「拒否権」については、各大会において運用の試行錯誤が続いている。上記と異なるルール実施については以下の例がある。

#4以降
#3までは名に際しトーナメントきがある場合「待ち」(プレイヤー名せず、に収まってかからの名を待つ)を選択できたが、#4からは待ちを選択できず、いずれかのプレイヤーを必ず名しなければならなくなった。 

人気投票などによる招待制 + 当日予選枠

GODSGARDEN(オフライン大会)では通例だと本戦に16名が出場するが、この16名の選出についても大きな特徴がある。12名の招待、及び4名の当日予選である(#2.5、#5を除く)。

招待枠

まず、16のの内、事前に12名分の招待を決定する。これまで実施された選出方法は以下の通り。

当日予選

残る4名のについては、本戦開催前に実施される「当日予選」にて決定する。通例では

の順で行われる。

※ #4では、1グループから2名が選出された(合計16名にて進出決定戦を実施)。また進出決定戦についても「変則フォーチュンボックス」が採用された(シングルエリミネーション)。また#5では当日予選が「5名」となったため、5つのブロックに別れて予選を行い、各ブロックから2名を選出。勝ち残った10名からフォーチュンボックスを実施した上で進出決定戦を行い、5名を選出した。 

例外

現在判明している開催予定大会

2015年に約1年半ぶりのナンバリング大会となる#10を開催。次回ナンバリング大会の開催は未定

#1

会期:2009年8月7日
会場:阿佐ヶ谷LoftA
タイトル:ストリートファイターIV(無印)
exit
参加者:インターネット投票上位12名の招待プレイヤーに、当日予選を勝ち上がった4名を加えた16名。

優勝マゴ 準優勝うりょ 3位:ウメハラ 4位:あきも

第一回参加者一覧

#2

会期:2010年3月6日
会場:新宿ロフトプラスワン
exit
タイトル:ストリートファイターIV(無印)exit

exit優勝ときど 準優勝うりょ 3位:ミゾテル 4位:ももち(格闘ゲームプレイヤー)

第二回参加者一覧

GODSGARDEN Online

GODSGARDEN Onlineを参照のこと。

#2.5

会期:2010年8月21日 15時開場、17時イベント開始、午前4時イベント終了
会場:阿佐ヶ谷LoftA
exit
タイトルスーパーストリートファイターIV

オープントーナメント優勝ネモ 準優勝あくあ
女性限定トーナメント優勝。 

「2.5」ではこれまでのプレイヤー人気投票は行われず、「Online #2」の出場権(上位4名)を懸けたオープントーナメント、及び女性限定のトーナメントなどが開催された(団体戦は都合により中止)。

オープントーナメント予選リーグ表 http://godsgarden.jp/godsgarden_25/2-5_entry/exit

ネット配信専用ページ http://www.stickam.jp/profile/godsgardenexit …stickam japan提供

CISから賞、及びHORIMSYから賞品が提供される。会・実況がまの油(総合会・決勝トーナメントWinners)、さかもと(予選リーグ・決勝トーナメントLosers)、こくじん女性限定トーナメント)が担当した。

オープントーナメントネモ優勝。準優勝あくあだった。
また女性限定トーナメントは「。」が制した。
#1優勝者のマゴが予選リーグで敗退、#2優勝者のときども決勝トーナメントで敗退するという、まさに大波乱の展開となった。

オープントーナメント決勝進出者

#3 鉄拳×GODSGARDEN

日程:2011年2月5日15時開始、午前5時すぎに終了)
会場:阿佐ヶ谷LoftAexit
タイトル鉄拳6
概要ダブルエリネーション制+フォーチュンボックス制+拒否権を採用。12名の招待+4名の当日予選
大会賞優勝者…20万円+GODS#4「EVO×GODS」招待権+特別称号独尊』2位以下の賞はなし。また参加者に特別称号庭師』を授与。
後援:バンダイナムコゲームス
運営MASTERCUPexit
モニターナナ
実況・総合会:つのきょう(MASTERCUP
配信MC総師範KSK(配信案内など)
解説:はめこ。MASTERCUP) / ジュリミシェのKENMASTERCUP) / やまだマン / なかじま

