Tポイントとは、カルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)の子会社「Tポイント・ジャパン」が提供していたポイントサービスである。
もともとTポイントは、TSUTAYAのみで利用できるポイントを提携した他の店舗でも獲得できる、という趣旨で始められた。
しかしその後、提携先が増えると共に「Tポイント」として貯められたポイントを、他の提携先でも使える「共通ポイント」としようという動きが出た。提携先の中には、自社のポイント制度を廃止して「Tポイント」に変更するところも現れた。
これは、多くの提携先で使える共通のポイント制度は、顧客の幅広い購買データを集めることにつながり、マーケティングに役立つと見做されたからである。結果、「Tポイント」は日本を代表する共通ポイントサービスとなっていった。
しかし、CCCへ払う手数料負担が重いのか、方針が合わなかったのか、ブックオフのようにTポイントから脱退する企業も現れている。
CCCに続き、2010年には三菱商事系列のロイヤリティマーケティングが同じような趣旨で「Ponta」のポイントサービスを開始し、ライバルとなっている。なお「Ponta」参加企業の一つとであるローソン(三菱商事系列でもある)は、かつて「Tポイント」の参加企業であった。
CCCは2012年6月にYahoo! JAPANと資本・業務提携を行った。2013年春に「Yahoo!ポイント」の「Tポイント」への切り替え、「T-ID」は「Yahoo! JAPAN ID」への統合を実施した。が、後にYahoo! JAPAN擁するZHDはPayPayを立ち上げたためTポイントは脱退している。
→提携先サービス早見表 | TポイントとTカードの総合サイト[T-SITE]
佐賀県武雄市は市図書館をCCCに委託し、貸し出しカードにTポイントカードを導入している。セルフカウンターを利用して図書の貸し出しを行った場合にポイントを付与している。
波紋広げる武雄市図書館のツタヤ委託計画/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報サイト ひびの
なお、岡山県高梁市図書館などもTポイントカードを導入している(ポイントが付与されない施設もある)。
T-SITEにてT-IDを登録することによって、ネット上のTポイント提携サービスを利用する際もTポイントを貯めることが可能。CCCはYahoo! JAPANと提携しており、T-IDはYahoo! JAPAN IDに移行した。
なお、T-IDはTカード番号と生年月日と性別さえ分かればT-SITEからTカード情報(住所、氏名、電話番号)が引き出せる仕様になっているので、Tカード番号をネット上で晒したりするのは非常に危険である。
TSUTAYAのTポイントカードの番号と生年月日があれば、「住所・氏名・電話番号」が引き出せる - NAVER まとめ
2012年8月ごろからCCCが提供を始めたIE用ツールバー。ツールバーで検索を行うとスタンプがたまり、スタンプ2個でTポイントが1ポイント付与される(1ヶ月続けても最大15ポイント)。しかし、
という凄まじい仕様であった。
ネット上の反応を受けてか2012年8月15日に新規のダウンロードを停止。2013年6月の時点で再びダウンロード出来るようになっていたが、2014年9月末でサービスを終了。[2]
Tポイントツールバー - T-SITE
Tポイントツールバー利用規約
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最終更新:2024/04/25(木) 08:00
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