←ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝとは (アリガとは) [単語記事]

←ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝとは、アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」で登場したテンプレであｒ・・・　←ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

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元ネタとなったのは第3話「散華」。
クーデリア・藍那・バーンスタインの身柄とオーリス・ステンジャのグレイズの返還を賭け、決闘を申し込んだクランク・ゼントとそれに応じた三日月・オーガスの戦いの果て。
戦いに敗れたクランクは既に瀕死であり、介錯を頼む。クランクは彼なりに苦悩した結果自らが身を張って少年たちの犠牲を生まないように行動をとったのだろうが、既に命を落としたダンジ・エイレイら仲間たちの犠牲についての謝罪もなく、三日月は終始苛立ちを覚えていたか、あるいは呆れ果てていた。
故に、銃を突きつけた三日月に対しクランクが「ありが・・・」と言いかけた瞬間、最期まで言い切らせず連射。クランクはこの世を去り、後に恩師を喪った部下のアイン・ダルトンは鉄華団に尋常ならざる憎悪を抱くこととなり、執念深く幾度と立ちはだかるのであった。
ちなみに、射殺シーン前後も三日月はアトラ・ミクスタのくれたミサンガを気にしており、クランクの射殺については最早何の感情も持ち合わせていなかった。
クランクは自身が負けた際の子供たちに利になるものを持っていなかったが、クランクの乗っていたグレイズ自身が結果的に決闘によって得た戦利品となり、改修の結果「グレイズ改」として子供たちの立ち上げた組織「鉄華団」の戦力に利用されることとなる。

ちなみに、銃声は3発聞こえたが、カメラワークが途中で引いたため、そのうちの1発分は反響の可能性がある。
マズルフラッシュが3発分確認できたため、3発ちゃんと撃ったという説もある。
まあ、どちらにせよ2発は撃っているわけだが。

問題となったのはクランク二尉との一件だが、第3話ではその前にもう一つ射殺シーンが存在する。
CGS参番組は日ごろから自分達を虐げていた一軍の大人達に対してクーデターを仕掛け、一軍を拘束。しかしなおも見下す姿勢を止めず、横柄な態度で暴言を吐くハエダ・グンネルと抵抗するササイ・ヤンカスを射殺し見せしめとした。この射殺も三日月が行ったものであり、やはり冷淡なものであった。
この時の射殺シーンは2連射。ダブルタップと言い、同一目標に弾を2発撃ちこむ、確実に目標を殺すための技術である。
クランクに3連射（トリプルタップ）していたのならば、単なる確実な射殺以上の何かがあったのだろうか。
参考までに、2期で鉄華団に襲撃をかけていた「夜明けの地平線団」の裏にいたアリウム・ギョウジャンを射殺する際は、クーデリアのことをまるで知ったように言われたためか、或いは三日月が都合上片腕・片目が使えない状況のためか、4連射している。情け無用のクアドラブルタップ。

その後、今度は鉄華団内部で問題が発生。裏切りにより「無音の戦争」で甚大な被害を出したラディーチェ・リロトに対しても銃を抜く三日月。しかし、タカキ・ウノはその三日月を制し、己の手でケジメをつけると宣言。彼の意図を汲んだ三日月は、自身の銃をタカキに託す。
これ幸いと弁明を始めるラディーチェだが、話を全て聞いた上でタカキは銃を手にし、三日月と比較してもゆっくりと、しかし明確に、確実に3連射。名もなき戦争に引導を渡したのだった。←ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝデビューとかけじめチャレンジとか言ってあげないで。

以降鉄華団に楯突く小さな勢力がなかったため、長らく見なくなった展開だが、41話でラフタ・フランクランドがジャスレイ・ドノミコルスの手の者により暗殺されたことで、今までとは逆に鉄華団側が撃たれて苦しい思いを背負うこととなってしまう。この時は拳銃6発を躊躇いなく撃ち込まれている。

苦しみはこれだけでは終わらなかった。終盤も終盤の48話、オルガ・イツカがノブリス・ゴルドンが放った刺客によりライド・マッスを庇う形で蜂の巣にされてしまい、皆で生き残るという「約束」を果たすことなく死亡してしまった。
そして最終話。オルガをみすみす死なせてしまったことへの後悔が年月を経てもなお燻ぶっていたライドの手によって、無用心に一人で便所に入ったノブリスも数年越しの報いを受けることとなる。オルガ殺害はノブリスの部下の独断だからとばっちりの部分もあるんじゃね？とか突っ込んではいけない。

2期の話を総合すると、医学が発展し生きてさえいればどうとでもなりうるモビルスーツ同士の戦闘より、下手をすれば確実性があるとすら言える、『殺し屋による銃殺』という手段がロボットアニメにも関わらず大きく目立つ鉄血の特異性を、良くも悪くも表しているともいえる。

使用ｒ・・・　←ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ニコニコ動画に「鉄血」関連の動画がアップロードされた際、「うぽつ」などといった言葉の代わりに「（うｐ）ありが・・・」というコメントが書き込まれることがある。
そのコメントの後を追うように「←ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ」と射殺音がコメントされ、テンプレと化した。
あるいは大百科などにおいても自己ツッコミの形で、文末を遮るように「ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ」と銃声が付随するパターンもある。