優勝ペこス 準優勝チョコやん 3位:

#3 招待者・当日予選突破者一覧

GODSGARDENとしては初めてカプコン製タイトル以外を使用する大会。大会の運営に際し、鉄拳シリーズでは最大級のユーザーサイド大会である「MASTERCUPexit」が運営を行った。また、今大会よりナナオから大会モニター提供が行われるようになった。 

優勝は、当日予選を勝ち上がった「ペこス」。準優勝は同じく当日予選勢の「チョコやん」だった。

経緯

8月21日に開催された「#2.5」において総師範KSK稲葉央明の両氏が4gamer.netのインタビュー取材exitに応じ、次回ナンバリング大会である「#3」の開催を予定していることを明かした(当時は2010年11月に開催予定、とされていた)。これにより、当初#3としてアナウンスされていた「EVO×GODS」とは別にGODSGARDENの次回大会が開催されることになった。

また、12月28日開された4gamer.netの特集記事「GODSGARDEN×4gamer 第1弾 「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」稼働記念,ファーストインプレッション座談会exit」において、次回ナンバリング大会の開催を2011年2月に予定していることが表され、さらに1月19日の「裏・顔TV!」にて、次回大会の日程が「2月5日」であることが発表された。

そして1月21日顔TV!、及びGODS・MASTERCUP公式サイトにおいて、以下の概要が発表された。

※ なお、当初20歳未満のため出場しないとされていた「AO」選手は、その後本人の年齢18歳以上(東京都少年育成条例上、権者の承諾+保護者の同伴があれば入場が可年齢)であることから、会場の入場条件をクリアできることが判明したため、招待選手として出場することになった。

EVOLUTION vs. GODSGARDEN(2011年の開催を中止)

会期:2011年5月6日~7日
会場:ウェアハウス川崎店(神奈川・川崎市)exit
使用タイトルスーパーストリートファイターIV鉄拳6マブカプ3(共に庭用)
優勝賞品:EVO2011への招待権、及びラスベガス行きの航空チケット
運営MASTERCUPEVO
催:GODSGARDEN

アメリカ最大級の格ゲー大会「EVO」とのコラボレーション大会。GODSGARDENとしては初の全2日開催となる予定であった。しかし、2011年3月22日にGODSGARDENが公式サイトにて

現在内情勢を踏まえて海外から多くの参加者を迎えることが難しい点と、運営・設備の面でイベントを円滑に進行できるかどうかが社会情勢的に不安定である

ため、中止を決定したと発表した。
また、同日にEVO公式サイトにて「EVO vs GODSGARDENの期限延期(postponed)」をアナウンスした。これについて、GODSGARDENはツイッターからの質問に応じ、

EVO2011につながる今年のEvovsGGは中止で、今後は来年のEVOにつながるイベントに向けて協議するということになっております。

と回答した。今大会の企画そのものが全になくなったわけではなく、来年開催予定の「EVO2012」へむけて開催を再度検討するものと思われる。

経緯

2010年7月9日~11日にアメリカラスベガスで開催された世界最大規模格ゲー大会「Evolution 2010」において、EVO * GODSGARDEN の開催が発表された。
タイトルの通り、この大会は「Evolution」と「GODSGARDEN」のコラボレーションイベントとして開催される。総師範KSKが今年のEVOへ参加したのはこの大会開催のためだったとのこと(総師範KSKツイッターより)。

7月28日YouTubeにてトレーラーが公開exitされ、またEvolutionの公式サイトexitでも同じ動画開された。公式サイトには以下のように記されている。

With the overwhelming response we have received from the fans of Evo, we have decided to push back the date of Evo Japan to Spring 2011. This will ensure all the fans of Evo can join us in the land of the rising sun to test their skills against Japanese players.

々は、ファンからの圧倒的な反により、EVO×GODSGARDENの日程を2011年に延期することを決定しました。これによって、 EVOの全てのファン日本人プレーヤーと腕試しするために、日出ずる……日本へ行けることをより確実にすることができるでしょう。
Evolution公式サイト2010.7.28更新トップページより引用。英訳:alicebooska

8月28日4gamer.netのインタビュー取材exit開された、この取材にて稲葉氏は

コメントした。

12月5日顔TV!にて鉄拳6」部門の運営を「MASTERCUP」開催で知られるまさかり仁氏が担当する予定であることが発表された。これにより、鉄拳6部門の開催がほぼ確定した。

2011年1月、GODSGARDEN #3の開催アナウンス公式サイト上にて行われた際、#3の優勝者に「EVO×GODSへの招待権」が授与されることが明らかになった。またこのアナウンスの際、開催日程が「2011年5月第1週」と明示された。
さらに、1月28日深夜に配信された「顔TV!」にて、稲葉央明が「日程は確定してますよー」と発言。以前よりチャットなどでささやかれていた「EVO×GODS延期説」を明確に否定した。これにより、#4「EVO×GODS」は5月第1週(1日~7日ないし8日)に開催されることが確定した。

2011年2月14日4gamerによるGODSGARDEN #3開催レポートexitの中で稲葉氏、KSK氏、MASTERCUPのまさかり仁氏がインタビューに応じ、開催日程・開催会場を正式に開した。またインタビュー内において、三氏は以下のように応えている。

#4

会期:2011年8月20日 午後5時~翌午前6時
会場:阿佐ヶ谷LoftAexit
使用タイトルスーパーストリートファイターIV アーケードエディション庭用)

1位25万円2位10万円、3位5万円。(賞提供cisDP、はくとくん、園)
賞品:HORIMadCatzから賞品が提供された。また上位入賞者にはGODSGARDEN Online #3への出場権が与えられる。さらに、HORIから視聴者プレゼント、及び講談社から「デーモン」が来場者にプレゼントされた。

催:GODSGARDEN
運営Tokyo Game Night
オフシャルスポンサーMadCatz / HORI
後援:LG (モニター提供) 

大会進行・実況がまの油NSB)・さかもとヨシアール
配信:Ustreamにて1配信を実施。またニコニコ公式生放送にてサイマル配信が行われた(GODS史上初)。 

優勝ふ~ど 準優勝ももち格闘ゲームプレイヤー) 3位:うりょ

本戦出場者一覧

スパIV AE庭版)を使用したナンバリング大会。会場は再び佐ヶLoftAが採用された。

当日予選には大会決勝レベルに出場していてもおかしくないほどの著名選手が大挙してエントリー。また今回は海外からPoongko韓国)、Xian・Tetra(シンガポール)、さらにマレーシアアメリカフランスの選手がエントリーするなど、際色豊かな面子が集結した。
その当日予選ではくも名勝負が立て続けに発生。マゴえいたあくあ金デヴ志郎、冷血非猫舌、ニャン師、FAXギモトら強が予選で敗れるという大波乱の展開となる。また決勝トーナメントでもウメハラハイタニなどの強ベスト4にも残れずに敗退するという展開になり、会場は騒然となった。

大会はEVO2011につづいてふ~どフェイロン)が優勝した。準優勝はももち(ユン)、3位にうりょさくら)が入った。 
大会終了は予定を大幅にえた午前6時半。Ustreamの同時視聴者数が25,000人(GODSGARDEN史上最多)・延べ視聴者数が340,000人を突破、ニコ生公式サイマル放送も延べ視聴者数が210,000人を突破し、全てが「空前絶後」となった大会は、事に終了した。

なお、カプコン公式大会「スパIVAE X 闘劇 夏の陣exit」への招待権が設定されており、満場一致にてうりょ選手がGODSGARDEN招待として推薦された。

経緯

2011年5月20日に配信された「顔TV!」にて、次回ナンバリング大会となる「#4」の開催が発表された。
出場選手の選出方法として#1、#2にて実施された人気投票復活させること、及び上位入賞者にはOnGODS #3への出場権が与えられることも併せて発表されている。使用タイトルは、開催時の時点で発売されている庭用スパIVAEとなった。

5月27日に配信された顔TV!において、以下の発表がなされた。

7月3日、GODSGARDEN公式サイトにて概要が正式に発表された。それによれば

また、上記に記述したとおり「名制+拒否権」の一部が正された他、当日予選についてもルールが一部正されている。

詳しくは公式サイトGODS#4公式ルールexit」を参照のこと。

GODSGARDEN×CAPCOM スパIVAE東西対抗戦

会期:2011年10月21日 22時50分~25時30分
使用タイトルスーパーストリートファイターIVアーケードエディション
対戦形式:5on5+各チームに1名の「ジョーカー」を配置した対抗戦。プレイヤー1名に対し2つのライフを設定

配信:Ustreamにて1配信を実施カプコン公式サイトでも視聴可

実況さかもと
解説ヨシ
特別解説綾野智章カプコン / スパIVAE AP
監督総師範KSK(東軍) / 園(西軍)
催:株式会社カプコン
企画運営:GODSGARDEN 

大会結果:東軍の勝利

出場者一覧(キャラはメイン・サブの順)

GODSGARDENとしては史上初となる、ゲームサプライヤーと共同で開催する企画カプコンとしてもこのような大会の実施は初めてとなる。事実、大会の正式な告知カプコン公式サイトで一番最初に実施されている。
大会には、カプコンスパIVAEアシスタントプロデューサーである綾野智章氏が登場し解説を担当。また出場者による初心者向け講座iPhone / iPadアプリストIV Volt」のデモンストレーション、「ストリートファイター×鉄拳」の最新トレーラー解説などが実施された。 

当日はGODS#4の再来とも言うべきマッチメイクが連発し、参加選手の高いが発揮された大会となった。
対戦は東軍の監督である総師範KSKの采配がことごとく当たり、ふ~どかずのこなどを擁する東軍が終始リードを奪う展開に。相対する西軍は序盤で回避スキルを連続で行使するなどして対抗、RF(格闘ゲームプレイヤー)ハイタニの活躍もあり善戦したが及ばず、東軍が勝利を飾った。

勝利した東軍には、カプコンから非売品グッズの詰め合わせが賞品として授与された。
なお、当日まで開されていなかったジョーカーとして、東軍は生めそ、西軍はももち(格闘ゲームプレイヤー)が登場した。 

ルール概要・経緯

ルール概要

  • 各軍それぞれに5名のプレイヤーと、1名の「ジョーカー」が出場する。ジョーカーについては当日まで非開(監督開の義務はない)。
  • それぞれのプレイヤーは、事前に2つのキャラクターを選択している。各軍内におけるキャラクターの被りは不可。
  • 一般的な団体戦で用いられる「勝ち抜き戦」ではなく、毎試合ごとに両軍の監督が出場者を名する。
  • 選手は、メインサブどちらのキャラクターを使用しても良く、両方を使わなければならない義務もない。
  • 出場選手は2つの「ライフ」(ジョーカーは1つ)を持っており、対戦に敗退するとライフを1つ失う。ライフをすべて失うと、監督はその選手を名することができなくなる。ただし、対戦に勝利した選手も次の2試合の間名ができなくなる(GODS公式サイトでは「待機状態/連戦不能ペナルティ」と呼称)。
  • 試合が引き分けダブルKOなど)になった場合、双方の選手がライフを1つ失う。敗北と同様の扱いになるため、待機状態にはならず次試合への出場は可
  • 監督は全対戦中に特殊スキル「回避」を2回だけ発動できる。回避が発動すると、発動された軍は選手を再度名しなければならず、かつ、回避の対になった選手は当該の試合及び次の試合において名を受けることができない。なお、回避に対して回避を「被せる」こともできる。
  • ジョーカー」を名することで回避スキルそのものの発動を防ぐことができる(つまり、ジョーカーが登場すると、相手はジョーカーに対して「回避」を発動できない)。ただし、ジョーカーが出場している時は自軍も回避を発動できなくなる他、ジョーカーの持つ回避阻止は当該試合のみに限定される(2戦以降相手軍はジョーカーに対して回避を発動できる)。
  • 出場ができなくなる処置の優先順位は、「勝利による連戦不能>回避発動による出場阻止」。なお、状況により残ライフがあるにも関わらず出場できる選手がいなくなった場合、勝利による連戦不能の処置は効となる。
  • どちらかの軍において全ての選手のライフゼロになった時点でその軍の「負け」となり、対戦は終了する。

対戦ごとに名を行い、かつ選手の使用キャラクターが2つに固定されていることや、勝利した選手を2試合名できなくなるというルールから、対戦ごとに発生する相手軍の名に対する「読み」が非常に重要なファクターとなる。また、ジョーカーライフを1しか保有していない(1敗したら出場不可能になる)他、2戦以降はジョーカーを当てられた相手軍が「回避」スキルを発動できるようになるため、ジョーカーの使い所も重要なポイントとなる。

詳細なルールについては、GODS公式サイトのルール説明exitを参照のこと。

経緯

2011年9月23日に配信された「顔TV!」において、次回イベント「東西対抗戦5on5(仮)」の開催が発表された。上記概要の他に発表された事項は以下のとおりである。

その後情報は途絶えていたが、10月13日になってカプコン公式サイトにて大会の詳細が発表され、同時にGODS側でも特設サイトexitオープンルールの詳細が表されている。 

GODSGARDEN × Twitch.TV CLASSIC

会期:2011年11月27日日曜日) 13時
会場:秋葉原クラークスタジオ
使用タイトルスーパーストリートファイターIV アーケードエディション
対戦形式:1on1、ダブルエリミネーション。ただし使用可キャラストIIに登場した12キャラのみ事前申告制)。
優勝5万円、準優勝2万円、3位1万円。また今回は4位~8位にも賞が授与される(総額10万円)。
配信:Twitch.tvを採用(1配信)

催:GODSGARDEN / GODSGARDEN EUROPEexit
協賛:Twitch.tv
賞品提供MadCatz / HORIRazer

企画KENZOGODS-EU) / ごーし(GODSGARDEN)
進行・実況さかもと
解説こくじんヨシヲ・せんとす
配信担当:総師範KSK

優勝ボンちゃん 準優勝はなまる 3位:あくあ

決勝トーナメント進出者

アメリカゲーム専門配信サービスTwitch.tv」の協賛により実現した、コンセプティブな企画
開催にあたり、「ドイツGODS」の実現に向けて奔走していたドイツプレイヤーKENZO」が全面的に参画。欧州版GODSとしてKENZOが立ち上げた「GODSGARDEN EUROPEexit」(以後GODSEU)とGODS本家との共同開催となる。GODS本家からは運営スタッフであるごーし(奴隷企画KENZOと共に担当した。

今大会における最大の特徴として、使用できるキャラクターストリートファイターIIに登場した12キャラクターのみ(リュウケン春麗ガイルブランカエドモンド本田ダルシムザンギエフバルログM.バイソンサガットベガ)という制限がある。一般に強キャラとして知られるユン、ヤン、フェイロンなどが使用できないことから、これまでの大会とは違う展開が予想される。
また使用キャラクター事前に2キャラを申告しなければならず、サブキャラとして申告したキャラは対戦において1本を落としてから初めて使用できる、という制限があるのも大きな特徴。
なお、 予選はブロック制(最大8名×8ブロック)で行われ、本戦に進出するのは8名となる(ダブルエリミネーション)。

大会に先駆けて、アメリカの著名な配信団体・プロチームクロスカウンターcoL.cc)」のGootecksMike Rossが来日し、同大会へ参加することが発表された。両人は顔TV!にも出演を果たしている(Gootecksは2回Rossは初)。
大会エントリーはGODSEUウェブサイトにて実施され、瞬獄ノイローゼMOV、冷血非あくあ、スロプーはなまるき、こくじんボンちゃん板橋ザンギエフヨシヲ、ニャン師、もんだ本田などそうそうたる面々が参加を表明した。
さらに、直前参加勢・当日参加勢としてかずのこ(elive)、猫舌、ハネヤマ、クロダ、Zhiシンガポールクロスカウンターアジア担当)が参加した他、会場には「せんとすカーニバル2」でこくじんと死闘を繰り広げたせんとすが姿を見せ、僅かな時間ながら解説を担当した。

優勝ルーザーズ決勝を勝ち上がったボンちゃんサガット)。準優勝はなまるサガットリュウ)、3位はあくあサガットガイル)だった。
決勝トーナメント1回戦では4対戦全てでサガットが勝ち上がり、上位3名もサガット使いが占めるという、まさしく「サガット祭り」とも言うべき展開となった。また、実況解説などで知られるヨシかずのこを退けて決勝に進出した他、期待されたGooteckscol.cc)、板橋ザンギエフMOVなども予選で敗退するなど、今大会も波乱の展開の連続となった。

#5

会期:2012年1月28日土曜日16時~午前5時(予定)
会場:AKIHABARA85exit東京都千代田区) 
使用タイトルブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド庭用) 
対戦形式:ダブルエリミネーション+変速フォーチュンボックス制
予選・決勝:予選を経た8名による決戦。3名を人気投票で決め、残り5名を当日予選にて選出
など:優勝10万円優勝者にブレイブルー公式大会「ぶるれぼ」の特別招待による出場権が与えられる(3on3)。その他、協賛各社より様々な賞品が授与される。

催:GODSGARDEN
協賛・協アークシステムワークスHORIRazer、MadCatz
会進行・総師範見習いかみちゃん
実況解説A92ぶっぱ

本大会優勝 準優勝 3位:少年
レディートーナメント優勝きずぎさう 

決勝トーナメント進出者

GODSとしては初となる、アークシステムワークスタイトルを使用してのナンバリング大会。アークシステムワークス自身も協の形で参画している。会場は2011年オープンしたクラブAKIHABARA85」。
GODS・総師範KSKニコニコ生放送で長きにわたり実施してきた「裏・顔TV! ブレイブルー配信」の、いわば集大成とも言える大会である。会進行を、裏・顔TV!レギュラー出演者であるかみちゃんが「総師範見習い」の別名で担当した。

会場にはぶっぱレン(格闘ゲームプレイヤー)ソウジ少年、客、ドラゴン紫龍マトイ、ねずなど、ブレイブルーを代表するプレイヤーが集結した他、Kubo電柱ら著名配信者プレイヤーも参戦。また小川(格闘ゲームプレイヤー)も会場に姿を見せた。当日予選は募集上限である40名を過したため予備予選を実施。また併催されたレディートーナメント(8名によるシングルエリミネーション、2試合先取)においても8名のえた出場者が集まったため(9名)、8名に絞るための「0回戦」を実施している。実況を担当したA92・らの活躍や、森利道パチアークシステムワークス)によるファンサービスなどもあり、Ustreamの配信において「7,000名」の同時視聴者数を記録大盛況となった。

大会は予備予選の段階から逆転劇の連続となるなどヒートアップ。決勝トーナメントには実で群を抜くが集結する展開となった。
本大会に先んじて行われたレディートーナメントは、0回戦から勝ち上がった「きずぎさう」選手が優勝した。
本大会決勝は、Winner’s Final少年を破ったタオカカと、Loser's Final少年を退けた客(カルルが進出。Finalは1-1のフルセットまでもつれた上で辛くも客が3本を奪取し、勝負はGrand Finalに委ねられた。最終戦となるGrand Finalは1戦を制したが2戦勝利し、見事優勝を飾った。準優勝は惜しくも敗れた客。3位には少年が入った。

経緯

12月16日顔TV!にて行われた概要発表では、告知企画第1弾として、ブレイブルーシリーズプロデューサーである森利道氏のインタビュー映像開された。

今回は8名による決勝トーナメントとなる。また決勝に進出する8名についても通常と異なる形で選出されることになった。詳細は以下のとおり。

  • 8名のうち3名を人気投票にて選出する。関東関西それぞれ1名と、「Extend」として1名。
  • 残り5名は当日予選にて選出する。

また、12月17日開されたブレイブルー公式動画「ぶるらじW」第6回exit_nicovideo、及びに26日に公開された第7回exit_nicovideoにおいて、同大会の告知が実施された。

#6

会期:2012年9月1日土曜日11時~(予定)
会場:心斎橋JAWSexit大阪府大阪市) 
使用タイトルMelty Blood Actress Again Current Code(ver. 1.07)
:上位入賞者には賞額非開)、及びフランスパンよりフランスパンが授与された。 
対戦形式:ダブルエリミネーション+変速フォーチュンボックス制
予選・決勝:予選を経た8名による決戦。招待3名、人気投票1名、残り4名を当日予選にて選出

催:らんぽ(めるTV
HydraGPGODSGARDEN
進行・実況てつ、もみやま、らんぽ

本大会優勝GO1 準優勝Jアンソン 3位:ラッキースター

決勝トーナメント進出者

GODSとしては初となる、TYPE-MOONエコールタイトルを使用してのナンバリング大会、かつ初の関東以外での開催となる。
今回はGODSとしては初めて「ブランド貸し」の形態での開催となった。大会運営GODSスタッフは携わらず、配信協の形で参画している(稲葉KSK、Goshi)。

会場にはMBAACCにおいて活躍している強が勢いした他、EVO2012ブレイブルー部門準優勝で知られるアメリカの強LoadKnightBB」が人気投票を経て参戦。さらに韓国からシエルCLMelty)が参戦を果たすなど、まさに頂上決戦との名にふさわしい大会となった。

当日は、予選から熱した展開が続出。LoadKnightBBも初戦から大立ち回りを見せるなど、会場を大いに盛り上げた。優勝は招待から勝ち上がったGO1遠野秋葉)。2位に当日予選から勝ち上がったJアンソンが入った。映像配信においてトラブルが続出したものの、最後まで非常に大きな盛り上がりを見せた大会となった。

#7

日時:2012年10月27日(土) 18:00 ~ 28:00
会場佐ヶLoftA
使用タイトルブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド庭用) 
対戦形式:ダブルエリミネーション+変速フォーチュンボックス制
賞品:提供各社により提供された賞品を順位順に選択する「選択制」。
予選・決勝:Summit Of BLAZBLUE予選を経た15名、及び当日予選突破者1名による決戦
催:GODSGARDEN
協賛・協Tokyo Game NightexitSummit Of BLAZBLUE
exit
賞品提供アークシステムワークスHORIMadCatz、Razer
会進行・:かみちゃん / レン(格闘ゲームプレイヤー)
実況解説火九
アシスタント:てくまくまぁや

本大会優勝コナンツバキ) 準優勝マツ(バング) 3位:プロメテライチ
アンリトーナメント優勝ミュー) 準優勝かず銀河プラチナ

決勝トーナメント進出者

GODSとしては2回となる、アークシステムワークスタイトルを使用してのナンバリング大会。
今回GODSはさらに高いハードルを用意してきた。新宿スポラン本館スタッフとして知られる「石田」氏のユーザーサイド大会「Summit of BlazBlue」により、全各地にて予選を開催。また当日予選はわずか「1」。ブレイブルーシリーズの新作「クロノファンタズマ」リリースを控え、まさしく「BBCS個人戦日本一決定戦」とも言える大会となった。

会場には全から熾な予選を勝ち上がってきた猛者が集結。また当日予選には1に対して40名もの参加者が集まるという壮絶な内容となり、ゆめかみ(プラチナ)が決勝トーナメントへ進出した。

決勝トーナメントではハイレベルな戦いが連発。決勝に勝ち上がったのは敗でここまでやってきたコナンツバキ関東)と、そのコナンにウィナーズファイナルで敗れたマツ(バング・関東)。グランドファイナルは1-1からのフルセットまでもつれたが、辛くもコナンが第三試合を制し、優勝を飾った。3位にはプロメテ(ライチ)が入った。

大会では本大会の他に様々なイベントが開催された。初心者ベテラン入り混じった「アンリトーナメント」、急遽ランダムで開催された「5on5」などだが、なんといっても注を浴びたのは「ざつぎょTシャツ争奪漢字クイズ」。レンがお題をどう読むかが正解となるこのクイズレン安定の読み間違い攻撃をヒットし、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。最後は総師範KSKによる「総師範ジャンケン大会」で来場者にプレゼントが送られ、大会は事に終了した。

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